宮城県仙台市にある本屋です。中心部から少し離れた商店街の小径を入り石畳の道を進んだ先に、築120年を超える建物を店舗とした本屋、曲線はあります。おもに新刊書、少しの古書、ZINEやCDなどをお取り扱いしています。本のラインナップと親和性の高いイベントや展示も行っています。店舗へ辿り着くのがすこしだけ難しいかもしれません。定休日:水曜日営業時間:12:00-19:00曲線に行くhttps://kyoku-sen.com/news/6052d755908654582b775fba(専用駐車場がございませんので、お車でお越しの方は近隣のコインパーキング等をご利用くださいませ。)書籍商 | 宮城県公安委員会許可 | 第221010002085

  • 〈コーヒー豆〉曲線ブレンド

    曲線オリジナルブレンドのコーヒー豆です。焙煎・ブレンドは、仙台のサイケデリックなコーヒーロースターDAMO kaffee hausさん。しずかな中にキラリと印象的な味わいのブレンドです。*100g*形状/豆*中煎りくらい

    ¥900

  • ノーツ 第一号「庭」

    建築設計を活動の主体としたコレクティブ「GROUP」による、毎号異なるテーマでインタビューを集めたリトルプレス『ノーツ』。さまざまな専門家たちとの対話の記録と、並走する微細な注釈によって構成されています。第一号の特集は「庭」。庭師・美学研究者の山内朋樹さん、都市生態学を専門とする曽我昌史さん、音楽家の土井樹さん、料理家の城田文子さんらへのインタビューを収録。人間と非人間が交流する最も身近な場所である「庭」の考察をとおして、都市の風景、生態系を見つめ直します。地に足のついた思考と新しい発見が混ざり合う骨太の一冊。初版から約1000か所の修正を加え、ひとまわりコンパクトになった第二版です。発行:NOTESEDITION発行年:2024年(第二版第一刷発行)サイズ:298×135 mmページ:132p

    ¥2,200

  • ノーツ 第二号「引っ越し」

    建築設計を活動の主体としたコレクティブ「GROUP」による、毎号異なるテーマでインタビューを集めたリトルプレス『ノーツ』。さまざまな専門家たちとの対話の記録と、並走する微細な注釈によって構成されています。第ニ号の特集は「引っ越し」。家という物理的な空間や、そこでのモノの役割、営まれる共同体のありようについて再考します。家や家族、日常を題材とした作品を生み出す小説家の滝口悠生さん、アート・コレクティブURG、映像エスノグラファーの大橋香奈さん、文化人類学者の堀田あゆみさんらへの引っ越しに関するインタビューを収録。土地や建築空間との継続的な交渉といえる「引っ越し」、個人の生が抱える問題と背景が、土地の文脈と複雑に関係し合う「引っ越し」を問い直します。地に足のついた思考と新しい発見が混ざり合う骨太の一冊。発行:NOTESEDITION発行年:2024年サイズ:A5判変型ページ:204p

    ¥2,970

  • 下西風澄|生成と消滅の精神史

    知覚も思考も、記憶も感情も感覚も判断も、途切れることなくすべてが同時に到来する、これらすべての働きを「心」と呼び、私たちはそのあまりにと過大な仕事を託された「心」を携えている。 ソクラテス、カント、ハイデガー、ヴァレラ、メルロ=ポンティ、夏目漱石…。哲学を中心に認知科学や文学を横断しながら、「心」のありようを探し出します。難解で、魅惑的な「心」という存在が歴史の中でいかに構築されてきたか。この厄介な「心」という存在に近づくことができるのだろうか。人類と心の3000年という長い変遷の物語を辿る、詩的な美しさを湛えた思索の書。 「心は終わらない。しかし心は不滅だと言っているのではない。むしろその逆である。心は終わり続ける。私たちの心は浮かんでは消え、消えては浮かび、何度でも終わり続けるーー」 発行:文藝春秋発行年:2022年サイズ:四六判ページ:528p

