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夏休みが嫌われるなんて

こんばんなまらステ🩵Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

青汁王子と同じ反応になってしまうけれど、なんだろうこれわ😱

これ勿論、キッズドアという団体の見事な戦略ではある。

いまの子ども達がどれだけ困窮しているか、についてどーしたら世にセンセイショナルな衝撃を与えられるのかを考えたとき、これだと思ったのろう。

そして青汁王子も自分も見事に引っ掛かってしまった。

しかしながらこの話、困窮世帯だからどーこーの話ではない。

共働きの家庭にとって子どもの夏休みは悩みのタネなのは事実。

昔は三世帯同居だったり、夏休みの間丸々実家に預けたり、というのが割とスタンダードだったけれど、このようなことができる家庭が減っている。

学童保育はこのあたりカヴァーしているけれど、保育園のようにすべての地域にあるわけでもなければ、大半の家庭をカヴァーできもしない。

保育園とともに学童保育にもメスを入れる政策ができれば、子どもが小学校に入ってもそれまでのキャリアを続ける人が増えることで全国的に世代所得が増え、消費が回って日本経済も復活すると思うよ。

このような状況で、とくに都市部で比較的所得の高い家庭では学習塾の夏期講習に行かせるということが常態化している。

これにプラスして我々旅行業界なり、いろんな団体なりが子ども向けのサマーキャンプ的なものをあれこれ用意していて、こーゆーところに行かせて勉強一色じゃない夏休みを送らせているわけ。

これにプラスしてお盆の前後に家族旅行というのが定番か。

帰省を兼ねる場合も多くて、例えば青森に実家のある東京の家庭が、まっすぐ青森に行かず仙台とか秋田とかを観光しながらみたいなさ。

このへんのことがお金のない家庭にはできない。

それならば夏休みなんかなければいいのに、って発想になってしまう。

恐らくキッズドアはこのような本音を吐露する親をずっと見てきたんだろう。

さて、夏休みをなくせ、減らせというのは小学校においては難しい話。

しかし中高で夏休みの間ずーっと部活をしているような環境なら、いっそのこと無くして通年で授業と部活を均したらどーなんだ、とは思わなくもない。

ここまでの話でわかると思うけど、中高の部活動が休みの間も活動してるのは、それに依存してる家庭のせいでもある。

これはこれで問題だけど、今回は触れないでおく。

というかこれも含めた根本的な解決策は、保育園、学童保育、それに近年部活動の衰退を代替する手段として言われている地域クラブといったものを包括して地域で子どもを育てる枠組みを政策的に行なうことなんだけども、

これ国家プロジェクト級の話になってくるからね。

それの前に民間ベースでできることとなってくると、夏休みの間丸々山村にホームステイをしてもらうとかどーだろうと。

夏休みの間農業をはじめ、バーベキューやら川遊びやらいろんなことを体験してもらう。

参加費用は困窮家庭は無料、そーでなくても往復交通費に毛が生えた程度の廉価にする。

いまはZOOMもあるから、毎晩親とも話せるし、期間中1回は親にも現地に来てもらう。

ではそれにかかる費用を誰がどーやって負担するのかと。

そこはもう関係人口というやつで、子どもがたくさんやってくるというところに意義を見出す企業や大学などに集まってもらうということになる。

子どもを集めたら、大人も集まる。集まる大人が地域で消費する。そーゆーモデルを展開していけばいい。

これは子どもの頃に参加した旅行会社企画のサマーキャンプだったり、自分が幽霊会員しているNPOがやってる離島のサマーキャンプ、あるいは山村留学、北海道厚沢部町を先駆けとした保育園留学なんかを組み合わせたアイディアだけど、

根底には先に述べた夏休みの間実家に預ける形態を現代に生まれ変わらせるにはどーすればいーか、という話。

まずは夏休みを忌み嫌う親が少なくない、ということを社会問題として知っておかなきゃね、ってことかな。

それじゃあバイバイなまらステ🩵厚沢部煮切でしたっ✨

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