日本の食育のすごさ。「孤独のグルメ」を見てみた。

先日、スーパーに行って、ちょうどネギがなかったので買ってきたのですが、ネギって、ある意味すごいな。
だって、大衆食堂にいくと絶対に、うどん、そば、ラーメン、炒飯、味噌汁、すまし汁、野菜炒め・・・などなど、ベーシックなものに、必ず入っています。
フランスにいくと、なんか色どりでパセリがかかっているのですが、これが、アメリカとかイギリスだとないです。特にハーブが売りの店なら別ですが、そういう配慮、ないです。色どりがないですな。
しかし、なんとまあ、素うどんみたいなのでも、ネギだけは絶対に入っている。すごい。ちょびっとだけど、これで食物繊維が取れます。汁そばとかいっても、ネギは絶対に入っています。たまにぺらぺらのなるとかまぼこが入っていたりもしますが・・・。これも白とピンクでかわいい。

「孤独のグルメ」のSeason2の9話で、なんと砂町の商店街の、ごろうさんの自分の事務所で晩御飯を食べる回なのだ。
それで、砂町商店街で、お惣菜屋さんであれこれ買って帰って食べるのだが、まあ、レバーフライとか、あさりご飯とか、マグロのメンチカツとか、いやあ、おいしそうだ。スーパーで売っていたら、買う買うｗｗｗ

しかし、このとき、吾郎さんがチョイスしているのだが、絶対に食育でバランスを考えているのだ。
「陸海空だ」というのだが、マグロのメンチカツ、鶏肉や豚肉牛肉など、肉類は一通り抑えているし、これらはタンパク質だ。
そして、大根は絶対に買っているので、食物繊維もばっちりだ。かぼちゃも買ってる。緑黄色野菜もばっちりだ。
ご飯もあるので、炭水化物はとれる。
食育の専門でもない、シナリオライターさん、すごいわ。義務教育の勝利だよ！！

ただ、おいしそうなものを選んでいるだけなのに、ちゃーんと食育で栄養バランスを考えているのだ。

貝は、たんぱく質にもなるが、ミネラルも含まれているはずだ。

ついでに、1人の男飯なのに、ちゃーんとかわいい小皿にのせて食べているｗｗｗ
さすがは輸入商なので、なんかお皿や雑貨類のデザインにはうるさいのかも？ｗｗｗ
うーん、日本人だなｗｗｗ

よく日本人は無神論といわれるが、ぜんぜん違う。
「お天道様に恥ずかしくないように」というのは、これ、神道なのだ。
天照大神の前で、変な怒られるようなことをするなってことであって、神道は空気のようになじんでいるのである。