曲線

国道48号線沿いの小路を曲がると見える、紺色の建物の本屋〈曲線〉です。 https://kyoku-sen.com
曲線 × PUMPQUAKES ポスター

曲線 × PUMPQUAKES ポスター

曲線1周年の記念に、ハイパワーなチーム PUMPQUAKESといっしょにポスターをつくりました。表面には曲線の裏庭の写真を、裏面には1年間の営みの中で扱ってきた本の中から、こころに残る一文を引き、散りばめました。制作:PUMPQUAKES   (写真/志賀理江子 デザイン/菊池聡太朗・佐藤貴宏)発行年:2020年サイズ:B2 (両面印刷)
¥330
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小屋の本 霧のまち亀岡からみる風景

小屋の本 霧のまち亀岡からみる風景

京都府中西部、霧の都とも呼ばれ晩秋から早春にかけて深い霧が発生する街、亀岡。そんな霧の都の風景を象徴する「農機具小屋」をリサーチした本。独自にネーミングした各小屋を、限られたスペースに詰め込まれた機能美や建築的な技術、景色との親和性などにフォーカスしながら、小屋の魅力をくまなく紹介しています。見ているうちに無骨で無口な小屋たちのしずかな息づかいが聞こえてくる、小屋への愛情にあふれた一冊です。「働く小屋 農小屋は大抵は田畑を守り世話する農夫が自分たちの手で建て育てている建築であり見方を変えると労働の芸術だ。」(まえがき)開いて立てると一寸勾配の切妻型の小屋になる造本。小屋の写真のキラキラシール付きです。発行年:2020年サイズ:四六判ページ:128p
¥1,980
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栗原洋一|吉田

栗原洋一|吉田

多くの地名が散りばめられた栗原さんの詩。タイトルである「吉田」も地名です。土地固有のイメージと、彼の持つ焦燥、諦念、疎外、哀しみ、記憶、が地層のように重なり、醸す、ふしぎな気配。ひたひたと迫りくる冷たい孤独と静かに対峙する著者の姿が目に浮かぶ、寂しく美しい詩集です。受話器の向こう  の冷えている夜海をこえて?ひとりで?ええ  ひとりで(琉島記)1990年に刊行された本書は、2009年に再刊され、2019年に新たな版で再々刊されました。発行:七月堂発行年:2019年サイズ:A5判ページ:79p
¥1,540
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Ricardo Cases|Estudio elemental del Levante

Ricardo Cases|Estudio elemental del Levante

スペインの写真家、リカルド・カセス。ビーチ、吹奏楽、ヤシの木、建設業…。それぞれのモチーフが組み合わさり、壮大な不協和音を奏でるこの本は、ページ内の一部分が切り抜かれ、イメージの向こうにもうひとつのイメージが現れるという、写真集でしかできない仕方の表現を試みています。レバンテ地方の乾いた土、眩しい日差しと熱風を感じる、カセスの美学が詰まった一冊。まえがき、あとがき、解説と題すようなポエティックなテキストがいっさい含まれていないところも、想像を掻き立てる魅力となっています。発行:torch press発行年:2020年サイズ:237 x 160 mmページ:64p*部分的にイメージを切り抜いている箇所があります
¥3,850
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小森はるか|息の跡 パンフレット

小森はるか|息の跡 パンフレット

小森はるか監督・映画「息の跡」公式パンフレット。岩手県陸前高田市。広がる地平にぽつんと佇む一軒の種苗店「佐藤たね屋」。自宅件店舗を津波で失った佐藤貞一さんは、自力でプレハブを建て、営業を再開しました。また、独習した英語で自身の体験を綴り自費出版も行なっている佐藤さん。英語だけでなく、中国語、スペイン語でも手記の執筆を続ける彼の胸の内には、どんな想いが広がっていたのでしょう。自身の文章を読み上げる佐藤さんの声が、力強く壮大に響きます。刻一刻と変わってゆく町の風景と、人びとのひたむきな日常。真摯でぬくもりのある小森さんのまなざしが捉えた、唯一無二の記録です。「何もかも津波で壊滅してしまって呆然と人は残る。そのとき人はどうしなくちゃいけないのかってなると、まずは心に希望の種を。ーーこれはたね屋の念仏だ。呪文のようなものだ。だからこれはバイブルでもあるんだね。生き残った人のバイブルとしても書いてるんだ。津波の記録としても書いてるんだ。ーーだからスペイン語でも書くんだ。」発行年:2017年サイズ:178×257mmページ:30p
¥800
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〈DVD〉小森はるか|息の跡

