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若い精神科医や精神福祉カウンセラーの人は、こういうおかしい人の行動まとめサイトを読んで、事前に研究するとよい。

大変、よろしくない言葉なのですが、インターネットの世界には「キチママ」(鬼女とかいうこともあり)とか、「ガイジ」「糖質」という隠語が出回っています。
だいたい、精神障碍者のことをいいます。たとえば糖質は「統合失調症」のことのようでして、統合失調症患者が「悪魔がー」とか「天使がこういったー」といった、幻聴や幻視行動を見ていて、「あー、患者がまた変なことを言っている」というときに使うようです。

患者さんには大変失礼な言葉なのですが、たぶん周囲の家族、あるいは会社の同僚や近所の人で患者さんから迷惑をかけられている人、ちょっと離れた親族で世間体などを恥ずかしく思っている人などの発言もあるかもしれません。家族のほうは、看病で振り回されますので大変です。
精神病には、当人が困っている場合と周囲が困っている場合の2種類があるのです。うつ病のように、当人が困っているときは病院に自主的にいくと思うので、まあましなほうなのです。

さて、今日の主旨は、まだ臨床経験が少ない精神科医の先生や、メンタルヘルス系の介護士、精神福祉士の若い方、またそういった資格を取るために勉強している大学生などが、「あれ? こういう行動や発言も精神障害の一種なのかな?」と臨床に代わる経験を得るのにいいかもしれないサイトをご紹介します。

繊細な人やくそ真面目過ぎる人は、ショックと思うので、読まないほうがいいかもしれません。
あくまで、脳科学や精神科の勉強のために、しょうがないので「一種のケーススタディ研究」として読まれるといいと思います。

素人さんの場合は、こういった本をあらかじめ読むとよいと思います。これは漫画ですし、ぱぱっと読めますし、漫画の登場人物の表情などもわかりやすいので、「あー、病気になるとこんなかんじなんだ」と少し理解がしやすいかなと思います。
家族や職場にいたら、冷静に観察してみましょう。


私の個人的スタンスはこんなかんじで、発達障害支援のように、精神科医の先生が何か支援センターとうまいこと、当人、周囲の人、利害関係者、社会的啓もうなどもしてもらいたいと思っています。必要なら法律を作ってもらいたいし、精神科医の先生に「精神医療の見える化」や啓もう、よりよい治療法の研究などの補助金なども、政府が出してもらいたいと思っています。
(パーソナリティ障害だからといって、優秀な人材もいて、倫理観のある人もたくさんいます。)

特に、皆さんがあまり知らない「パーソナリティ障害」の人は、うつ病などと違って、当人が困らないケースも多々あり、どうも配偶者や周囲の人を搾取して、離婚したり、会社などでトラブルを起こす人が多いからです。当人はまったく「わたし、正常」と思っているので、絶対に精神科になんていきません。また、立場的に上の人、社長や部長、政治家、教師といった、普通なら尊敬される社会層の人でさえ、このパーソナリティ障害(特に「自己愛性」と「反社会性」のケース)に当たる人がちらほら見えます。まあ、政治家の場合は、ツィッターで炎上したりするので、わかりやすいのですが、でもいつまでも当選したりして、本当に困ります。民間では、ブラック企業の社長や管理職も、その傾向があります。一見、まじめそうに見えるし、口達者でリーダぽいのでたちが悪いと思います。

何度かリンクしたのですが、一応再度、家庭向けのパーソナリティ障害の特徴や治療手順などを書いてあるページをご紹介します。


(専門家の方は、医療関係者向けサイトを見るとよいです。)
ちょっと古いですが、専門家向けの専門書ももちろん、何冊か出ています。

こっちはわりと新しめです。医療の診断はたまに改訂されることがあります。また、多くのお医者さんは診察に迷ったら、こういった教科書的なガイドを参考にされます。

さて、偉く前置きが長くなってしまったのですが、ネットのまとめサイトには、当事者が「うちの旦那(もちろん、妻のケースもあり)、こんなに頭おかしいことするんですー!」という悲鳴まじりの愚痴やネット民への相談がけっこう書かれています。性別や年齢、幼少期の事情なども書かれていて、現在や直近の経験なども書かれているので、読まれて研究されるといいかなと思います。

たとえば、1つはこんなかんじです。

(ちょっとサイト運営者は広告のアフィリエイト収入目的でやっていることが多いので、まあ、広告がいっぱいでてうっとおしいですが、比較的ましなサイトなどをご覧になるとよいでしょう。)

