眠らない街なんて不健全に決まってる

昨日はとあるスーパー銭湯宴会に参加した。
お昼から集合し20時過ぎまで続く宴会だ。
その間好きにお風呂に入ってもいいし、寝ていてもいいし、自由行動。

ビンゴ大会などもあり大いに楽しんだ。

真昼間から酒を飲み料理をつまんで温泉につかる。
仕上げにオイルマッサージを受けさせてもらったし、ビンゴ大会では大賞を頂いた。

解散したのは夜20時、当然大多数のメンバーが飲み足りなかった。
そのままみんなで大移動の末、いつもの店にたどり着いて飲めや歌えやの大騒ぎであった。
23時過ぎにはパスタやピザを平らげずっとお菓子をつまみと正月でも来たのかという景気の良さだったと思う。
(本当かどうかは分からないがその一日で50万くらい動いているらしい)

今日は普通に黒い日で仕事だったし休む訳にも行かなかったので自分の日頃のその場しのぎ仕事を呪いながら出勤した訳だけれども眠いしとんでもなくいつもの3倍くらい頑張った。
ここには成果はついてこないんだけど。

そこそこに仕事を切り上げ1人で油物をしこたま食べて明日の予定に備えようとそう思っていた。

結局馴染みの今でこそキャバ嬢と客の関係を抜けた飲み友達と【牛角半額だよ!】なんて言いながらしこたま焼肉をくらって満足出来ずにキャバクラに飲みに行き今。
明日5時起きの自分の予定の組み方を呪っている。

そうは言っても呪う対象が明確なのはとても幸せな事だと思う。
世の中には何が悪いのか、一体何のせいにして自分を正当化するのか対象に困ってダラダラと時間を消費する人が多い中私は自分の酒好きを呪うだけで済む。
まあた飲みすぎて楽しくなってしまったなあそんな人生も悪くねえなんてしょっぱいお湯を飲みながら電車に揺られて帰れば次の日の予定を全力で楽しめる。
ことなかれ主義ってめっちゃ得だなと思っている。
勉強しない癖はたまにどころか致命傷だけども。

確実に不健全に蝕まれて不眠で過食になり胃を壊し酒が飲めなくなる負のループから未だに抜け出せない。
そんな日々に年齢を感じながらもなんて贅沢な時間の使い方なんだろうと、自分の癖を疎みながらも愛おしくてたまらん。
多分私って、酒を飲んでたら超可愛いのだ。

健康に気を使いながらストレスを解消して私生活を有意義にすごし、仕事もそこそこにやるなんてそんなに沢山1度には出来ない。

時間はかかるし効率はかなり悪いけれども1つづつ自分なりにこなしていけば結論は同じだし、出来ることからやればいいのだと感じられるようになった。

とにかく今の日本を生きる人達の大多数は生き急ぎすぎなのだ。
年齢や性別。
はたまた学歴や家庭環境で早く大人にならなきゃならなかった人達。
確実にツケが回ってくるのだ。

精神的なダメージは確実に自己責任だし受け入れられるとして、身体的なダメージはかなりでかい。

東京の都会は眠らない街なんて揶揄されがちで、外から見ればそれは大変に魅力的で輝いて見える。
しかしながら生理現象新陳代謝と同じで眠らないというのはとても不健康でそんなものの集合体である眠らない街が健全なわけが無いのだ。

日が落ちたら逢魔が時
多分ずーっと逢魔が時

行かなくて済むなら行かずが吉で、知らぬが仏

魔に会いたければ望まずとも場所を選ばずに召喚可能だ。

今この瞬間の望みとしては、健やかなる時を刻むために私鉄各線の自販機にもアキュアのスープシリーズを導入して欲しい。

朝の迎方がコレでかなり改善されるに違いない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?