    ¥2,970

  • 紀貫之|土左日記

    平安時代に書かれた、おそらく日本最古の日記文学である土左日記。土左国に国司として赴任していた紀貫之がその任期を終え京へと帰る55日間の旅路を、書き手を女性に仮託し平仮名で綴った作品です。 旅の工程、天候、道中の景色、海賊への恐れ、わが子への追懐など、細やかな感情のひだや心の動静をみごとにあらわした不朽の作品。事実と虚構が交錯した旅の物語を、堀江敏幸さんの鮮やかな新訳で味わえます。 このうみを、いまわたしはわたっていくのです。 そのうみにまさるともおとらない、ふかみのあるこころを、あなたはおもちだと、わたしはおもうのです。発行:河出書房新社発行年:2024年サイズ:文庫判ページ:160p

    ¥660

  • コーヒーノキ to Nepal

    私たちが見ている景色と、コーヒーが作られている景色にはどのくらいの距離があるのだろうーー。 他の産地とは異なる特徴を持つネパールのコーヒー。お茶の国であるネパールが、いかにしてコーヒーという作物に出会ったか、どんな思いで栽培されているのか。山岳地帯のコーヒー農家を訪ねた旅の記録。ネパールのコーヒーを取り巻く現状と、旅の過程で触れた土地の暮らしが綴られています。 世界各地の産地から生豆を仕入れ、焙煎し、販売している自家焙煎珈琲豆屋「MOUNT COFFEE」(広島県)による初の書籍。取材、執筆、編集、製本までを自らの手で仕上げた、手仕事のぬくもりを感じる一冊。発行年:2024年サイズ:B5判変型ページ:420p(220p+200p)

    ¥3,740

  • 茶酔叢書 巻一

    お茶にまつわるさまざまな逸話や身体感覚をマンガとコラムで紹介する異色の中国茶ZINE。巻一では、烏龍茶、中でも鳳凰単叢と岩茶にフォーカスする。メインコンテンツは、近未来の東京を舞台とした、あらゆる生物がみんなでお茶を囲み、談笑する中国茶SFマンガ。中国茶の煎れ方、お茶とは何か、基本的な中国茶器など、ベーシックな入門解説を収録。『茶酔叢書』巻二と合わせてどうぞ。https://kyoku-sen.com/items/66e4005ad9c1570abb30e678発行年:2023年サイズ:A5判ページ:56p 

    ¥3,000

  • 茶酔叢書 巻ニ

    お茶にまつわるさまざまな逸話や身体感覚をマンガとコラムで紹介する異色の中国茶ZINE。巻ニでは、台湾茶とジャスミン茶にフォーカスする。茶葉から次第に息へ喉へ、鼻の奥へと香りが巡っていく様を微細に記録しています。メインコンテンツは、近未来の東京を舞台とした、あらゆる生物がみんなでお茶を囲み、談笑する中国茶SFマンガ。マグカップで中国茶を美味しく煎れる方法や、略式の茶の方法、茶をめぐる生活記など、初心者向けのお茶ガイドも収録。『茶酔叢書』巻一と合わせてどうぞ。https://kyoku-sen.com/items/66e400dfe47f100a51a1a222発行年:2024年サイズ:A5判ページ:60p 

    ¥3,000

  • 坂口恭平|その日暮らし

    生まれ育った熊本で畑をはじめ、土地や人と出会い、絵を描いたり、歌を歌ったり、陶芸をしたりしながら暮らしている坂口恭平さん。元気なときも鬱で苦しいときも、いつも共にある家族との日々が綴られています。 長い鬱の果てに辿り着いた、ずっと目を逸らし続けてきた自らの寂しさの正体に、いま確かな足取りで立ち向かっていく。自分の思考だけを頼りに自らの内面へ深く潜り込んでいく、時に弱々しくとも勇ましい姿が胸に響くエッセイ集。 「自己否定の無意味さに、というよりも自己否定という行為が何か大事なことを隠していると気づくこと、それはすなわち、あの自分が恐れていた根源的な問題に直面するということだった。」

