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まぼろしの八代目

こんばんナマステ❤️Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

正直言葉も出ない。

事件についてはただただ悲しみと憤りを覚え、突然の他界を悼むのみ。

ただ、日印関係のキーパーソンを失ったという点ではここで書かなきゃいけないことがある。

故安倍晋三氏は5月24日に #日印協会 の第8代会長に就任したばかり。

第2代会長は大隈重信、第3代会長は渋沢栄一という非常に歴史ある会で、第7代会長は元内閣総理大臣森喜朗氏が長く務めていた。

森氏の次の会長が安倍氏になることは予想通りで、インド外交を非常に重視していたからね。

ただ、それはもう少し先だという気もしていた。

なぜなら、安倍氏は体調さえ許せばもう一度政権の座に就くことも考えていると噂されるくらい未だ現役政治家として動いていたから。

ゆえにこの交代劇をみたときは、森氏の完全なリタイアと安倍氏の政界引退が近いんだろうなと感じた。

何はともあれ、当面森氏の院政とは思われるものの日印関係のドンの座が移ったということになる。

安倍氏とモディ首相の蜜月関係は有名だけど、政権交代前のシン前首相とも緊密な関係を築いてきただけに、安倍氏の持つインドとのパイプはこれからさらに重要になるはずだった。

そこにぽっかりと兇弾による穴が開いてしまったわけで。

ただ、森氏がまだまだ健在であることは不幸中の幸い。

暫定的に会長に復帰するのかどうかは別にしても、安倍氏の穴を十分過ぎるくらい埋めてくれるはず。

森氏の部下であり、日本インド友好議員連盟の会長も務めていた細田衆議院議長が議長の座を降りたら第9代会長に据えられるんじゃないかな。

安倍氏を失ったことは大きいけれど、少なくても数年先までは日印の政財界におけるパイプには揺るぎがない。

ただ、モディ首相との強固なパイプをはじめ安倍氏が会長だったら出せたカラーが必ずあったはずで、それがガンジス川の底に沈んでしまったのは痛い。

そして。

日印協会は今後も発展していってほしいけど、存在感は相対的に低くならなきゃダメだと思う。

どーいうことかというと、日中関係や日韓関係は政財界だけでなく民間による文化交流がものすごく深いから、政治ではごたついても両国間の相互依存性にほとんど影響出ないでしょ。

でも日印関係はまだまだ政治と大企業同士の交流が大きなウエイトを占めていて、庶民にとっては遠い国同士のまま😓

民間外交をもっともっと推し進めて中国・韓国並みに深い関係を築いていくことがこれからの課題。

そのためにもまずは観光客を増やさなきゃね、って結論に無理矢理持っていかせてもらおうじゃないか。

要人の死は遠い世界の出来事で終わらせちゃダメだということ。

こうやってnote書いたり、Clubhouseで喋ったり、そういうのも日印間の交流を増やすための一環だってことを改めて胸に刻んだ日になった。

んで、この前の月曜に『 #インドの衝撃 ( #インド大学 )』で喋った新感覚レッスン「バーラト=ガウラヴ」の話が録音されていなかった😱

ということで、週明け月曜日22:00から再録やるから、この前のを聴いた人も聴かなかった人も是非聴いてね❣️

それじゃあバイバイナマステ❤️暑寒煮切でしたっ✨

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