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2023 GW。

大人だって、母だって、弱音を吐きたい時はある。
私はまさに今そんな心境。
息子が殻に閉じこもって5か月目が過ぎようとしている。
原因不明。
でも、少しづつ変化はしている。
そこを評価すればいいんだ。前に進んでいるんだって思うことにしているけれど、今日も息子は目を合わせず、言葉を発せず、私の問いには答えてくれない。

正直悲しい。

苦しいのは息子なんだって、わかっているけれど、じゃあどうすれば息子の苦しみ、心のどこかに突っかかているものを取ってあげられるのだろう。

時間が解決してくれるのかもしれない。
事実そうなんだと思う。

でもそれをただ待っているのは「親失格」なんじゃないかという、焦りにも似た感情がわいてくる。

息子はほぼしゃべらないのだけど、「床屋に行くからお金頂戴」とか「歯医者の予約を取ってほしい」とかいう要望は「母」である私にのみ言ってくる。
そう、彼と外のつながりは「窓口」である「私」なのだ。

だから、余計に責任を感じてしまう。
私のコミュニケーションの取り方ひとつで、息子の回復が前進も後退もしてしまう気がする。

夫は、仕事でそれどころではない。
それどころというか、息子は夫との会話を避けているのでどうしようもない。
幸か不幸か、そんな夫は息子の様子を尋ねるどころか、私の横で仕事の愚痴やため息ばかりついている。
本当は私だってため息付きたい。
でも、夫は自分が中心だ。
そして、自分が満たされないことを自分で解消できないタイプ。
そう、家族に求めてくる。正直うんざりだ。

私は息子が生まれてからずっとこれに耐えてきた。
家事・育児・仕事のトリプルワーク+夫のケア。
何かにつけ「家族のために頑張っている」と言われ、ほかの事に関心を持たない夫のケアをしてきた。仕事の愚痴を聞いてやり、ストレスのはけ口となり、仕事で昼夜逆転となって日中は寝てばかりの夫の代わりに、あらゆる家事育児をしてきた。

今、子供が大分手を離れて楽になり、ようやく夜ゆっくり寝られたり、仕事を余裕をもってでき、そして少しだけど趣味の時間も持てるようになったのだ。息子の病気は予想外だったけど、しっかり対応していきたいと思っている。

けど夫は別。やっぱり子育てのあの大変な時期を、ともに乗り越えられなかった寂しさは埋まらない。たとえ理由が仕事の多忙さだったとしても、夫のそれは、本人の無関心からくるものだったと確信している。だって、夫の口から心からの言葉を聞いたことが無いから。子供が小さい時から、子供の要求にさえ「電話がかかってくるから遊べない。」と何かにつけ仕事を優先してきたし、それが夫の不器用さからくるものだとしても「ごめんね」と心から謝ったことなどないのだ。「ごめん」の後に必ず「でも」だの「だってしょうがない」だの、結局こちらが折れるしかないような、こちらには判りえない理由(仕事)を付けくわえてくるのだから。

あと、夫は、家族と何かを楽しむということができない人だ。キャンプ、映画、公園、にぎわう場所、どれもNG。にぎわう場所がダメなら自然はどうかと言うと、虫が苦手でキャンプなど自分で食事を用意するということができない。何より、自分が興味のない、「子供のための場所」に行くのを嫌う。

絶望的だった。

だから、全部私一人でやってきた。キャンプもバーベキューも、映画も私が連れて行った。キャンプは私と子供たちで、バーベキューは火おこしから料理までぜーんぶ私がやって準備万端のところに夫が来るというパターン。別に良い、私は好きだから。だから、どれもこれも楽しい思い出だ。

でもね、だから子供たちは夫と楽しむことを何も知らない。


GW。今年は、今まで以上にばらばらになってしまった。。

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