    ¥1,760

  • スズキナオ|家から5分の旅館に泊まる

    「まばゆく見える本ばかりが並ぶ書店ををよろよろと出ての帰り道、暗くて静かな旅行記を書こう、と心に決めたのだったーー。」 行き先は何も遠く離れた地でなくてもいい。いつもなら見過ごしているような場所にもディスカバリーは溢れている。近所の旅館やホテル、銭湯、ラーメン屋、電車に乗って少し離れた場所へ。見知らぬどこかを経由しながら、けっきょくは自分自身について考えて、自分の家に帰ってくる。それでも、いつもの居場所が昨日とは違った景色に見えている、そんな実感が大切に綴られた小さな旅の記録。 発行:太田出版発行年:2024年サイズ:四六判変型ページ:337p*特典書き下ろしエッセイ「新幹線に乗って間違いに行く」付き。

    ¥2,090

  • Nigel Peake|HOTEL DRAWINGS

    身近な風景や建物をモチーフに独自の視点と特徴的なタッチで描くアイルランドのアーティスト、Nigel Peakeの作品集。東京・青森・鎌倉・京都・奈良のホテルのランドスケープを描いた8種類のさまざまなサイズのポスターが綴じられています。ミニマルで洗練されたラインワークが郷愁とともに鮮やかに風景を呼び起こします。 写真家、岩﨑淳さんによるテキスト「風景の園丁」を収録。 発行:YVON LAMBERT発行年:2024年サイズ:185x275 mm (外ケース)ページ:ポスター8枚入

    ¥6,600

  • 舟越桂|おもちゃのいいわけ

    楠を素材に、端正な表情と凜とした空気をまとう木彫を制作する舟越桂さん。この本は、舟越さんが家族のために木っ端で制作したおもちゃと、おもちゃにまつわる物語が編まれた絵本のような作品です。ぬくもりと優しさが伝わる木の姿からは、子どもたちと家族への想い、制作への気概が感じられます。長らく入手困難となっていた名作がこのたび復刊されました。 「ーーだけど子供たちが本当に大人になってしまう前に、もう少しおもちゃを、あるいはプレゼントカードのようなものを作っておいてやりたいと思う。大人になってから子供の時をはっきりと思い出すための手がかりになるような温かいものをもう少し…。」 発行:現代企画室発行年:2024年サイズ:A4判変型ページ:68p 

    ¥2,750

  • Joseph E. Yoakum|Mount Horeb Palestine

    71歳から画家としてのキャリアをスタートしたネイティブアメリカンのアーティスト、Joseph E. Yoakum。退役軍人である彼は、毎日絵を描く練習をし、10年間で2000点ものドローイングを描き上げました。 ボールペンや色鉛筆、パステル、水彩絵具など、身近な画材を使って描かれた山々(おそらく旧約聖書に登場する神の山とされるホレブ山)。そこには、彼の深い精神性と生きた経験、記憶、信仰が絡み合い、神聖ともいえる風景を生み出しています。発行:Nieves発行年:2024年サイズ:195x255 mmページ:24P

    ¥2,200

  • Lia Darjes|PLATES I-XXXI

    ドイツのアーティスト、リア・ダーヘスによる写真集。自宅の庭に食事の残りものを置き、その後の光景をカメラに託したものが記録されています。リス、シジュウカラ、ノネズミ、アリ、スズメ…。やってきた生き物たちはテーブルや食器、クロス、花々と共に思いがけず画面の中に捉えられ、静物画のような世界を生み出します。レンブラントやフェルメール、ボスなど、作者がインスピレーションを受けてきたオランダの画家たちの作品を彷彿とさせる鮮やかな色彩のコントラストが美しい。演出と偶然がもたらす、静かで幻想的なドキュメンタリーを目撃する作品集。ベロア装に箔押しの装丁が目を惹きます。発行:CHOSE COMMUNE発行年:2024年サイズ:205x260 mmページ:64p