〈DVD〉小森はるか|息の跡

岩手県陸前高田市。広がる地平にぽつんと佇む一軒の種苗店「佐藤たね屋」。自宅件店舗を津波で失った佐藤貞一さんは、自力でプレハブを建て、営業を再開しました。また、独習した英語で自身の体験を綴り自費出版も行なっている佐藤さん。英語だけでなく、中国語、スペイン語でも手記の執筆を続ける彼の胸の内には、どんな想いが広がっていたのでしょう。自身の文章を読み上げる佐藤さんの声が、力強く壮大に響きます。刻一刻と変わってゆく町の風景と、人びとのひたむきな日常。真摯でぬくもりのある小森さんのまなざしが捉えた、唯一無二の記録です。同映画のパンフレットもございます。「何もかも津波で壊滅してしまって呆然と人は残る。そのとき人はどうしなくちゃいけないのかってなると、まずは心に希望の種を。ーーこれはたね屋の念仏だ。呪文のようなものだ。だからこれはバイブルでもあるんだね。生き残った人のバイブルとしても書いてるんだ。津波の記録としても書いてるんだ。ーーだからスペイン語でも書くんだ。」(息の跡パンフレットより)監督・撮影・編集:小森はるか発行:東風発行年:2016年
¥4,180
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アトランさやか|ジョルジュ・サンド 愛の食卓

アトランさやか|ジョルジュ・サンド 愛の食卓

生涯に多くの小説をのこした19世紀ロマン派の作家、ジョルジュ・サンド。あらゆる不幸、時代や社会の制約をものともせず、想像力と知力を武器に、自身と他者の自由のために闘い続けました。男装で街を歩き、煙草を吸い、男性の名前で小説を書き、世間から求められる女性像を次々と覆していったサンド。生きることにどこまでも真剣だったサンドの、その根幹でもある暮らしや食をとおして彼女の思想に触れる一冊。読むたびにしなやかな力をもらいます。「彼女は少年です、彼女は芸術家です、彼女は偉大で、寛大で、誠実で、無垢です。彼女は人類の立派な特徴を備えています。つまり、彼女は女性ではないのです。」(バルザックの手紙より)発行:現代書館発行年:2018年サイズ:A5判変型ページ:192p
¥2,200
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天使園「祈り、働け」の日々

天使園「祈り、働け」の日々

北海道函館にあるトラピスチヌ修道院は、1898年(明治31年)にフランスからやってきた8人の修道女によって設立された、日本で初めての女子観想修道院です。1960年代~1970年代にかけて描かれた、このあたたかいタッチのスケッチは、ふだんあまり知ることのない修道院のようすが細やかに描写されています。禁域と呼ばれる囲いの中で、日の出の前に起床し、祈りを捧げ、田畑で汗を流し、バター飴をつくり、聖歌を歌う。「祈り、働け」を厳格に実践する彼女たちの生活は、美しい信仰のこころと、明るい光に満ちています。空にも 海にも 野辺の草にもあふれる 神の いつくしみおのづと 湧き出る なごやかな賛美に 心は とけてゆく発行:亜紀書房発行年:2016年サイズ:B5判ヨコページ:132p
¥1,980
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内藤礼|うつしあう創造

内藤礼|うつしあう創造

2020年6月から8月にかけて金沢21世紀美術館で開催された、美術家・内藤礼さんの大規模展覧会「うつしあう創造」の公式図録。床や壁に立つ小さな人、丸く静止する水滴、風に揺れるリボン、光を写すガラス。空間や自然をまなざしながら、繊細で淡く、けれども根底に力強い「生」を潜ませた作品を制作してきた内藤さん。作品と建築空間、自然光と灯りの作用を熟知した写真家・畠山直哉さんによる撮影がみごとに共鳴し、どこまでも静謐な瞬間を記録しています。写真:畠山直哉発行:HeHe発行年:2020年サイズ:A4変形ページ:208p
¥6,380
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西沢立衛・徳田佳世|丗 SEI―京都 生きる喜び

