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出羽の韋駄天に日印交流の強化を期待していいのか

こんばんナマステ🧡Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

7月に死亡した故安倍晋三第8代会長に代わり、第9代会長に菅義偉前首相が来年1月に就くことが決まった。

森元首相、故安倍元首相、そして菅前首相ということで、なんだか超大物ポストみたいな捉え方もされてる。

もうしばらく空位にしておくのかと思っていたのでちょい意外ではあった。

それと同時にこの人選には違和感もある。

というのはこの人、インドと接点ないじゃん。

首相在任中はコロナ禍で訪印を見送ったまま、その座を降りてしまったわけだけど、ヒラ議員時代から日印交流に熱心だったという話も聞かない。

失礼ながら、南インドでもナーンを食べるって思ってそう。

現在の日印外交の礎を築いた森元首相、日印両国の蜜月関係にまで発展させた故安倍元首相とは差がありすぎるでしょ。

日本にとっての戦後、インドにとっての独立後の日印協会会長は4人しかいない。

第5代一万田尚登会長は日銀総裁を長く務めた人で、大蔵大臣にもなった。

第6代櫻内義雄会長は衆議院議長を務めた大物政治家で日印協会の会長を四半世紀務め上げることになる。

この2人の時代は日印間に政治経済の交流は少なく、戦前/ブリティッシュ=インディア時代から続く文化交流サロンを政財界の大物がお墨付きを出す、という役割だった。

しかしわずか1年の首相在任中に、インド外交を強力に押し進めた森元首相が会長に就き、政治経済的な色を帯び始めることになる。

そうであっても、森・安倍元首相はインドに対して造詣の深い人で、日印協会の会長を務めることに違和感はない。

自分の予想は、安倍会長の死後は当面空位にして森前会長が席を温めておき、 森前会長の腹心かつ日印交流に力を注いできた細田衆議院議長が議長を退任した段階で就くというもの。

ただ、最近細田氏の状況が芳しくなく💦

インドへの強力な進出で知られ、現在日印協会の理事・副会長を務めるスズキの鈴木修会長もいいんじゃないかと思っていた。

政治的なところは森元首相が担っていき、経済交流を深めるという構図。

大隈重信にはじまり、日印協会会長が政治的なポストであるのは仕方のないところだけど、

でもそれだけじゃないインドとのゆかりって欲しいのかなと思うと、菅前首相は違うでしょと思うの。

安倍元首相の政治的な後継者ではあるかもしれないけど、インドとのパイプないでしょ。

ただ、実はインドっぽいキャラではあったりする。

というのは、菅前首相のシンパ議員によるガネーシャの会というグループが実質的に派閥として動いているから。

その由来がなんというか。

義偉の「偉」を韋駄天の「韋」にかけて、韋駄天の元になったヒンドゥー教の神スカンダの兄弟神だからガネーシャなんだと。

つまり俺達は菅前首相を支えるゾウさんなんだと🐘

スカンダもなんとなくスガを連想させたのかもね。

ただ、スカンダと韋駄天は同一ではなく、韋駄天には中国の韋叡という将軍の信仰が習合しているとされる。

スカンダの音訳として違駄天と呼ばれ始め、「違」と「韋」が連なったんだって。

それって義偉と同じなんだな🤣

ってなことでそれをインドとの縁だと思って、しっかりやってほしい。

仕事への取り組みは非常に速いからね。

菅新会長のもとで日印関係がよりスガスガしくなることを祈って。

それじゃあバイバイナマステ🧡暑寒煮切でしたっ✨

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