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アジャイルコーチによるアジャイル殺し

TAKAKING22の「It dependsからの脱却するスクラム」を聴いて「アジャイルコーチがアジャイルを壊してしまうのではないか」ということに気付いて、自分の襟を正そうとおもったという話です。TAKAKING22くんの発表がアジャイルを壊しにいっているとかではなくて、自分がアジャイルコーチについて考えるよいキッカケをもらったくらいの感じです。


スクラムフェス札幌

気付きの元になったのはスクラムフェス札幌 #scrumsapporo 2020 というイベントです。

そしてその中でTAKAKING22くんが「It dependsからの脱却するスクラム」というタイトルで発表をしていました。

このプレゼン自体はわかりやすくまとめられていて、スクラムチームの苦労や実践そしてよくみる勉強の構造が表現されています。とくに p73の「It dependsの正体」がわかりやすいかもしれません。

基本的にはTAKAKING22くんがいろんなところで講演していてうける質問とか、現場の相談をベースにしているのかなぁという想像をはたらかせながらきいていました。自分としては納得度の高いプレゼンで当日もたのしく聞けていました。

キッカケ

ただその一方で「これはいけないのではないか」と感じるところがいくつかあり、そこから「アジャイルコーチがアジャイルを壊している」のではないのかとおもった部分がありました。キッカケとなったのは、まさにこのIt dependsの正体周辺のスライドです。

このようにTAKAKING22くんは「学習と経験によって実装を洗練させていこう」といった趣旨を伝えているとおもいます。私はこの方針が好きだし、自分がチームに所属しながらコーチをしているというのもこういったことを続けていきたいというのが1つの因子としてあります。

ですが、アジャイルコーチというのはこういったチーム、コミュニティ、エコシステムを壊してしまうのではないのか、アジャイル殺しになっているのではないのかとおもいました。

アジャイルにおける関係性

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