動画で、わりとかわいい絵で修羅場感が低めに見える(実際はけっこうでかいトラブルだったりして、逮捕される例もあります)チャンネルなどもあるので、これも見てみるといいかもです。

他に、こういう女性サイトで毒親、おかしな姑、おかしなママ友などのエピソードの漫画が載っていたりします。体験談を漫画にしていることが多いので、近いことが実際にあったのでしょう。何本か見ると托卵妻、モラハラ夫、前時代思考姑などがぽろぽろ出てきて、普通に兼業主婦で大変な奥さんを苦しめます。もちろん女性が悪いケースもあります。
例をあげましょう。これなんて、母親が毒親で、兄ひいきで甘やかしすぎておかしくなっている兄の言動がすごいです。「兄が狂った」というのは、まんまな表現かなと思います。

https://select.mamastar.jp/755349?utm_source=select_sinkiji&utm_medium=4koma

もう1つは、浮気男に捨てられて、子供を托卵して捨ててきた奥さんですが、この漫画家さんはなかなか絵もうまくて、狂っている表情が上手だなと思います。1話から読むと実に「自己中」で「他人を利用、搾取」「そしてだますのがうまい」ことがわかります。自己愛性パーソナリティ障害の特徴に何個も一致します。
精神病の場合は、発達障害のグレーゾーンのように、グレーな領域があります。たとえば、1時間話し合って改善してくれたら、それはただの家庭教育の悪さなど教育問題や思い違いであって、病気ではありません。何度頼んでも、本能的にやる場合が、精神病を疑う、1つの目安かなと思います。
(もちろん、現実にこんな人が患者でいたら、ちゃんと精神科医の先生に診てもらうとか、脳神経科などで脳のMRIを撮影してもらったら、一流の専門医にはすぐわかるかなあと思います。まだ、日本ではMRIから病気を推測するのは、認知症やADHDくらいかなと思いますが、そのうち他の精神病もだんだんぱっとAIでわかるようになるかもです。)

こちらは、ちょっと古い記事ですが、MRI画像で嘘をついていることがわかるという内容です。

京都大学の先生が、サイコパスのうそつきの研究もされています。

まあ、この漫画のような托卵妻は、だいたい嘘をつきますし、浮気や托卵をしているというだけで、倫理から外れています。


対立関係は、夫ー妻のときもあれば、妻ー姑あるいは義姉妹(要するに小姑など)、あるいは義父の場合などもあります。他人だと、幼稚園であったママ友などもあります。会社の場合は、人事部が間に入って両方の問題を聞き取りしてくれるケースがあるので、わりと大企業でまっとうな倫理観のある企業であれば、そこに駆け込めばいいでしょう。
(中小企業の場合は、社長がブラックなこともあり、なかなか難しいです。)
しかし、夫妻の場合は、弁護士に介入してもらって、もう離婚調停といったところにいくしかありません。
配偶者の親、義父義母で、こういった人が毒親だったら、子供である、配偶者も教育上おかしかったり、もともと遺伝子的に脳に障害があって(ただ、私たちはわからないだけ)、生まれつき変なことを考えるのかもしれません。特に、反社会性パーソナリティ障害は、倫理観が真逆だったりしますので、実にやっかいです。(小学生から盗みをする子もいたりします。まあ、「札付きのワル」というタイプでしょうか。)


前にも毒親については、こういうコラム記事を書いています。
(なお、私は精神科医ではないです。会社の人事などでメンタルヘルスの問題にあたるようになったので、資格を持っています。他に、脳科学とAI、BIを主に研究しています。)

Kindleで100円なのでちょっと安すぎて心配ですが、こういった本はよいかもしれないです。
多くの自己愛性パーソナリティ障害の相手とつきあうと、多くの場合は普通の健康な人が傷つけられるからです。
(「人格障害」というのは「パーソナリティ障害」の昔のいい方です。ちょっときつすぎるいい方なので、最近変わりました。古い本には「人格障害」と呼んでいるケースがありますが、基本は同じです。)


こういったことが、「モラルハラスメント」として社会問題になっていることがわかると思います。

ぜひ、関係者はいろいろと勉強して、専門家でない人々を正しい判断ができるように、また患者が早く治療でトラブルのない生活になるように、導いていってもらえればと思います。

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!