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お便りコーナー : 書籍の読み方について

先日購読者の方からお便りをいただきました。私の書籍の読み方についてです。

お便りから抜粋しますと、「どのような視点で向き合っているのか、また具体的に実際の1つの本に対してどういう手順で読んでいるかなど、聞けたら面白いかなと思いました。例えば、仕事などで活用できそうなものをチョイスしないと勿体ない、短期に類似の本を読んで概念を比較することで整理して理解できるようになる。などきょんさんなりのお話をお伺いしたいです」とのことでした。

ということで、今回は私の普段の書籍の読み方について紹介します。

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以前にまとめたもの

2014年に書籍の読み方について当時の自分なりの方法を勉強会で発表しました。これは勉強会でLT時間直前になって登壇することにしてつくった即席のスライドでしたね。前半6ページまでですね。後半は自動テストの会だったので与太話をしました。

p.4 にあるように次ですすめていました。

1. まず目次から内容を予想する。30分くらい。
2. 3日で全部読む。わからないところは飛ば す。言い回しや価値のある部分を知る。
3. マインドマップでわからないことを書く。
4. 次はじっくり全部読む。
5. マインドマップでわかったことを削除する。 わからないことは追加する。 6. 変更量をメトリクスする。

で、このメトリクスとしてわからないところが全然減っていかないなら、それはもっと入門向けをよもうとか、わかるところが増えてきたら引用や参考書籍のうちより概念的なものとかもうすこし難しそうなものをよもうとかの判断につかっていました。

現在の読み方

目次をじっくり読むとか、わかったこととかわからなかったこととかをまとめるみたいなのは相変らずです。いまはマインドマップはつかわずにテキストにしています。ただ、それ以外にもいくつかの工程がふえたり、工夫をするようになったし、読み方の順番が大きく変わりました。

大きくは音声読み上げ、電子での洋書、読書メモ管理という工夫が追加され、また既存のやりかたもふくめてそれぞれの使いどころも変化してきました。

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