「ジャッジメント」短歌連作20首
ああこれはただの嫉妬です2、3日様子を見れば正義に変わる
嫉妬なんて負の感情でこれだけのことができると思ってるのか
そんなのさ心の中で決着をつけて糧にすりゃいい話じゃん
腕力じゃ勝てないだから腕力を使う火曜の昼街中で
あの人ならどうするのかなという見本にもうなっていて許せない
俺の方がおもしろくてかつあの人はおもしろくない おもしろくない
向き合えたときに一皮むけそうなという嫌いの婉曲表現
やな事があったとSNSに書かれてて思いは届くのですね
もう全部許さない君の表現を悪し様に言う君の心を
キャラ付けやファンサでやんちゃキャラをした人を刺してどうするんだよ
何一つ培ってない拳でも一生残る怪我を負わせる
ご自身のことを歌っているのでない皮肉は爆弾を投げます
息を呑むほどダサくても血の混じるほどもどしてもきみはきれいだ
やりたいことをやりたいようにやることを許さないと言ってるのです
できるからやってるだけの創作で人に脅かされてどうする
幸せになることで見返そうとするのは闇討ちが億劫だから
絶望しろ私が生きていることをそしてこれからも生きていくことを
僕にやどるとりつくわだかまるものをぶつけた枕が使えなくなる
きみのことではないが僕以外からそう思われているかもしれない
私がそう願うからこそ君の死はいつおとずれても私のためだ
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