●築50年超えマンションの住戸を買うメリット、デメリット

こんにちは。
ハッピーすまいコンサルタントの
しのぽんです。

今日は築50年超えの分譲マンションを購入する場合のメリット、デメリットを書いていきたいと思います。

こういった物件は、

・年月を経たビンテージ感が好きな人が購入する場合
・コストメリットを見越して投資的に購入する場合

の2つがあるかと思います。

築50年超えだと、周辺の築浅マンションよりも安いので当然コストメリットがありますよね。

その他にも、築50年超えだとだいたいどこのマンションでも管理組合の間で建て替え需要が持ち上がっていることが多いです。

この建替えに対するコストメリットと起こりがちなデメリットを確認していきますね。

まず、築50年超えの分譲マンションを購入してメリットを得るためには以下の戦略を取ったほうが良いかと思います。

✔容積率の余っているマンションを購入する。
→建替え時に増える床面積を手に入れることを狙う

✔建替え計画がどの程度進んでいるのかを確認してから購入する。
→建替えプロジェクトを担っているディベロッパーに購入した物件を購入時同程度、または高く、買い上げてもらうことを期待する。

次に買ったあとに起こりがち、または絶対に発生するデメリット。

✔建替え需要が持ち上がって、ディベロッパーが動いていても建替え完了までに7〜8年はザラです。10年がかりとなることもあります。

✔住人の大多数が反対だと建て替え計画が白紙に戻ることもあります。

✔工事期間中は別の場所に住む必要があります。
規模によって違いますがおおよそ12ヶ月〜18ヶ月。

✔既存の建物の容積率が沢山余っている場合は別ですが、通常建替後にも同じ広さの空間に住みたい場合は費用が発生します。数百万円。

✔中古を買った場合、インテリアは自分好みに自由にカスタマイズできますが、建て替えの場合はディベロッパーや施工会社のメンテナンス基準にカスタマイズされたインテリアにしか出来ないことが多いです。

いかがでしょうか。

築50年超えのマンション、皆さんなら買いますか?

今日もあなたが一日笑顔でありますように。

感謝∞

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