西沢立衛・徳田佳世|丗 SEI―京都 生きる喜び

築100年を超える京都の町屋に出会ったキュレーターの徳田佳世さんは、この土地ならではの暮らしや芸術や文化のことを様々な人たちと考えながら、次世代へつなげていくための環境を作りたいと思いました。そんな願いからスタートした、〈宝物〉のような家とはどんなものなのでしょう。この本は、建築家・西沢立衛さんが設計した建築と、丗(SEI)と名付けた家での活動を紹介した冊子です。人間が思考し工夫してきた痕跡のうちに作られた家で暮らしていくなかで、どんな教科書にも書かれていない方法で、生き方や建築と環境による精神への作用学んでいるという徳田さん。そこで暮らし、生きていくということは、その場所に帰属する、サイトスペシフィック・プロジェクトなのかもしれません。発行:millegraph発行年:2020年サイズ:A5判変形ページ:40p
¥1,650
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マムアンカレンダー 2021

マムアンカレンダー 2021

タイの漫画家タムくんこと、ウィスット・ポンニミットによる2021年1月はじまりの卓上カレンダー。かわいらしいマムアンちゃんのイラストと、じんわり染みるメッセージが毎月楽しめます。めくるたびにやさしくなれるような気がします。発行:マーマー発行年:2020年サイズ:165×120mm
¥1,100
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香山哲|ベルリンうわの空

香山哲|ベルリンうわの空

ベルリンに暮らす著者が、自分の住む街の姿をとおして、生きていくうえで大切にしたいこと、社会システムのこと、日々のできごとについて思考したコミックエッセイ。国や街の文化的な背景やどの街にもある貧困問題、ポピュリズムと移民排斥運動などに誠実に向き合いながら、ニュートラルな視点とやさしい思考の切り口でベルリンの生活を紹介します。へんてこな姿の人びとと、二色刷りの誌面からも温かみを感じます。「どんな店を使っているか、日々何にお金を使っているかというのは、その人の考えや思いが表れる。個人個人の行動の積み重ねで、店や企業ができている。いろんなものが、不完全だけど共存できている。べつに、1つの街の中で共存する必要はないのかもしれないけど、僕は気に入っている。」発行:イーストプレス発行年:2020年サイズ:B6判変型ページ:168p
¥1,100
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HONG KONG POLITICAL GRAFFITI & BUFF

HONG KONG POLITICAL GRAFFITI & BUFF

数年にわたり「消されたらくがき(graffiti removal)」を求めて世界各地をめぐっている作者。2019年8月、民主化デモが盛んに行われていた香港島にいた彼は、撮影に行った先でデモの混乱の中で捕まってしまいます。この本は、2019年8月~12月まで香港の街中に出現した、民主化運動に関連したグラフィティの写真と、自身の逮捕の経緯や保釈後についてまとめた手記です。街に刻まれた痕跡を通して見える、困難にありながらも自由をあきらめない香港の人々の姿。彼らへの連帯と応援の思いを込めて制作された総身の一冊です。*日・英・広東語 併記発行年:2020年サイズ:A5判ページ:68p
¥2,200
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川 1

川 1

2人のフォトグラファーにより2016年に始まったプロジェクト“川”。SNSのタイムラインのように、浮かび上がってはみるみる流れていってしまうものたちの只中にあって、とどめるべき「今」を美しく紙に残していく試みです。スケートボードそのもののように、自由で柔軟な視点でしっかり捉えられた輝く刹那。路上を駆け巡る人びとの、清々しく一心な姿勢が綴じられています。発行:オークラ出版発行年:2020年サイズ:300×225mmページ:128p
¥1,760
曲線
ロマナ・ロマーニン+アンドリー・レシヴ|目で見てかんじて

ロマナ・ロマーニン+アンドリー・レシヴ|目で見てかんじて

点字に天体、ピクトグラム、動物の視覚、絵画や映画。それから、空想や夢。見えるものから見えないものまで、広大な視点で、見るということについて表現した、美しく鮮やかなグラフィック。見ることからスタートして五感へと広がっていく、ユニークで奥深い絵本です。音についての絵本「うるさく, しずかに, ひそひそと」とあわせてどうぞ。発行:河出書房新社発行年:2019年サイズ:A4変形ページ:56p
¥2,200
曲線
ロマナ・ロマーニン+アンドリー・レシヴ|うるさく、しずかに、ひそひそと