    ¥8,250

  • Coco Capitan|CASA DALI

    シュルレアリスムの代表的な画家として知られるサルバドール・ダリの自宅を撮影した写真集。スペインのコスタ・ブラバの海岸に位置する邸宅は、自宅とアトリエとしてダリが晩年を過ごした地であり、数々の絵画が生まれた場所でもあります。真っ白の壁面と幾つもの卵のオブジェ、奇怪な家具と剥製コレクション、妻への愛が感じられる室内を、写真家Coco Capitanが詩的で内省的なまなざしで捉えています。大規模な作品にとりかかるのはいつでも夏だったというダリ。眩しいほどの太陽の光と恍惚とした暑さが作品と共鳴します。発行:APARTAMENTO発行年:2023年サイズ:240x285 mmページ:96p

    ¥9,900

  • LIEKO SHIGA by Lieko Shiga

    写真家・志賀理江子さんの作品集。東日本大震災の前後にあたる2008年から2012年のあいだに北釜地区(宮城県名取市)で撮影されたものを中心に、「Blind Date」「Human Spring」などを含む2023年までの作品を収録しています。土地に宿る精神と歴史、そこに住まう人びとの霊性を捉えた写真群は、あらゆるものの生のエネルギーへの畏怖を感じさせます。 ロンドンにある国立美術館TATE Galleryに収蔵されている美術コレクションを紹介するシリーズ。発行:TATE PUBLISHING発行年:2023年サイズ:140x200 mmページ:64p

    ¥3,300

  • 長島有里枝|SWISS

    2007年にスイスのエスタバイエ・ル・ラックにあったVillage Nomadeでのレジデンシープログラムに参加した時に撮影した写真と、日々の出来事や想いを綴った日記が収められています。植物、子ども、暮らしていた部屋、祖母の手紙、雨の波紋、夕焼け。寂しさと優しさをまとった花々とノスタルジックな色彩の風景は、長島さんの心象風景を写しているかのよう。静謐な情熱につつまれ、時を経てもなお瑞々しい輝きを放つ作品集。待っていたかたも多いと思います。13年ぶり待望の復刻重版です。"近くにいるほど、正体がみえないそれは温度であり、時間だからなのか孤独になってはじめてあたたかさと、永さに気付く"発行:赤々舎発行年:2010年(3rd edition 2024)サイズ:290×215 mmページ:214P*表紙のカラーをお選びください

    ¥5,500

  • 岩根愛|COHO COME HOME

    「ロスト・コースト」と呼ばれ、未開発の自然が残るカリフォルニアの海岸線。その中央、マトールの谷にある町ペトロリアには、70年代に都市部から移住したフラワーチルドレンたちが築いた小さなコミュニティがあります。このマトールでは年に一度川が決壊し、さまざまな流れが生み出される。山からの水と海とが繋がる瞬間の渦、遡上する銀鮭(coho)、谷の人たちと自然の交叉。生命が行き交う様を捉えた神秘的で壮大な作品集です。発行:bookshop M発行年:2024年サイズ:168×237 mmページ:32p

    ¥3,300

  • 高田洋三|NATURE GUIDE

    90年代、アリゾナの砂漠。ガラスのドームの中にひとつの生態系をつくる実験場「バイオスフィア2」がありました。熱帯雨林、海、サバンナ、砂漠などの気候特性や植生が移築された擬似自然環境で、8人の研究者が2年間の実験生活を行いました。この本は、実験が終わり、長い年月を経た2008年と2018年の記録をまとめた写真集です。一部荒廃し、人口と自然の境界が変容し、システムから解放された内部環境が新しいフェーズへと移行していくようすを捉え、繋ぎ合わせた自然の断片から循環が形成されるプロセスを思考する。遠くアリゾナの地の空間をめぐり、身近な風景について考えるためのガイドブックです。 発行:sheepbook発行年:2024年サイズ:250×195 mmページ:128p

    ¥3,850

  • 永井玲衣|世界の適切な保存

    哲学研究者・哲学対話のファシリテーターの永井玲衣さんによる最新エッセイ。哲学することは世界をよく見ること。不可解で奇妙なこの世界に対する小さなため息のような問いと、借り物ではないわたしの偉大な問い。「見る」とは何だろう。どうすればわたしたちは「見る」ことができるのだろう。映画であれば省かれるシーンを、ふと思ってしまった何でもないことを、壊れやすい問いを、残虐な忘却を、"そのまま保存する"ことを目指して思考した25編。その不可能性に対して短歌や詩といった文学が介在し、ともに考えていく。不断の抵抗である"保存"を、この変容し続ける世界のなかで続けていくための哲学が編まれています。「見ることは、変えることだ。自分自身を超え、変えていくことだ。世界は不適切に保存され、手渡される。それを、もっと見ようとする。見ることによって、知っていたと思い込んでいたものが変形するーー。」発行:講談社発行年:2024年サイズ:四六判ページ:288p

