マガジンのカバー画像

2021年ヒットまとめ

9
2021年にたくさん買っていただいた記事の詰め合わせです
¥500
運営しているクリエイター

記事一覧

プロダクトマネジメントを読んだ

概要 アジャイル開発をやろうとか、新規事業をたちあげようというマネージャーにはぜひ読んでほしい書籍だなとおもいました。実際に自分が学べた内容もいくつかあって、なんどか読みなおしたりしています。もっとプロダクトマネジメントの書籍がふえるとうれしいなーっていうのがより強固になりました。あと翻訳がよみやすかったです。安定のryuzee訳でした。 読む前の印象サブタイトルからあるように落とし穴を教えてくれる本なのかなぁとはおもっていました。日本語書籍でプロダクトマネジメントに向か

¥100

〇〇は困難です。と言う言葉には気をつけてる話。

ブログ、プレゼンテーション、議論、SNSで物理的な法則を超えての、困難さについての言及は気を付けているという話です。自戒かもしれない。 背景たとえば、犬は人間より細かい作業が苦手というのは、形状から多くの場合に当てはまります。ですが、たとえばとあるメソドロジーや、プラクティス、行為について、限定があまりない状態で困難であるとするのは、少し広すぎないかなと思うことがあります。 アジャイル開発の例でいえば、 ユーザーストーリーはこういった目的のために考案されたもので、このよ

¥100

お便りコーナー : 書籍の読み方について

先日購読者の方からお便りをいただきました。私の書籍の読み方についてです。 お便りから抜粋しますと、「どのような視点で向き合っているのか、また具体的に実際の1つの本に対してどういう手順で読んでいるかなど、聞けたら面白いかなと思いました。例えば、仕事などで活用できそうなものをチョイスしないと勿体ない、短期に類似の本を読んで概念を比較することで整理して理解できるようになる。などきょんさんなりのお話をお伺いしたいです」とのことでした。 ということで、今回は私の普段の書籍の読み方に

¥100

チームであたらしいことを学ぶときはABDをしている

ABDの雑な理解アクティブブックダイアローグの略でABDと言われることが多いですが、基本は集まった人達で、1冊の本を担当分けして並列で読み込み、要約し、それを最後にマージ(並べて)、それぞれの要約を見ながら理解を共有、深めていくというメソッドだと思っています。 オンサイトで行う時は、一冊の本を裁断して分担ごとに読んだり、人数分の本を用意して各自で担当部分を読んだりと言う形をよく聞きます。出版社がゲラを用意してくれるケースも聞いたことがあります。 要約にはA4用紙1枚にまと

¥100

私がOODAループをあまり勧めない理由

2019年頃からOODAループというのを見聞きすることが増えました。いい考えだとは思うのですが、システム開発のコンテキストにおいては私はあまり勧める気になれないです。その話を書きます。 よく見かけるPDCAとの対比OODAがでてくるときにPDCAと対比されるのを何度か見かけました。Plan - Do - Check - Act をフィードバックループとして捉えていくものです。ふるくはデミング博士であったり、日本の品質系のコミュニティ(学会)が関わっていたり、経営学や組織論で

¥100

もし、kyon_mmがプロポーザルをかきなおすなら at 2021-03-17

この3ヶ月ほど、Regional Scrum Gathering Tokyo 2021のプロポーザルリストからいくつかをえらんで、プレゼンテーションをしてもらう機会に恵まれました。 そのなかには、「これはRSGTで聞きたかった!!」と多数の参加者がおもうものもありました。べつにそれがあるべき姿だともおもわないわけですけど、そういう感情がうまれたのは事実でした。そうしていくつかはプロポーザルでもうすこしつたえられたらよかったのではないのか?という意見があるものも、この数ヶ月で

¥100

ファシリテーションではなくデザインで立ち向かう at 2020-03-31

ミーティングがうまくいかないということは自身もたくさんあったし、いろんな人からも聞くことがあるのですが、こういうときに、コーチングだったり、ファシリテーションだったりスキルについて聞くことがあります。 それらの勉強をすこしずつはじめてはいるのですが、なにかこういったところ以外のがんばりのほうも大切だなとかんじています。それはもっと事前にできる場のデザインです。 コミュニティや仕事で失敗と成功をくりかえしてきて、そのうえでアレグザンダーの勉強をしてきたのもあって、言語化でき

¥100

アジャイルをやっている人達はどうやって変わっていくのかを考えている

アジャイルコーチという立場で考えると、アジャイルを活用したい人達への支援を仕事としていますが、私の興味はアジャイルにとどまらないです。そのなかで最近ではアジャイルの次を考えることもふえてきました。 アジャイルの次についてはまた別の記事で。 今回はアジャイルの次を見据えながらコーチとして気をつけていることをすこし紹介します。 20分程の動画になります。 URLは↓から

¥100

タフクエスチョン生成と思考停止チェック

背景自分があるものごとにたいして盲目的になっていないかを簡単にチェックできるといいとおもいつつも、なかなかできていません。年齢をかさねるほど難しくなるなーというのを実感しています。タフクエスチョンをなげかけられることが少なくなるというかんじです。自分が不得意な領域ではそういった対話はうまれるのですが、得意な領域においてタフクエスチョンを投げてくれる存在というのはなかなかいません。 そんななかでも、自分なりにタフクエスチョンにちかいものは生成したり、それにたいする回答でこうい

¥100