1.自分に合ったオーダー家具製作の見積依頼・注文する方法
私はオーダー家具職人として技術を身につけ、
図面を渡され一から仕上げまで経験を重ねた。
主に収納家具やキッチンの流し台などが得意で
椅子など脚物家具は得意ではない。
当時勤めていた田舎の木工所が通信販売や
ホームセンター用の量産家具の下請け製作を
していた際の理不尽な状況を打破するために
ネット通販を私が勉強して直売もしていた。
その時の経験はパソコン嫌いで苦しかったけど
独立した今、大変役立ち感謝している。
お客様からオーダー家具の見積依頼や相談を
ネットで受けて田舎で作り配送で納品する。
アナログ職人として我慢してネットを学び、
とてもいい時代についてこれた(笑)
そんな私が初めてオーダー家具を考える方に
オーダー家具の見積依頼や相談方法を
お伝えしようと思う。
(通常記録と違い、以下敬語に切り替える)
このマガジンでご自身に合った依頼先の
参考にしてください。
自分に合ったオーダー家具製作の見積依頼をどこにするか
オーダー家具を依頼する方法は複数あります。
敷居が高いと思われがちですが
木工所側の自分からすると大歓迎の世界です。
家具屋さん・家具メーカー
インテリアショップやセレクトショップ、
家具メーカーなどの既製品展示を参考に
オーダー家具を依頼できるお店に依頼する。
(自社製作ではなく提携木工所があることが多い)
設計事務所・工務店
家を建築する場合や新築マンション購入には、
設計事務所や工務店の提携先の木工所に依頼、
もしくは家具だけの製作の場合、紹介される。
木工所に直接依頼する
店舗を持たない木工所に直接依頼する。
地元の木工所に直接訪ねてみたり、
今はホームページがある会社が多いので
ホームページから問い合わせしてみる。
(私もこの方法で受注していました。)
経験者や知人に紹介してもらう
オーダー家具を依頼した経験がある人や
知人に木工所を紹介してもらったり、
口コミを参考に依頼する。
DIY活動している個人に依頼する
今はDIYも根付き、副業で個人が
DIYの延長で家具製作をする人もいます。
その場合、SNSで製作事例や人柄がわかり
依頼するハードルは低いですね。
ただ注意点は素人の場合、支払い問題や
強度や破損トラブルも想定した方がいいです。
オーダー家具は依頼先で価格が変わる
ご自身の必要とする家具や住まいの場所、
用途により結果が変わり、極端にいうと
予算が10,000円以上変わることもありますし
室内全体を依頼したら10万円以上差額が出て、
これはボッタクリでもなく普通にあります。
(詳しくは別マガジンで記載しますね)
何を得意とする木工所か確認する
オーダー家具といっても、椅子やテーブル、
壁面収納に下駄箱にテレビ台に机にと
様々な種類があります。
家具屋さんや木工所に頼めばいいんじゃない?
というのは正解ではありますが
実は木工所でも椅子しか作っていない、
棚板しか作っていない、ドアしか作っていない
など、特化していることがあります。
収納家具と椅子、は使う機械や材料が違うので
得意分野ではない種類を依頼すると
作れない、もしくは高くなる、外注に出す、
などの結果になります。
ですから、ホームページやInstagramなど
SNSがあれば製作事例を確認した上で
ご自身が依頼したい家具が製作可能か
お問い合わせされることをおすすめします。
1cm違いで値段が大幅に高くなる
オーダー家具は自分の必要なサイズを
形にする魅力があります。
しかし、たった1cmの奥行の違いで
壁面収納の値段が1万円、材質によって3万
全体の幅や棚の数により5万10万変わります。
本当は重要じゃないのに知らないために
キリの良い数字を指示して高くなっても
木工所はお客様の依頼のまま製作するので
気が付かないままコストアップするのは
もったいないですよね。
(木工所も利益取りすぎてるわけでもない)
オーダー家具を失敗せずに依頼する方法、
価格で損しない方法や材質選び、
値段以上に気を配る大事なポイントなど
記載しますのでマガジンをフォローしてください。
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