    ¥1,870

  • 永井玲衣|水中の哲学者たち

    「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」を追いかける哲学研究者・哲学対話のファシリテーターの永井玲衣さん。哲学することは世界をよく見ること。不可解で奇妙なこの世界に対する小さなため息のような問い。けれども借り物ではない、わたしの偉大な問い。そんな問いをもとに世界を見つめ、考えることを、永井さんは手のひらサイズの哲学と呼んでいます。整然とまとめあげられた大哲学ではない、あいまいで、とらえどころがなく、今にも消えそうなささやかな哲学は、世界や、あなたやわたしの存在は美しいと教えてくれます。端正なことばでのびのびと綴られた、感動的な哲学エッセイ。「このめちゃくちゃで美しい世界の中で、考え続けるために、どうか、考え続けましょう。」発行:晶文社発行年:2021年サイズ:四六判ページ:268p

    ¥1,760

  • 奈倉有里|文化の脱走兵

    雪深く寒いところが好きで、大好きな祖父とトルストイを重ね合わせていた著者の奈倉有里さんは、ロシア語に惹かれ、今ではそれが運命となり、ロシア文学研究者、翻訳家として活躍しています。 生物を蝕んでいく壊れた時代に、私たちは詩情を交わし合うことができるだろうか。自己の内面世界を守り続けることを、あきらめずにいられるだろうか。あたたかい思い出と頼りなく穏やかな光を、本を片手に戦いから逃げる勇気を、それでも信じていくこと。非戦への希求を文学が繋いでゆく、強くしなやかなエッセイ集。 「どうかあきらめずに、なによりも大切な自分の内面世界を守りながら、一緒に逃げ続けてください。絶望してしまわないためには物語が必要ですーー」発行:講談社発行年:2024年サイズ:四六判ページ:224p

    ¥1,760

  • 石井美保|裏庭のまぼろし

    人類学者である著者が、自身の家族の足跡を辿り、ひも解く、戦争と暮らし。実家の蔵に残されていた手記や写真、戦地からの手紙が、当時の人びとの暮らしや心の機微をいきいきと蘇らせます。軍事研究の道へ進んだ祖父、陸軍将校として戦地に向かった大叔父、生活を支えた祖母の日常の営み。怒濤のように変化していった社会状況の中で交叉する、幾つもの生のありよう。歴史に沈められたひとりひとりの苦しみや不安、強さに出会う物語。 発行:亜紀書房発行年:2024年サイズ:四六判ページ:260p

    ¥1,980

  • 濱口竜介|他なる映画と1.2

    「ハッピーアワー」「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」「悪は存在しない」などの映画監督、濱口竜介さんによる映画論を2冊に集成。1巻は仙台で行われた講座シリーズをはじめ、各地で開かれたレクチャーを編集し活字化したもの。映画史における名作・傑作についての考察が、自作品の原理に触れながら語られています。2巻は折々に発表してきた映画レビュー、エッセイと、書き下ろし2篇を収録。ロベール・ブレッソン「シネマトグラフ覚書」についての熱い論考も収められています。映画を見ること、撮ること、そして映画館への愛情に満ちた濱口監督のストイックな姿に触れ、映画監督は映画に何を見ているのかをあきらかにする。発行:INSCRIPT発行年:2024年サイズ:四六判ページ:(1)432p (2)384p