ロマナ・ロマーニン+アンドリー・レシヴ|うるさく、しずかに、ひそひそと

雪の降る音は5dB。息をする音は10dB。音のつよさ、音の高さ。身体の中の音、家の中の音、自然の中の音。世界の言語、音のない言語。あざやかな色づかいと美しいグラフックによりさまざまな音を視覚で表現した、まさに音がきこえてくる絵本。普段たくさんの音に囲まれて過ごしていることを改めて思い出し、周囲の音に耳をすませてみたくなります。発行:河出書房新社発行年:2019年サイズ:A4変形ページ:56p
¥2,200
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Michaël Borremans|THE DUCK

Michaël Borremans|THE DUCK

ベルギーのアーティスト、ミヒャエル・ボレマンスの作品集。不穏な気配が漂う、暗く静まりかえった部屋にいる静物と、静物のような人物。冷酷なまでの視線は死や暴力性ともリンクしているのに、そこには、ずば抜けた美しさが存在しています。自国のシュルレアリスムの遺伝子も受け継ぐ彼の作品は、わたしたちを深く思索へと誘い、謎めいた断片の虜となってしまいます。モレスキンのノートのような造本は、きっちりスーツを着て制作するというボレマンスの作風とよく似合い、寡黙な作者の息づかいが伝わってくるようです。2020年にチェコで開催された同名展覧会に際して刊行されました。発行:GALERIE RUDOLFINUM発行年:2020年サイズ:120 x 175 mmページ:104p
¥3,960
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岡﨑乾二郎|視覚のカイソウ

岡﨑乾二郎|視覚のカイソウ

豊かな色彩、コンパクトな造形、リズミカルな筆跡が作り出す作品の数々が、どれも心地よい余白を伴いながら綴じられたこの本は、豊田市美術館で開催された同名展覧会を機に刊行されました。現代芸術を切り開き、多岐にわたる作品制作と活動、批評、美術論など、ジャンルも手法も飛び越え自在に活動する岡﨑さんの全貌を伝える、圧巻の一冊です。たとえやっとそれを把握できたとしても、もうその時は去っている。けれどその認識は、過去と現在の時間を逆転させ、いま「この時」として蘇らせてくれるものである。苦く、辛い、悔悟をともないつつも。再び新しい朝として、誰かに、時宜ただしく「おはよう」と挨拶できるのは「この時」しかない。まえがき/あとがき (誰か に教わったこと)より発行:ナナロク社発行年:2020年サイズ:A4判変型ページ:408p
¥6,600
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有元利夫|僕には歌があるはずだ (I’m Sure to Have Songs)

有元利夫|僕には歌があるはずだ (I’m Sure to Have Songs)

38年の生涯を風のように駆け抜けた画家、有元利夫さんの代表作を含む65点を収録した作品集。国も時代も性別もない衣装をまとった人物は、肥大したパーツを持ち、寂しげに佇み、どこか神聖な空気を漂わせています。風化したような色合い、物語の一コマのような画面からは、サラバンドが聴こえてくるようです。「簡単なエスキースを描こう。物語をつむごう。ささやかな出来事やささやかなキッカケを大事に大胆につむぐ。これが明日からの仕事だ。」(有元利夫の日記より)発行:青幻舎発行年:2016年サイズ:A4判変型ページ:144p
¥5,500
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メトロタシケント

メトロタシケント

世界遺産をいくつも有するウズベキスタンの首都タシケントには、旧ソビエト時代に誕生した中央アジア初の地下鉄があります。近年まで撮影が禁止されていたため、足元に広がる美しい地下世界のことはあまり知られていません。テュルク語で「石の町」を意味するタシケント。壁や床、レリーフなどにはバリエーション豊かな石材がふんだんに使われています。デコラティブな照明、意匠を凝らした壁面装飾、抑えられた色彩。駅ごとに異なる華やかな内装を持つ地下建築のあふれる魅力が、紙面から伝わってきます。タシケント地下鉄の乗り方からウズベキスタンの歴史、ロシア・旧ソ連との関係についてのテキストも掲載された、楽しい一冊です。発行:大福書林発行年:2020年サイズ:A5判ページ:144p
¥1,980
曲線
Francesca Woodman|I'M TRYING MY HAND AT FASHION PHOTOGRAPHY

