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バカのリトマス試験紙 その6 ~いまだに「中国すごいね」と言ってる人~
いやあ、世の中、養老先生が名著「バカの壁」を書いてからでも、バカはまだまだちっとも撲滅されておりません。
「バカのリトマス試験紙」とは、「このテーマでこういうことを言っている人がいたら、まあたぶんバカでしょうね」と判定できるものです。
さて、今日の話題は中国ネタです。
よく中国人から「おまえ、嫌中なんだな」と初対面なのに、「おまえ」呼ばわりされます。ああ、さっすが中国人。お・げ・ひ・んwww
いや、中国人には、いいかげん「日本人の9割は中国だーーい嫌い」なんで、そして「先進国からは、6-9割嫌われてる」ってことを自覚しろよーって話なんだが・・・。まだ、わかってないんだ? 「1人だけが中国を嫌っていて、他からは好かれている」とでも思ってるのかなあ???
経済というのは生ものです。
また、政治もそうで、政治の場合は一応、何月に選挙があるとかで、何か月かの予定はちょっとわかります。でも、どんでん返しがあるかもしれないので、読めないこともあります。
経済の場合は、政治日程でわかるときと、経済リサイクルでわかるものもありますが・・・。日々変わっていくものです。
賢い人は、今どういう社会の流れかを理解していると思いますが、愚かな人は3年も5年も前のデータをちょこっと見たり、TVが垂れ流すゆがんだデータやプロパガンダ報道を見て、「あー、そうなんだ」と思い込んでしまいます。(あと、五毛党もいますねwwww)
さて、それがたとえば勉強嫌いな高卒で田舎の工場で勤務している人くらいなら、まあ、しょうがないかもしれません。
しかし、まさかの企業指導をするようなビジネスコンサルタントや、東京近辺で何種類も雑誌やネット情報に触れられて、かつ英語や中国のニュースを見れるような高学歴エリートや官僚、政治家たちが、変なことを言っていたら、それは「プロパガンダ」というものか、まじにバカか、調査不足か、誰かに洗脳されているかです。ああ、金もらってるのかもしれませんね。広告費か、賄賂か知りませんが。
中国の実態をこのようにニュースリンクを用意しました。
「中国すごいね!」のタイトルはもちろん、皮肉です(苦笑)。
中国は今、アメリカから大規模経済制裁を受けています。
中国人共産党員はもうアメリカに入れないとか、留学生も受け入れてくれないとか(技術を盗むからです)、アメリカで上場できないとか、ハイテク製品を輸出してもらえないとか・・・いろいろです。OKなのは、アメリカの農作物を輸入できるとか、その程度ってかんじです。
それに、中国は少子化がどんどん進んでいて、人口も減りまくりです。
また、日本も中国に技術を盗まれるので、安倍総理が「脱中国支援します」といって補助金を出しました。でもその前から、実は在中国邦人は毎年減ってきています。
中国の賃金も上がったので、多くの国は中国以外に工場を建てていて、「脱中国」「中国の世界の工場はもう終わり」なのです。
そもそも、中国元は日本円に交換できません。結果として、中国元は中国国内で使うしかないです。こんな不平等で、円やドルに簡単に変換して、自国にお金を送金できないような、最低の国に物を売るのは、無駄なのです。
結果として、中国はどんどん衰退していっています。前から、「繁栄する前に、国が年老いて、中進国止まりだろう」といわれていましたが、その通りになったのです。
もちろん、中国にも「今ちょうど儲かってる」という経済分野があります。それは、ウクライナーロシア戦争で疲弊しているロシアに何か輸出しているような企業だと思います。
車が売れているそうですが、実はウクライナ戦争以前は、日本の新車と中古車がロシアに輸出されていました。また、ドイツ車なども売れていたと思います。しかし、西側諸国は極力ロシアから買わないように我慢しています。
あと、中国では少しだけ低レベルの半導体も作っているようですが、アメリカや台湾、日本が輸出しなくなったので、その低レベル半導体を中国がロシアに輸出しているかもしれませんね。
さて、バカなことを言う人には、1つの特徴があります。
見ているものや、考えているものが1段だけで、表面的なのです。
下図のような氷山の一角というのを見てみましょう。
賢い人も馬鹿な人もだいたい、海面より上のところを見ます。
しかし、水面より下にも氷山がありますから、その下のところをどう見るかです。
![](https://assets.st-note.com/img/1663493446274-8TKQGhs3CS.png)
嘘をついている人の話を疑うことや、深い思考ができません。2段目3段目の思考ができないし、観察力がないのです。
バカな人は、この海中の部分を見ることができないのです。
さて、「中国すごいね」病の人が、みえていないこの海面下について、少し考えてみましょう。
一例として、上海の風景を見てみましょう。
観察: 中国にいったり、写真を見たら、きれいな高層ビルがたくさんあって、道路もきれいになっていた。一方、日本の新宿や大手町は古いビルだ。「おお、中国すごいね!」 たとえば、こういう写真ですね。(中国通の方のブログより引用します。)
![](https://assets.st-note.com/img/1663498013921-si6wchxIxX.png?width=800)
→ たしかに、かっこいいビルがたくさんあると「繁栄してる」と思うでしょう。しかし、上の氷山の一角は、外面ではわかりません。
(1) 実は、中国の名だたるこういう上海のビルは、6割しか埋まっていないビルがあります。6割だと、日本の東京のビルではありえません。東京だと6%くらいしか空室率はないはずです。6割もがらがらだとビルの不動産屋さんは、おそらく次の投資もできないし、倒産しかねません。
