曲線

国道48号線沿いの小路を曲がると見える、紺色の建物の本屋〈曲線〉です。 https://kyoku-sen.com

本屋、変身する

去年、秋の入口の風が吹く9月に『曲線』という本屋をオープンした。 3年にも5年にも感じるほど、ハードモードな一年であった。 わたしの顔もずいぶん渋くなったかもしれな…

  • 尾崎織女|世界の民芸玩具

    尾崎織女|世界の民芸玩具

    車掌勤務の傍ら、休日を利用して各地へ収集の旅に出ていた井上重義さん。集めたたくさんの民芸玩具を展示するために私設博物館を開設しました。世界各国から集合した玩具たちは、見たことのない姿をしていながらも、どこか懐かしく、いっぱいのぬくもりを感じます。産地独自の特色、人の手によって生まれた造形物がいよいよ居場所を失くしていくこの時に、世界の造形文化をめぐり、各地の風土、信仰や神秘に触れる貴重な機会となる一冊です。発行:大福書林発行年:2020年サイズ:B5判変型ページ:160p
    ¥3,300
    曲線
  • 熊彫 ~義親さんと木彫りの熊~

    熊彫 ~義親さんと木彫りの熊~

    北海道を代表するお土産物として知られる木彫りの熊。徳川義親氏がスイス外遊の際に持ち帰った木彫りの熊を北海道八雲町に紹介し、困窮する農民たちに木彫りによる創作活動を支援したことから広がりました。この本では、八雲町と熊彫りのルーツをたどりながら、八雲町の作家たちの作品を紹介しています。単なる土産品という域を超える八雲の熊彫は、人びとの暮らし、樹や自然との関係性、作家としての彫り手たちの想いが伝わってくるようです。「木彫の行きつくところは塊になると思います。」と、彫り手の柴崎重行さんが話すように、ほとんど木のかたまりであるのにみごとに熊に見える、卓越した技術とセンスにおどろきます。発行:ELVIS PRESS発行年:2017年サイズ:210×165mmページ:80p
    ¥1,650
    曲線
  • 千種創一|千夜曳獏

    千種創一|千夜曳獏

    「本の一行一行は弱々しい藁かもしれない、でも、何かの本のどこかの一行が、あなたが濁流の中で手を伸ばす藁になることもある、この本の一行一行にもそういう祈りを込めたつもりだ。」このあとがきのためだけに本書を手にする意味もあるように思う、中東在住の著者による短歌集。静謐で儚いシーンが立ち現れては消える、短い物語を読んでいるような362首。乾いた砂のような手触りのうつくしい造本に綴じられています。白に白かさねて塗れば天国は近く悩みと祈りは近く優しいと言われるたびに欠けていく神殿がある、曇りの丘に発行:青磁社発行年:2020年サイズ:四六判変型ページ:246p
    ¥1,980
    曲線
  • マーサ・ナカムラ|雨をよぶ灯台

    マーサ・ナカムラ|雨をよぶ灯台

    詩でも散文でも短編小説でもあるような15篇。とりとめもなく進んでいく言葉は、夜見る夢のようにつじつまがあわないのにもかかわらず日常的で、まるで今日あった出来事を夕ごはんを食べながら聞いているようです。それから、昔話にも似ているかもしれません。「俺が死んだら、この胸を裂いてほしい。そうして、堅くて悪い山を崩してくれ」(薄子色)作者の言語世界をそのまま現したようなうつくしい装幀は、外間隆史さんによるものです。発行:思潮社発行年:2020年サイズ:四六判変型ページ:104p
    ¥2,200
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  • 戦争とおはぎとグリンピース

    戦争とおはぎとグリンピース

    「紅皿」とは、1954年西日本新聞が女性読者に向け「日々の明るい経験や意見、主張や真実の声をほしい」と呼びかけ、紙面上に開設された投稿欄の名です。戦地から戻る息子をおはぎを抱えて待つ母親、配給された古い鍋に残る母の思い出、貧しい暮らしの中に親子で見つけたささやかな喜び…。そこには、当たり前の日常を送るという幸せを諦めず、理不尽な現実に向き合う女性の姿が描かれています。「どんな不幸を吸っても、はくいきは感謝でありますように」発行:西日本新聞社発行年:2016年サイズ:四六判ページ:216p
    ¥1,540
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