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清く正しく生きたかった

小さいころから
自分だけは清く正しく生きたいと思っていました

青信号点滅していても
ギリギリに走って渡らない
ちゃんと立ち止まって
次の青信号を待つ私

電車のホームの整列乗車で
割り込む人を見ると
どうにも許せなかった私

どうしてだろう
おひさまの下で堂々と生きたかったのかな

だから、ちょいちょいやらかす小さな失敗に
そのつどそのつど落ち込んで
自分はダメな奴なんだって上書きしつづけてきました

清く正しい自分こそが
愛されるんだって
思い込んでたんですね

愛されたいから
清く正しくあろうとした

なんだかアタシ健気だな


だけど
だけど

清いってなに?
正しいってなに?
それって誰かが決めた軸でしかないんですよねぇ

結局のところ
自分の中にしか答えはないわけで
自分が持っている答えに自信がもてないと
責任を逃れるために
他人軸で生きようとするんですよねぇ

一人一人の生き方はもともと
個人の判断に委ねられているはずで
人の目を気にしながら生きるのは
他人の人生を生きているようなもので

自分の人生生きたいのなら
清くなくても正しくなくても
愛されなくても

いいのかなぁって今は思います


自分の人生のハンドルは自分で握る
思う存分人生を体験するために
この星に生まれて来たんだものね

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