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自分を究めた先に、広がる世界
『強運をつくる干支の知恵』という本を読んでいます。(北尾吉孝著 致知出版)
その中に引用されていた安岡正篤先生の言葉に目が止まりました。
もし政治家、事業家、教育家、それぞれの人々が、もう少し真剣に自分というものを 究明したら、この世の中を、一変するくらいなんでもない。
戦争をしたり革命をやったりしなくても、 (中略)人類の生活というものは 日進月歩してゆくはずだ。自分を究めないものだから、いろいろ過ちをおかして悲劇が始まるのである。
この部分を目にして自分を究め明らかにする、ということはそれほどまでに大切なことで、世の中を変えるほどの力があるのかと改めて感じ入りました。
算命学は、雑誌などで紹介される際に「占い」として扱われることが多くあります。ですが、その中身は自分が本当に望む生き方や在り方を読み解くための「学問」として成立しています。
まさに自分を究め、明らかにするためのツールです。
人は宇宙の一部として天に生かされている、という自然の法則を使い、変えることのできない「宿命」や「運勢」を導き出すもの。
それは決して人生を決めつけるものではなく、より豊に生きるため自分をどう動かせばいいのかを知るために使います。
自分を知らないままでは、どんな強運も使うことができません。
自分を知ることが先、占術はそのあと。
算命学ではこれが鉄則です。
自分を究明することがより良い世界につながるのなら、算命学はそのお手伝いができると私は確信しています。
楽しみ、喜びに溢れた人生を送るために、まずは自分を深く知るところから始めてみませんか?
私たちひとりひとりの幸せは世界を幸せにする一粒種。
そして行く末は、この世から貧困や争いがなくなりますように。
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