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ジャパンレールパス、相変わらずのピンボケ具合

こんばんナマステ💚💚🧡💙💙❤️Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

JRグループとして出しているジャパンレールパスがこのほど改定されるというんだけど、

なんというかやっぱりズレている。

ジャパンレールパスは外国人にしか購入することができない鉄道のフリーパスで、同様のものは世界中に存在する。

日本人に一番有名なのは欧州の鉄道に乗りまくれるユーレイルパスで、ホテル代をケチって毎晩夜行列車で過ごす貧乏旅行者も珍しくないよね。

韓国のKORAILパスや台湾のジョイントパスもお世話になった人は多いだろうと思う。

KORAILパスは現在5日間で21万ウォン、だいたい21,400円くらいなので青春18きっぷよりやや安で、KTXに乗り放題とかなりいい。

ジョイントパスは在来線に5日間、このうちの任意の2日間は高鉄にも乗れて3,600台湾ドル、15,700円くらいだからかなり安い。

これは台湾の在来線特急である自強号に乗れるパスで、自強号に乗れなくていいなら2,800台湾ドル、12,200円まで落ちる。

さて、ジャパンレールパスだけどズレてるなぁ、と感じることが2つある。

ひとつはのぞみ、みずほに乗れないということ。

東海道新幹線で見てみると、のぞみが1時間に4~12本、ひかりが2本、こだまが2~3本。今や大半がのぞみなのに、自由席すら乗ることが許されないでいる。

結果としてひかりが外国人でめちゃ混みということがよくあるんだよね。

また、ひかりは新大阪を跨ぐ列車が1時間に1本の岡山行きだけなので、広島や九州から京都へ行きたい外国人がよく新大阪で右往左往している。

んで、これがどーなったのかというと、追加の切符を買えばのぞみに乗れるって。

なんでそこまでズレてるの💦

ジャパンレールパスでのぞみに乗れない理由はあくまでビジネスマンのための列車だから、という建前をJR東海が振りかざしているからなのだけど、それってのぞみが1時間に1本でそれ以外ほとんどがひかりだった頃の発想だよね。

のぞみの車内には富士山をパシャパシャ撮ったりして、明らかに観光客や帰省客と思われる人たくさんいるじゃないか。

今となっては喫煙室と同様百害あって一利なしだけど、

どうしてもというのなら、のぞみのグリーン車だけ別料金にすればいい。

グリーン車には観光案内のないビジネス雑誌『Wedge』が置かれている。あくまでビジネスパーソンのための座席という位置付けなわけ。

もうひとつは私鉄に乗れないということ。

何も地下鉄に乗せろとは言わない。

だけど、国際空港に乗り入れる京成電車や南海電車など、それから長距離の観光需要を担う近鉄電車や東武電車などに乗せないのは違うんじゃないの。

外国人にとっては、というか本当は日本人にとってもその路線の事業者がどこであるかなんてどーでもいい話じゃん。

富士急など地方の小さい私鉄の場合、インバウンドが生命線になっている例もあるので、絶対に参加させろとはいえないけれど、大手私鉄はジャパンレールパスのコンソーシアムに入ってJRとともにインバウンドを担うべきだと思う。

これは鉄道事業者の問題というよりは、JRと大手私鉄が一緒に何かをやれる枠組みを観光庁やJTBなどがマッチングしていく必要がある。

今は青春18きっぷとか大人の休日倶楽部とかもそうだけど、国鉄時代から続いてるので仕方なく資本関係のないJR各社が重い腰を上げてどーにかしている感じ。

そうじゃなくて、日本に来てくれている外国人がどうすれば喜んでくれるかをもっと真剣に考えようよ。

そうすれば自ずから上記の問題点に気がつくと思うよ。

価格に関しては適正がどこまでなのかなんとも言えないので、ひとまず置いておく。

東海道新幹線にいくら外国人が乗ったって、紙切れがこれまでも3万円弱で売れたことの方が大きかった気はするけど、その一方で例えば名古屋ー高山のひだとか明らかにジャパンレールパス利用者しか乗ってなくて大赤字だろうなという気もするし。

それじゃあバイバイナマステ💚💚🧡💙💙❤️暑寒煮切でしたっ✨




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