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ジーナ式で寝ない赤ちゃんを寝る赤ちゃんに~Not!泣かせるねんトレ~

はじめに!


ジーナ式 ねんねトレーニング
イギリスのカリスマベビーシッター ジーナ・フォードさんが提唱している、赤ちゃんを毎日決まったスケジュールで生活することにより
夜間ぐっすり長時間ねんねしてくれるというスリープトレーニングです!
生後1ヵ月のとき息子は日中ほとんど昼寝せず、夜間は2時間ごとに起きるいわゆる寝ない赤ちゃんでした
Google検索で辿り着いた「ジーナ式」
生後1ヵ月半から実践し
3ヵ月には8時間、7ヵ月には12時間ぶっ通しで寝てくれるようになりました
夜泣きなし、寝かしつけも一切なしです
前回の記事と被り気味ですが今回は少し詳しく書きたいとおもいます。

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ねんトレとは?

英語ではスリープトレーニングといいます
方法は色々ありますが目的は
赤ちゃん自身に一人で眠る力をつけてもらうこと
ジーナ式では赤ちゃんの月齢に合ったスケジュールで1日を過ごし
就寝のタイミングで赤ちゃんがちょうど眠くなっているので一人で寝てもらう練習をするのにベストな条件になるんです

スケジュールとは?

ジーナ式には赤ちゃんの月齢によって1歳までに9つのスケジュールに分かれています
例えば8-12週目のスケジュールはこんなかんじ

7:00 授乳
9:00〜9:45 朝寝 (45分間
10:45 授乳
12:00〜14:15 昼寝 (2時間
14:00〜14:15 授乳
16:15〜16:30 湯冷まし
16:45〜17:00 夕寝 (15分
17:00 授乳(半量
18:00〜 入浴
18:15 授乳 (半量
19:00~ 就寝
22:00〜22:30 授乳

赤ちゃんをスケジュール通りに寝かせたり起こしたり、授乳したりするなんて初めて聞いた方は信じられないと思います
実際私がそうでしたので,,,,夕寝?15分!?はっ!?と思っていました

ねんトレ≠ギャン泣き放置

ねんトレ=泣いている赤ちゃん放置するというイメージがあるかもしれませんが、全く違います!
ジーナ式では寝かしつけるときに赤ちゃんを泣かせるってことはしません
本の中に疲れすぎた赤ちゃんは泣かないと眠ることができないという表現はありますが疲れすぎる前に寝かせろということです
ジーナ式はお腹が空いた、眠いなどの赤ちゃんの要求を先回りして満たしてあげる育児法なんです

ジーナ式のメリット

実際にうちの息子はジーナ式が安定してから泣くことがほとんどなく
友達にもよく笑う子だね、全然泣かないねとびっくりされます
初めての育児って赤ちゃんが泣いていると
お腹空いたのかな?おむつ濡れてるのかな?眠いのかな?つまんないのかな?と決断と対応の繰り返しですが
ジーナ式スケジュールを実践していると自分で判断しなきゃいけない場面がぐっと減ります
あっもうねんねの時間だ!次は授乳の時間だ!などやるべきことがきまっているので育児がすごく楽に感じました
不意に泣いたとしても、お昼寝の時間にはまだ早いしミルクも飲んだばっかり、あっ退屈なのか!おもちゃで遊んであげよう!と泣いている理由が探りやすくなります

NGな寝かしつけで眠りを妨げている

一人で眠る力をつけてもらうのに重要なのが寝かしつけの方法です!
ジーナ式ではいくつかルールがあり大切なのが
完全に寝入る前にベッドに置くことです 
当然最初は難しい!
けどなぜこれが大切なのかというと
睡眠って周期的に眠りが浅くなるタイミングがあり、赤ちゃんは大人よりもこのサイクルが短い!
低月齢の赤ちゃんだと30-40分程度です。
抱っこや添い乳で寝ている赤ちゃんはこの眠りが浅くなったタイミングで入眠時と同じ状況じゃないことに気が付くと泣いて起きてしまいます
これが赤ちゃんが長時間寝れない理由の一つ

一人で眠れるようになれば、眠りが浅くなっても起きにくくなり、一度起きてしまっても眠かったらまた自分で眠りに戻ります!

