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「ぎょうさんたまねぎ天」 誕生ストーリー

今日は京かまぼこ大栄の人気商品となった「ぎょうさん玉ねぎ天」のお話をしたいと思います。
当店は、業務用の製造卸がメインで、お客様からのご注文に応じて物をお作りしておりました。
しかし、コロナで突然京都の観光が止まり、そのあおりで、お客様からの注文がゼロに。

そんな時、
「玉ねぎ入った練り天ないの?」
最初は知り合いの一言からがきっかけでした。

「お客様からの注文が無いなら、自分からとことんこだわった商品を逆に作って世の中に提案してやろう!」
と思いました。

ぎょうさん玉ねぎ天

コロナでもう1つ参加しはじめたのが、ズーム等のオンラインでの交流会。
このころは、製造があまりなかったのもあり、積極的に交流会に参加しました。
困っているのはうちだけではなく、同じように困っている方が多くいらっしゃいました。

そしてここで素敵な農家さんと出会い、こだわりにこだわった
安心安全な食材を手に入れることが出来るようになりました。

兵庫県多可町産の玉ねぎ
淡路島の洲錦(しまにしき)

現在では兵庫県多可町産の玉ねぎと、淡路島の洲錦(しまにしき)を仕入れることになり、「ぎょうさん玉ねぎ天」が生まれることになります。

「ぎょうさん」というのは、たくさんという意味。
他にも「ようけ」や「ようさん」など言う地域もありますね。
たくさん美味しい玉ねぎとすり身を味わってほしいと思い名付けました。

玉ねぎがぎょうさん入ってます

あの人のあの一言がなかったら作っていなかっただろう。
あの人と出会わなければ作っていなかっただろう。

商品は自分一人で作るものではなく、
与えられたチャンス、与えられた出会いによって
協力しあってできるものだと思いました。

ぎょうさん玉ねぎ天は、そんな農家さんとの共同作業です。
よろしかったらぜひ、お試しくださいね。

オンラインストアでは6個入りから販売


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