Francesca Woodman|I'M TRYING MY HAND AT FASHION PHOTOGRAPHY

22歳という若さで逝去した写真家・フランチェスカ・ウッドマン。本書は、1978~1980に制作されたファッション写真に焦点を当てた写真集です。シュールレアリズムやゴシックを思わせる繊細で大胆な構図。背景、自身、衣服の境界が曖昧に混ざり合うようすは、彼女の得々たる美学を際立たせています。ノスタルジックな色調の美しいカラー写真も収録されています。発行:MARIAN GOODMAN GALLERY発行年:2015年サイズ:250 x 280 mmページ:64p
¥7,040
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Francesca Woodman|PHOTOGRAPHS 1975-1980

Francesca Woodman|PHOTOGRAPHS 1975-1980

22歳という若さで逝去した写真家・フランチェスカ・ウッドマン。非現実な空間で自身をオブジェに撮影した作品は、シュールレアリズムやゴシックを思わせます。仄暗く詩的な画面。次第に曖昧になっていく周囲の風景との、現実と夢との境界線。壊れて消えてしまいそうな彼女の危うさが、哀しくも美しい作品のなかに立ち現れています。発行:MARIAN GOODMAN GALLERY発行年:2004年サイズ:250 x 280 mmページ:54p
¥7,040
曲線
Guido Guidi|TRA L'ALTORO

Guido Guidi|TRA L'ALTORO

イタリアのフォトグラファー、Guido Guidiの作品集。1976~1981に小型カメラで撮影された、ほとんど未発表のカラー写真を収録しています。その土地の建築物、人々、日常風景の偶然の瞬間に興味を抱いていた彼は、変化していく体験を捉える可能性を、自身の写真の中に問いかけているようです。「ちなみに」「ところで」という意味のタイトル「TRA L'ALTORO」を表すように、日常のふとした光景を切り取ることで、いったん静止し、そこから変化が生まれていく、伸びやかな視覚的思考を感じます。発行:MACK発行年:2020年サイズ:220 x 270 mm ページ:128p
¥7,260
曲線
富安隼久|TTP

富安隼久|TTP

ドイツ・ライプツィヒで、住んでいた部屋の窓から見える公園の卓球台に焦点を当て、デッドパン・スタイルを用いて定点観測的に撮影した写真で構成されています。ページをめくるたびに異なる表情を見せる卓球台のもとで、人間の行動から滲む習性やユーモア、各自が持つ独特な気質を垣間見るようです。発行:MACK発行年:2018年サイズ:200 x 270 mmページ:260p
¥6,105
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尾崎織女|世界の民芸玩具

尾崎織女|世界の民芸玩具

車掌勤務の傍ら、休日を利用して各地へ収集の旅に出ていた井上重義さん。集めたたくさんの民芸玩具を展示するために私設博物館を開設しました。世界各国から集合した玩具たちは、見たことのない姿をしていながらも、どこか懐かしく、いっぱいのぬくもりを感じます。産地独自の特色、人の手によって生まれた造形物がいよいよ居場所を失くしていくこの時に、世界の造形文化をめぐり、各地の風土、信仰や神秘に触れる貴重な機会となる一冊です。発行:大福書林発行年:2020年サイズ:B5判変型ページ:160p
¥3,300
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熊彫 ~義親さんと木彫りの熊~

熊彫 ~義親さんと木彫りの熊~

北海道を代表するお土産物として知られる木彫りの熊。徳川義親氏がスイス外遊の際に持ち帰った木彫りの熊を北海道八雲町に紹介し、困窮する農民たちに木彫りによる創作活動を支援したことから広がりました。この本では、八雲町と熊彫りのルーツをたどりながら、八雲町の作家たちの作品を紹介しています。単なる土産品という域を超える八雲の熊彫は、人びとの暮らし、樹や自然との関係性、作家としての彫り手たちの想いが伝わってくるようです。「木彫の行きつくところは塊になると思います。」と、彫り手の柴崎重行さんが話すように、ほとんど木のかたまりであるのにみごとに熊に見える、卓越した技術とセンスにおどろきます。発行:ELVIS PRESS発行年:2017年サイズ:210×165mmページ:80p
¥1,650
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池田晶子|14歳からの哲学