これはアメリカとうまくやっていたときは、中国企業も儲かっていましたが、今はアメリカは中国経済制裁していますから、金持ちアメリカ人はもう中国製品を買いませんね。ベトナム製品やタイ製品などもいいものがあるし、少し金持ちなアメリカ人は日本製品を買いますwww
日本の中古車も売れています。20年たっても、「まだぜんぜん使えるよ!」といって発展途上国では、大人気です。アフリカなどにいけば、現地の人は片方のライトがないとか、スピードメーターが壊れているなどの車でも、乗っています(笑)。 「日本車に乗ってる」というだけで、「おおー、かっこええー」ってことなのです。
(2) これは有名な中国の鬼城です。誰も住んでいません。ゴミです。最近は、もう古くなっているので、破壊するようになりました。誰も永遠に買ってくれないからです。
https://www.youtube.com/watch?v=R432uGHVi8I
(ついでに、通の人なら、この破壊方法が荒っぽいことがわかります。通常、日本でも米国でも爆破破壊することは多いですが、日米ではビルは完全に同じ敷地内ですとーんと垂直に破壊されて、変ながれきが横に飛ばないのです。つまり、爆破技術もろくにもってないことを意味します。)
要するに、中国人は自由主義市場をまったく理解できていないのです。「あ、これが売れそう」と思ったら、ゴキブリのようにわーっとそのビジネスをスタートします。いくら、人口が多くてもそんなにいりませんから、何割かは余ります。その結果、この状態です。
他には、レンタル自転車、EV車などがそうです。
(もちろん、最後までなんとかサバイブした業者さんはいます。しかし、マナーの悪い中国人ですから、壊れたまま放置とか平気でするでしょうねえ・・・。)
ちなみに、年中火災と爆発です。これをチャイナボカンと言います。
このビルはよくわかりませんが、倉庫が火災で燃える場合は、だいたい中の在庫をくすねて売った人が、ごまかしをするために、放火するから、倉庫は年中燃えます。賄賂や詐欺、泥棒などが多いです。証拠隠滅なのです。
これは、日本の昭和時代で成長期だったときです。ちょっと写真動画のフィルムの色が褪せているので、はっきりしにくいかもしれませんが、今とたいして変わりません。50年くらい前から日本はハイレベルなのです。
その時点で新品だった高層ビルは、だんだん古くなります。それを2,3年前にできた中国のビルと比較したら、古さは目立つでしょう。
しかし、日本だって別にビルの建て替えがないわけではないので、新しいビルをみたら、中国よりもっときれいで、精緻で品質が高く、100年近くもつビルができます。
特に最近の例ですと、渋谷です。再開発されているからです。
https://www.youtube.com/watch?v=7e4GJTR_8y0
10年ほど前ですと、東京駅と周辺ビルもきれいになりました。
しかし、中国はおから工事で、ビルが10年20年くらいしかもたないのです。
最近の日本です。ちなみに、都市別でいうと東京が世界一です。
関東平野の地上の見渡す限り、建物が建っています。他の国でここまで広くビルがあるのはあまりありません。
個人的に、東京の夜景が世界一美しいと思いますが、JALかANAの国際パイロットさんが「東京が世界一きれい」といっていたので、だいたいその通りでしょう。
(3) 都市別ランキングというのがあるので、リンクします。ちょっと古いですが、それでも、東京が世界一で、NYが2番です。
上海はやっと9位です。
しかも、日本は大阪なども上位ランキングしています。金融王国ロンドンなどと大阪はせっているともいえるでしょう。
(4) 中国人の若者です。「寝そべり族」というのと、「投げやり族」というが増えています。大学卒業しても、仕事がなく、ウーバーみたいな宅配しか仕事がなかったら、そりゃあ投げやりになりますよね。
(5) 金持ちも見てみましょう。こんなのです。「中国になんていたくないよー!」と思っているのです。しかし、人気のアメリカはもう移住させてくれません。それ以前に、中国から出国させてくれません。95%のパスポート発行が中止になっているらしいです。これはすごいですね。
(6) JRが教えてやった新幹線も、採算がまるっきり無視で大赤字です。
表面だけ真似しても、何も理解していない中国人の頭の中がわかります。
(7) 災害も正直、超ど級です。この中国で発生する災害の動画をご覧になると、あちこちで、日本の10倍50倍の規模で災害があることがわかります。
(はっきりいって、防波堤工事やダム工事なども、根っからのおから工事だらけなので、おそらく人災かなと思います。)
https://www.youtube.com/watch?v=b_y3dEVp6Uw
中国人は自分をニラだといいます。政府が勝手に摘んでいくからです。それほど人権もないし、いつ死ぬかわからないのです。
もうあれもこれも書いていると死にそうなので、いったんこれで終わります。
(1) 表面だけ見ない。
(2) できるだけデータで見て、他のと比較する、経年で何年かを見る。
(3) 現場の実際を見せてくれる報道やSNSなどもよく見比べる。
(4) 人間の場合は、本能に逆らうのは難しいので、そこの民族のミームを理解することです。例えば中国だと、「中華主義」「宗族主義」「張り子の虎」「体面ばかり重視する」「手抜き、嘘つき、ごまかし」などです。
さて、地政学学者の奥山先生が中国を分析していますので、こちらの動画で終わりたいと思います。
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