目的は「権力争い」

おはようございます。アメリカ、ミズーリ州で野球スクールを運営し、トラベルチームを引率しながら、副業でヨガのインストラクターをしています、Kyokoです。

昨日は副業のヨガインストラクターのクラスが1クラスしかなかったので、溜まっている作業を一気に片づけようと思った一日だったのですが、急きょヨガのプライベートレッスンの依頼が入ってしまい、なんとなくいつもと同じような一日になってしまいました(^^;)

目標にしていた掃除機掛け(←目標というほどのことでもないけれど(笑))は台所だけ、というなんとも中途半端な結果となってしまったこともちゃんと打ち明けます(^^;)

今日はリビング、私のオフィス、寝室とバスルームを徹底的に吸い上げてやります!!

昨日も一日疲れていたなかで、やっとまだ読み途中の「嫌われる勇気」を手に取ることができました!えらいぞ、私!

昨日読んだ箇所は「権力争いから復習へ」という項です。

人との会話の中で、腹が立った時、相手が「権力争い」を挑んできていると考える

という箇所にかなり心当たりがある人がいるので、いくつかお話させていだきます。

トラベルチームの選手のお母さまなのですが、この方矯正歯科医で個人のクリニックをお持ちで、クリニック内でボトックス注射のサービスもしていらっしゃって、このサービスは結構人気と聞いています。副業で週に1度ピラティスのインストラクターをしているらしく、初めて話しかけられたときは「あなたヨガ教えてるんだって?私はピラティス教えてるのよ」と若干マウントとられた感はあったのですが、あまり気にはしていませんでした。

最初のプチ腹立ちは去年のユニフォームのオーダーの時でした。「みんなこのシャツはあんまり着ないから、違うのにしたら?」と提案されました。この方よく「みんな」と言いますが、実際は着ている選手もたくさんいます。

そこはスルーしました。

2回目の腹立ち案件は、最近の話になるのですが、コロナでいろんな大会が中止となってしまい、申し込みたい年齢(16U)の大会が見つけられないでいました。すると「この選手(16歳)とこの選手(16歳)を外して15Uの大会に申し込んだらどう?」と提案してきました。

自分の息子(15歳)がプレーできれば、この2名の選手には犠牲になってもらってもかまわない、ということ?と受け止めてしまいましたが、ここはグッと腹立ちを抑えて、「その選択肢は考えていません」とだけお伝えしました。

最後の腹立ち案件は、何日か前の投稿でも少し触れたのですが、「選手は平等に出場機会が与えらえるべきだと思っている」ということと、「監督コーチから父兄へのコミュニケーションが足りていないのでもっと選手についての状況を報告してほしい(ここがいいとか、ここが悪いとか)」という、これはリクエストになるのかな?メールをいただきました。

ここで説明させていただくと、出場機会が平等に与えられるべき、というのは最近の幼稚園のお遊戯会の話に似ていて、一人の園児にしゅやくであるシンデレラをさせるのではなく、シンデレラを演じたい園児が5名いたら、5名すべてにシンデレラの役を与える方針であると聞いています。

この辺は賛否両論あるとは思いますが、5歳の幼稚園児であればかわいい話で済ませられます。←済ませられない方、ごめんね。

16歳レベルの高校野球児が試合の出場機会を与えられてしまうと、結果を残している選手をベンチに座らせなければならないこともあり、この選手は頑張ってもスタメンを保持することはできない、とモチベーションが下げてしまうことになりかねません。そして、結果を残していない選手がこの結果を残している選手と同じだけの出場機会を与えられると、努力をしなくなってしまう、ということも起こりえます。

ある程度の緊張感とストレスがないと人は成長できません。

もう一つの「監督コーチから父兄への連絡」の件ですが、監督コーチは選手と蜜にコミュニケーションをとっており、「ここを改善しよう」とか、「今日のここがよかった」ということはベンチ内でやり取りしています。チームとしては、父兄への報告義務は選手にあると考えていて、いちいち父兄に電話で報告なんてしたりしません。もちろん、選手が親と話したくないことがあるのであれば、父兄のほうからコーチに連絡してもらうことも可能です。

こんなことが頭をめぐりにめぐりましたが、別の質問の返答だけしてこの二つの件に関しては、今回はスルーさせてもらいました。←腹立ちすぎてケンカしそうな勢いだった(笑)

といった感じで、他の親御さんからこういった提案やリスエストのメールはないのですが、この方からは月一のペースで提案いただいています。

この方の言い回しというか、口調(すべて文章ですけど)がどうも合わないというか、もっと言い回しがソフトだと私も彼女の提案やリクエストに対して考慮する気持ちにもなるのかもしれませんが、そんな風に思えたことは1度もありません(笑)

話を「嫌われる勇気」に戻します。

この方が何度も提案やリクエストのメールを送ってくるのやめないのは、この方の目的がシステムの改善ではなく、「闘うこと」である、というのがアドラー心理の考え方、ということだと理解しました。

闘って、勝つことによって自らの力を証明したいだけなので、ここで私がこの苛立ちを隠さずに返信してしまうと、この方の思惑通り、関係は権力争いに突入してしまうので、いかなる挑発にも乗ってはいけない、という風に書いてありました。

何度も言い返したくなりましたが、言い返したところでこの方が「ああ、そうね。あなたの言うとおりだわ」となってくれる気配が1ミリもなかったので、時間の無駄使いはやめようと思って返信しなったのですが、ぶっちゃけ2~3日いい気はしていませんでした(笑)

でも、改めてこういう苛立ちを活字化してもらうことで、とてもスッキリした気持ちになれました。←最後のメールは2日前だったのでまだイライラはしていたのです(^^;)

最近読書に時間を使えてなかったけど、1日の中で10分でも5分でもいいので読書の時間は作っていくべきだな、と改めて思いました。

YouTubeでも素晴らしいコンテンツはたくさんあるし、勉強になることもたくさんあるけれど、私は自分のペースでゆっくりと理解をしながらインプットしていく、というスタイルも好きです。自分の体験と照らし合わせながらゆっくりと理解を深めることもできますしね。

よし、それでは今日も1日がんばります!

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