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モノの間(もののま)

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建物や、地域、カタチあるものと、私の間のストーリー。
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時には、捨てることも大切

時には、捨てることも大切

「かっこいい」そんな風に憧れるアイドルは
誰にでもいるはず。

私は、中学生の時から、大好きなアーティストがいた。
しかし、大学に入り、様々な経験を経て、「消費者としてのファン」を卒業した。

アーティストのCDを買う時、
ライブでグッズを買う時、
ライブで憧れの人と同じ空間にいる時、
そのワクワクは
日常になく、特別だ。

けれど、ある時、ある人にこう問われた。
「それ、一生使うの?」と。
その

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民主主義をこの手で作りはじめた話

民主主義をこの手で作りはじめた話

最近、友達とK-commu(けい・こみゅ)という活動をはじめた。

主には大学と学生を懸け橋のような活動だと思っている。毎日のように、頼もしい仲間がサイトの更新をしてくれて今は

1、私たちの想い(K-commuを運営する私たちが考えていること)

2、大学と大学がある草薙の地域の情報

3、学生相談窓口(部活やサークルで新入生の相談にのる団体をまとめている)

4、在学生へのメッセージ(教職員の

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建物が語ること

建物が語ること

建物に興味を持ち始めたのは、留学の時だと思う。
イギリスに滞在していた時に、建物の外側に必ず四桁の数字が付けられていた。
1918 1967
このような数字が書かれていて、ホストマザーに、これ何?と聞いたことを覚えている。
マザーは「これはこの建物が建った年だよ」と教えてくれた。

ああ、そうか。この建物は、この時代からここにいて、この地域を見てきたんだ。
と、急に建物がこの地域を物語る

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ヒカリもカゲも

ヒカリもカゲも

富山を訪れた時に、富山ガラス美術館に行った。その時にタイトル写真を撮影した。

ガラスの影。
私はこの影から、いろいろなストーリーを考えることがある。

真ん中のこの部分。

人が2人いるように見える。
左側は女性で、お団子縛りをしている。
右側は背もたれが頭の上まであるイスに座っている。
そして、女性と男性が何か話している。

あなたなら、この2人がどんな話をしていると
想像しますか?

モノを

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