    ¥5,500

  • 野田高梧|シナリオ構造論

    世界的にも名高い小津安二郎監督の作品制作の中核を担ったシナリオライター・野田高梧さんは、「晩春」「秋刀魚の味」「東京物語」など数々の名作を創り出しました。本書は、1940年〜50年代の邦画、洋画、文学作品などを取り上げながら脚本術について実践的に説いた、作品づくりの根抵を示したシナリオ創作論です。1952年の初版刊行から半世紀以上を経た現代でも色褪せない、映画を考える楽しみが広がる一冊。発行:フィルムアート社発行年:2016年サイズ:四六判ページ:376p

    ¥2,200

  • ヒグチユウコ・大島依提亜|映画とポスターのお話

    凄みのある微細なタッチで生物や植物を描く画家・ヒグチユウコさんと、数々の映画のポスターやパンフレットを手がけるアートディレクター・大島依提亜さんの共作による珠玉のポスター・ヴィジュアル40点余りを収録。大の映画好きである二人が、映画の魅力とポスター製作について語り尽くします。 映画の細部にまで向き合い、独自の手法で作品の世界観をあらわしたポスターは、それだけで鑑賞者を惹きつける強さがあります。 発行:白泉社発行年:2024年サイズ:A4判ページ:128p

    ¥3,740

  • VIDEOTAPEMUSIC|Revisit

    日本国内のさまざまな土地をめぐり、フィールドワークを行いながら楽曲制作をしているアーティスト、VIDEOTAPEMUSICによるカセットブック。本作は、群馬、長崎、高知、佐賀、そして自身の故郷である東京都大和市の多摩湖を再訪(Revisit)し、制作した楽曲群に加え、その土地に所縁のあるアーティストたちによるRemixトラックが収録されています。土地のノイズとアンビエンス、生活の気配と変わりゆく空気を綴じた音源と、訪れた土地での出来事の記録と記憶を綴ったテキストを収録した書籍がパッケージされています。Track list1. Tamako2. Tatebayashi3. Nomozaki(feat. 角銅真実)4. Susaki (Flotsam)5. Shiojiri6. Ureshino (Cha Cha Cha Dub)7. Goujyou Jima (強情島)8. Nomozaki (Akito Tabira Remix)9. Susaki (oono yuuki Refloat Mix)発行:カクバリズム発行年:2024年サイズ:104×188 mmTAPE(46min)※ダウンロードコード付属BOOK(表紙 + 本文 160P)3 POSTCARDS

    ¥5,500

  • Caroline Bachmann|Aube

    レマン湖沿いの丘陵地帯にある静かな町、ローザンヌ生まれのアーティスト、Caroline Bachmann。レマン湖畔に暮らし、そこで何時間も景色を眺めながら、空気の移り変わりを微細に記録しました。油絵具の半透明の釉薬で丹念に描きあげられた夜明けの空は、まるで映画のような時間の奥行きを感じさせます。切なく穏やかな幻想的な夜明けのシーンが胸に迫る作品集。発行:Nieves発行年:2024年サイズ:四六判ページ:224p

    ¥1,760

  • 高山なおみ|毎日のことこと

    神戸・六甲山の麓で暮らしはじめた料理家の高山なおみさんによるエッセイ集。季節の移り変わり、思い出、映画や展覧会のこと、料理のこと。手紙のような親しみ深い文章が日々のできごとを知らせてくれます。高山さんがつくる料理そのもののようなシンプルで滋味深い文章と、カラフルなイラストと日常が切り取られた写真。穏やかに流れる時間が感じられます。発行:信陽堂発行年:2024年サイズ:四六判変型ページ:196p

    ¥1,980

  • MIZUMARU's

    スノードーム、ぬいぐるみ、灯台の置物、絵皿、民芸品など、安西水丸さんの仕事場には、国内外で手にした多くの蒐集品が飾られていました。水丸さんのまなざしをとおして集められたこれらの品々は、イラストレーションにも登場するお馴染みのものたちです。140点もの蒐集品と書き残した短い文章をとおして、水丸さんのインスピレーションの源に触れることができる無二のコレクション集。愉快でイノセント、時に切なさが垣間見える、わくわくする一冊です。"アワビ(トコブシかな)の貝に「St.IVES」とある。泣けてくるスノードームであり、永遠の宝である。"発行:淡交社発行年:2024年サイズ:A5判ページ:176p

    ¥2,970