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モーツァルトのなぞなぞ

◆トップ画像をご覧ください

YouTube で見つけた「モーツァルト、自由か死か!」というフランスの番組で、モーツァルトが楽譜の余白に書いたフランス語のナゾナゾみたいな言葉遊びが紹介されていました。わかりますか?

このアルファベットやイラストを使ったなぞなぞは当時流行っていたようで、Gienのアンティークのお皿でもナゾナゾ絵皿(判じ絵皿)というのがあります。以前、代官山のブロカントで見つけて面白いと思ったので何枚か買ってみて、頭を捻って必死で謎解きをしたことがありました。

さてトップ画像のナゾナゾの答えは

J’ai assez obéi à elle
(私は彼女に十分従った)
アルファベットをフランス語でそのまま読むだけ。

それではもう一題!

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J’ai grand appétit
(私は食欲旺盛です)
大きいGと小さいa

更にもう一題!

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J’ai couché avec elle

とてもモーツァルトらしい。もうこれはわかる人だけで(笑

暗号のような言葉遊びまで思いつくなんて、母国語ではないはずのフランス語を彼がいかに自由に操っていたか伺えます。やはり天才ですね。

◆モーツァルトといえば、藤田真央さんのモーツァルトピアノソナタ全集が秋に発売されますが、発売日程やCDジャケット等がソニーのサイトで発表になったようで何か書かずにはいられない(笑)。凄いなぁ本当に。
発売スケジュールは2022年10月5日(水)国内盤発売、2022年10月7日(金)ワールドワイド盤発売。

ソニークラシカルのサイトより引用
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《クラシックの名門レーベル、ソニークラシカルとの専属ワールドワイド契約を結んだ日本人ピアニストは藤田真央が初めて。同レーベルと専属ワールドワイド契約を結んだ日本人アーティストでは、過去に、ヴァイオリニストの五嶋みどり、また現在ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスターを務めるヴァイオリニスト 樫本大進らがいるが、藤田真央の契約は日本人演奏家としても樫本以来22年ぶりとなる快挙。また、モーツァルトのピアノ・ソナタ全集を日本人ピアニストがワールドワイド契約でリリースするのは、内田光子以来2人目だ。》
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🇫🇷今年の夏は南フランス・プロヴァンス地方でルネ・マルタン氏が主催するラロックダンテロンピアノフェスティバルでも聴くことができます(以下書く練習)

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R.D.V au Parc du Château de Florans de La Roque d’Anthéron le 30 juillet à 21:00, pour ceux qui veulent assister au récital du pianiste japonais Mao Fujita qui a remporté 2 prix au concours Tchaïkovski de Moscou en 2019. Le programme de cette soirée en plein air se compose des œuvres romantiques autour de Chopin, Brahms et Schumann.
Mais faites-attention, n’allez surtout pas au grand théâtre de Provence à la même heure!! (C’est M.Sokolov qui jouera…)

とにかく秋のアルバム発売が待ち遠しいですね!







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