じゃあどういう寝かしつけがいいの?


スケジュールを実践して眠るのにベストな状況が整ったら一人で眠れるようトレーニングしていきましょう
最初からベッドに置いて、はい寝てください!じゃ当然眠ることはできないので徐々に取り組んでいきます
第一段階としては完全に寝入る際はベッドの上でを目標に
授乳や抱っこしてうとうとしている状態でベッドに置きます、泣きそうだったらすかさずトントンして入眠をお手伝いしてあげます
トントンは胸とかお腹とか、その子によって好みがあるかもしれません
今まで抱っこで寝かせていた赤ちゃんは置いたら泣いてしまうと思いますが、そしたらまた抱き上げて一旦落ち着かせ、うとうとしたらベッドに置くを繰り返します
赤ちゃんと自分の調子の良いときに少しずつベッドに置いた状態で寝入るという経験を増やしていってください

第二段階起きている状態でベッドに置いて眠れるようになる
こちらももちろんお手伝いしながら!
トントンしてあげる→手を置く、手をつなぐ→隣にいる→部屋にいる
とお手伝いを徐々に減らしていき最終的に一人で眠れるようにしていきます

しかし完全なセルフねんねまでは気力と労力とけっこう大変でした
実際トントンねんねできるようになれば格段と楽にはなるので、まずは授乳・抱っこで寝かしつけることをやめましょう
ジーナ式を続けていると、あっこれ寝るなっていうのがわかってきます、そこまできたら完全なセルフねんねにトライでいいと思います

あとジーナ式からは外れますが同じ布団で寝ているって方は添い寝するだけで手伝わないがいいと思います(もちろん寝いてたら抱っこ・トントンして落ち着かせて)
これも一人で寝入るの経験を積めば勝手に寝るようになるので。
ただ、ハイハイが始まると部屋の中動き回ったり、分離不安がでてくるとママやパパがいないと寝れないにつながってくるのであまりおススメしません
どうしてもベビーベッド置けないってかたは、赤ちゃんの布団をベビーサークルで囲うか、蚊帳を設置するといいよ

赤ちゃんの活動限界について


ジーナ式は便宜上、月齢によってスケジュールが分かれていますが、その子に合ったスケジュールで過ごすというのがとても大切なこと
赤ちゃんには起きていられる活動限界があります(活動時間ともいう)
そして私たちが思っているより赤ちゃんの活動時間って短いです


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愛波 文さん著書『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』出典

活動時間を目安にジーナ式もスケジュールを調整していきます
ジーナ本では赤ちゃんをよく観察して~眠そうにしたら~眠そうに見えなくても(←!?)寝室に行って寝かしつけをしてくださいという
かなりざっくりとした説明しかないのですが
この活動時間を知っているとスケジュールの調整に役立ちます!
ジーナ式をやっていなくても活動時間を意識するだけでかなり寝かしつけが楽になると思いますのでお試しください!!

ジーナ式の根幹!哺乳量(ミルク量)について

夜間の長時間ねんねに超大切なのが
日中に1日の必要なミルクを全て飲ませるということ
これによって夜間にお腹を空かせて泣くことが防げるのです。
ちなみに必要量は4ヵ月未満の赤ちゃんで体重454gあたり70ml、
例えば、体重が4.4㎏の赤ちゃんであれば700ml必要ということになります。
この必要量飲ませるというのがすごく大変でジーナ式スケジュールというのはこれのために組まれたものといっても過言ではありません(笑)
完全にお腹を空かせる前に授乳をするとあまり飲まないし、疲れているときに授乳するとしっかり飲めないからです。
ちなみに母乳だと測れないですがスケジュールの詳細にしっかり授乳時間の指示があるので大丈夫

最後に

日本では馴染みのない育児法なので合う合わないは絶対あります
ただそれは赤ちゃんにというよりお母さんに、、、
でもこの記事を読んで興味を持ってくれるかたがいれば嬉しいな
今後は実践している方向けに記事を書いていきます。
あと本格的に始めるなら本は絶対読んでください
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