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従業員が自ら学ぼうとしない場合

「人には各々成長のペースがある」

当たり前のことですが、先日強く実感した出来事がありました。

私は、割に新しいことを知るのが好きですし、転職したり、新しい職につくと、周りの人に教えを請うたり、本を読んだり、業務時間内も業務時間外でもその仕事についてより知ろうとする行動を積極的に取るほうです。好奇心旺盛だからなのだろうと思います。

会社を立ち上げる経営者の方達も、どちらかと言えば、私と同じタイプに属するんじゃないかと思います。新しいことを吸収したいと思う性格にプラスして、自分でやっているのだから、会社を成長させるには自分が成長するしかないという面もあります。

で、この前、ある経営者のクライアントの方にコーチングのセッションをしていた時のこと、「ある従業員が、命じられた仕事はきっちりこなすけれど、自ら何かを学ぼうという姿勢が足りない。質問もしてこないし、本や勉強になるアクティビティを勧めてもやらない。人間としてもいいヤツだし、真面目だし、大きな問題ではないけれど、物足りなく感じることがある」と仰られました。

コーチングをしている時はあまり自分の先入観を入れないようにしているのですが、それでも、「ああ、言われた仕事をこなしてお金をもらって生活できて、余暇はそれなりに楽しければいい、という感じなのかなあ。この社長さんが物足りなく感じるのも仕方ないかも。こういう人はずっとこのまま年取っていって、若いうちはいいけれど後で大変になるんじゃないかなあ」なんて薄らと考えてました。

コーチングでは、「どうしたらいいか?」を見つけるので、更に色々その経営者に質問をしていくと、勧められた本やアクティビティ、全く読まなかったり、やらなかったわけではなく、私やその経営者からすれば信じられない遅いペース、つまり、2,3カ月に一回とかのペースでは行っていることが分かったのです。

お互いに気づきました。「ああ、その人は、その人なりに成長しようとしているんだ。そして、今まで、自ら何か行動をすることで成長する楽しみを経験したことがなかった(これはその経営者の方の話から推測)ので、その楽しみや充実感を味わったら、もっとペースが速くなるのだろう」と。自分がほぼ毎日成長のために何か活動をしてるし、周りにもそんな人が多いから(コーチングのクライアントさんになる方には多いですし、これまでの部下達や知人友人にも多い)、月に2,3回は成長しようとしていないように見えるけれど、そうではないんだと、今更ながら実感をもって気づけたのです。

いやあ、当たり前なんですけどね。

従業員の方が、自ら学ぼうとしない、と感じている方、もしかしたら、自分のペースの100分の1位で動いているかもしれません。そして、そのスピードは少しずつ速くなっているかもしれません。ちょっと気にしてみてくださいな。

「どうしたらいいか?」については、おススメを時折しながらもその成長を見守る、になりました。

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