池田晶子|14歳からの哲学

悩むのではなく考えること、他人の心は自分の心じゃないということ、自分が死ぬこと、心のある場所のこと。どこまでいってもつかむことができない解を追いかけて、奇跡的に存在している私たち。池田さんのやさしい語り口と強靭な思考によって解かれていく30のワードを読み進めていくうちに、次第に思考のエンジンとなっていきます。日常の世界に立ち戻ってきたとき、わたしたちには、どんな景色が見えるでしょう。考えることは力のいる、けれどとても豊かなことだと改めて教えてくれる、思考のための教科書です。「『存在する』ということは、奇跡だ。存在する限りのあらゆることが奇跡であり、したがって謎なのだという絶対の真理を手放さないのであれば、君は、これからの人生、この世の中で、いろんなことがあるけれども、悩まずに考えてゆくことができるはずだ。そのためにこそ、人間には、考える精神があるんだ。」発行:トランスビュー発行年:2003年サイズ:A5判ページ:209p
¥1,320
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若松英輔|不滅の哲学 池田晶子

若松英輔|不滅の哲学 池田晶子

素手で概念に立ち向かい、哲学することの意味を探求し続けた池田晶子さん。彼女の文章を引きながら著者の若松英輔さんが導く本書は、思索の果てに見える微かでも眩い光のこと、考えるという行為のそこはかとない深さと豊かさのことを知らせてくれます。救いであり、糧であり、呪的であり、人生である言葉。幾度となく繰り返される言葉に対する思索は生涯止むことはなく、今もなお息づいています。「苦しみは恩寵であるとは、本来このような文脈にあったのではなかったか。ーー苦しみ、苦しいというこの明らかな感情ですら、自分にとっては不可解な訪れなのだと知ることで、それがよってきたる遥かな方へと解き放たれてゆくといったことだ。」発行:亜紀書房発行年:2020年サイズ:四六判変型ページ:272p
¥1,870
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宇野重規|未来をはじめる「人と一緒にいること」の政治学

宇野重規|未来をはじめる「人と一緒にいること」の政治学

変わりゆく世界の中で政治の根本を考え抜く5つの講義。〈はじめに〉では、マルクス主義の哲学者 エルンスト・ブロッホの言葉が引用されています。ナチスドイツが権力を握った、ユダヤ系ドイツ人にとって絶望の淵にあった時期の文章です。『希望とは「まだーない」ものです。「もはやーない」過去の記憶が人を突き動かすように、「まだーない」未来への希望こそが、人や社会を変えていく』大きな変化の中で、それでも変わらない人間にとっての基本的条件、「人と一緒にいる」ことについてをスタートに考える、友だち・仕事・デモクラシー・民主主義・政治。政治学者・宇野重規さんの優しい文章と、散りばめられた引用も秀逸な一冊です。*本書は、豊島岡女子学園中学校・高等学校において行われた講義をもとにつくられました。発行:東京大学出版会発行年:2018年サイズ:四六判ページ:296p
¥1,760
曲線
梨木香歩|ほんとうのリーダーのみつけかた

梨木香歩|ほんとうのリーダーのみつけかた

非常時というかけ声のもと、ますます加速していく同調圧力。出口のない不安と息苦しさが増していく中で、わたしたちは、どうしたら豊かな「個人」を保っていくことができるのでしょう。梨木さんの、控えめでありながら強固な精神が美しい言葉で綴られているこの本は、自分で自分の意見を作り上げていくときの判断材料となり、道しるべとなる、優しくも頼もしい一冊です。「自分の気持ちにふさわしい言葉を丁寧に選ぶという作業は、地味でパッとしないことですが、それを続けることによってしか、もう、私たちの母語の大地を再び豊にする道はないように思うのです。ーー群れのコミュニケーションの大きな柱は、やはり言葉なのです。」発行:岩波書店発行年:2020年サイズ:B6判ページ:80p
¥1,320
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