竹花MUP:ソフト視点を鍛える
おはようございます。アメリカ、ミズーリ州で野球スクールを運営し、トラベルチームを引率しながら、副業でヨガのインストラクターをしています、Kyokoです。
昨日、久しぶりに竹花さんのMUP見たので、そのアウトプットしていこうと思います。
昨日みた動画は「ソフト視点」を鍛える、という話をされていました。
ソフト視点というのは「見えていない情報を想像する」視点のこと。
例えば、美術館に絵を観に行ったとする。多くの大人が絵、そのものではなく、その横に書いてある説明書きを読む傾向にある(←実際私もそう)。絵の説明書きはハードの情報(見える情報)、説明書きを読まずに絵を見ることで、「この絵が出来上がったいきさつ」だったり、「この絵の直前には何が起こっていたのか」とか、「この絵の後、何が起こっただろう」とか、見えていない部分、ソフトの情報をを想像していく。
この行為は、ビジネス成功者が自分のビジネスの方向性に仮設を立てることに似ている、というのです。なので、この力がついていけば、ビジネスを成功させる可能性がグンと上がるらしいのですね。
ここで考えていかなくてはならないのが「自分の売り」いわゆるUnique Selling Proposition(USP)というやつだと思われます。
興味深い失敗例を挙げられていました。ラムネというドリンクがありますが、飲んだことありますか?私、子供の頃大好きでした。小さい頃は炭酸が飲めなかったのに、屋台でおじちゃんにボンッて開けてもらって、泡が噴出して「あーあー」ってなるのが本当に楽しかった(笑)
このラムネを作っている会社が、何を思ったか、このラムネをペットボトルで売り始めたそうなんですね。アメリカからセブンアップやスプライトというった競合が責めてきて、ペットボトルの飲みやすさを真似しよう!というアイディアだったのかもしれません。
それが全く売れなかったそうなんです。
確かに、ラムネって味覚えてます?ソーダってのは覚えているけど、甘かったか、とか甘さ控えめだったとか、そんな味は全く覚えていなくて、なんなら炭酸飲めない私が買っていたということは、まさにビックリマンチョコ現象で、きっと私は開けてもらったラムネを誰かにあげていたはず。飲んでなんていない。
ということは、ラムネの売りは開ける瞬間の体験であって、ドリンクではない。
ここを想像できているかできていないかで、大きな違いがあるということです。
めっちゃ説得力あります。竹花さん、相変わらず素晴らしいです。
ここで大事になってくるのが「カスタマージャーニーマップ」
なんか横文字出てきました。顧客の行動を把握して、その心理を想像して、仮設を立てる。そこにビジネスを広げるチャンスがある、という話です。
ちょっと難しい表現が出てきたので(笑)、とても分かりやすかった例を紹介します。
美容院を経営しているとします。お客様が来店されました。カラーだったり、カットのみだったり、セットのみだったり、いろいろあるとは思いますが、美容院からのサービスを受けたあと、やりがちな行為はなんですか?これはよくSNSで見かけますね「久々にカラーしました@○○サロン」てな感じで。⇐顧客の行動を把握
自撮りをSNSに投稿する、というところまでセットでやっている美女は世の中に五万といます。たぶん五万以上いますね。これは美容院が髪型セットの技術を売っているのではなく(これはハード視点)、お客様に感じてもらう優越感を売りにしていると仮設を立てる⇐その心理を想像する(ソフト視点)。
じゃぁ美容院にちょっとしたフォトスタジオコーナー(ライトアップとか天幕とか作って)を設置して、美容師が写真撮影を手伝う、というところまでやってあげてはどうだろうか?というビジネス戦略が思いつくわけです。
これが顧客のニーズとなれば、少々この美容院の値段が高かろうが、お客様はこのお店にまた足を運びます。「いや、わざわざブースで写真まではとらなくてもいいです」ってお客さんもいるでしょう。でもみんなが取ってもらっていたら、自分も取りたくなってしまうのは人間の心理というものです。
あとはトライ&エラーの繰り返しと思われます。機能しなかったら「あ、これは的外れだったんだな」と、なぜ外れたかを分析して、その方向には向かっていかないことです。
こんな感じで昨日はソフト視点について学ばせていただきました。
それでは、今日も1日頑張ります!
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