夫には大いに期待しよう!
15秒で分かる今日のポイント
●「夫に全て分かってもらおうなんて期待しちゃダメなんじゃないか」、と諦めることは「夫を人生のパートナーとして選んだ自分の責任」を放棄すること
●夫は「常に変わりゆく自分」が「ある一時点に出会った他人」だから、常にお互いの情報のアップデート(更新)が必要
●互いの状況を更新し続けるためには、一緒に暮らすだけでは不十分
友達との先日の会話。友達は先日、ある人生の壁にぶち当たり、「さぁこの困難にどう対処するか」という岐路に立ったそう。
その時、自分が近頃関わり始めたあるコミュニティの人たちのアドバイスが、あまりに自分のことを理解してくれている内容で、とても感動したんだそうです。
一方で、旦那さんのアドバイスはイマイチ自分の気持ちに即したものではなかったそう。
彼女は言いました。「旦那さんに全て分かってもらおうなんて、期待しちゃダメだよね」
私は即答しました。「とんでもない!夫にこそ、全てを分かってもらう期待感を持つべきなんじゃないの?」
夫は他人です
でも、夫は自分が今所属するどのコミュニティより、深く長い付き合いをしていく可能性が高い人ですよね?
「共に生きていく唯一無二の人」として自分が選んだ人であり、(子供がいるとしたら)多かれ少なかれ「社会に影響を及ぼす人間(=子供)」を共に作り、共に送り出したパートナーです。
自分の最大の理解者になる最有力候補者として、常に期待していていいはずです。
「夫に期待しちゃダメだよね」と諦めてしまうことは、「その人を選んだ」自分の責任を放棄することだと私は思います。
夫は他人です。
生きてきた環境も、関わってきた人も違う、他人です。だから「最初から何でも分かる人」ではないし、「何も言わなくても最大の理解者」であるはずがない。
それに、人は変わるものです。
仮に夫婦の意見や方向性が結婚当初はぴったり合っていたとしても、いつまでも同じであるはずがない。
結婚から5年、6年経てば、自分も相手も変わります。子供が生まれたり、働く環境が変わればなおのこと、人は変わります。
だから、「変わった自分」が、近頃出会った人たちの方が、「夫より自分のことを理解してくれている!」と感じることは(素晴らしいことですが)ごく当たり前のこと、とも言えます。
夫は、「常に変わりゆく自分が、ある一時点に出会った他人」です。だから、常にアップデート(情報の更新)が必要だと私は思います。
一緒に生きていくことを決めた大事な人だから、大いに期待しましょう。そして、期待感を持ってコミュニケーションを続けましょう。
夫に全て分かってもらおうなんて…思っていいんです!
「自分は変化し続ける人間だ」という意識を持って、今の自分がどういう考えを持っていて、どういう価値観を持っているか伝え続ける。
その伝え続ける行為は、一緒に暮らしていれば自然にできる、わけではありません。
一緒に取り組む「何か」が必要です。
私はそれが家事育児であるのが一番効率がいいんじゃないか、と思っているので、完全ツーオペを勧めています。
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