全ての男性が女性を支配しているわけではない。

3月4日(木)

仕事が捗らない、イケてない3月。何とかしないとと、久しぶりに早寝早起きでスケジューリングを見直す。しばらくの間、集中力を必要とするタスクは朝食前に実行することにする。

スケジュール見直し初日の本日は、5時に起きて企画書の作成。朝食を挟み、午後一までに仕上げる。その後は病院に行ったりと何となく過ぎ、夜は仕事でプラン・インターナショナルのオンラインセミナー「男性学の視点から考えるジェンダー平等~国際女性デー2021~」に参加。

ジェンダー平等の促進に必要なことは何か。男女間の対立ではなく、男女が互いの考えや思いに耳を傾け理解しあうことの重要性を、男性学の視点から考えようというもの。

詳しくはこれから原稿を書くのでお伝えできないが、色々と発見のあるセミナーだった。そもそも男性学なんて言葉、知らなかったし!

ゲスト出演された多賀太先生のお話から特にハッとさせられたことをお伝えすると、今の日本は男性優位な社会だけれど、全ての男性が女性を支配しているわけではないこと。支配しているのは一部の男性であって、多くの男性も女性と同じく支配されているということだ。女性と違って「従属的男性」は「支配的男性」になれる可能性があるから、全く女性と同じだけ不利だとは言えないかもしれない。でも、苦しんでいる男性もきっと多いのだ。

コロナ禍で、女性の自殺者が増えていると言われている。2020年はその前の年に比べて885人増の6976人だ。「しかし、男性の自殺者はそもそももっと多いことも忘れないでほしい」と多賀先生は指摘する。確かに、男性の同じ年の自殺者数は1万3943人と女性の倍ほど。男性の自殺者数は年々減少にあるとされているが、行方不明者や身元不明遺体の数も考慮したら、本当に減っているかはクエスチョンだ。

「わきまえない女」が盛り上がっている昨今。弱い立場の男の人は、苦しみを抱えていないだろうか。今まで以上に声を上げにくくなってはいないだろうか?

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