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panya
2022年3月18日 00:24
〇ここは、エッヒミッヒ森の奥の奥。ぺルータ峠からクルーオッシュの岩山を向きながら1000歩。大きなリンゴのなる木を左手に曲がって500歩。太陽の沈む方向に向かって200歩。二本のナシの木がレオナート村の入り口です。小さなライオンの子:「やあ、オオカミさん。」オオカミ:「やあ、小さなライオンの子。」小さなライオンの子:「昨日は滝のような雨でしたね。」オオカミ:「そうさ酷い雨だ
2022年3月18日 00:29
オオカミの娘「ココにも、もうじき大きな冬がくるわ。もしかしたら誰も目覚めることはないかも」キツネの青年「うん、だけど不思議と落ち着いてるんだ。きっと、とおい昔にも同じようなことがあったんだ」オオカミの娘「はあ・・・ふふっ。キツネさん、あなたってむつかしいことが好きなんだから」キツネの青年「複雑ぶるのが好きなんだ」オオカミの娘「100年後も1000年後も、きっとお元気でいてね」キ