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鳴門のうずしお天 開発ストーリー

こんにちは。京かまぼこ大栄です。今日は旅館経営のお客様と取引させていただいたお話をしたいと思います。
今回ご紹介したいのは、兵庫県淡路島、鳴門でわかめ漁もされており、
ご夫婦で旅館(観潮荘)を営んでおられるお客様です。
鳴門ということで、渦潮をイメージしたいとのこと。
もちろん、ご自身のわかめもふんだんに使う蒲鉾です。

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さっそくアイデアとすり身を練る私。
こういう何かを一緒に生み出すお仕事は、とてもわくわくさせてくれて、大好きなお仕事の一つです。さっそくわかめをお送りいただき試食いたしました。
肉厚で食べ応えのある食感!!で、もちろんとても美味しいです

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大きさは旅館で出しやすいものということで、ちょっと小ぶりな感じに仕上げてほしいというリクエストでした。

わかめは、塩抜きをしっかりして、そして食感が出るようにとあえて茎を刻んで練り込んであります。
そしてわかめの色がきれいに出るように、白揚げに。

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渦潮ということで、今回は丸い蒲鉾の真ん中に渦潮をイメージした焼印を入れようということになりました。
焼印は今まで直火式を使用していましたが、今回は初めて電気式のものを使ってみることにしました。
いろいろ探してみた結果、初回お試し価格があったのもあり購入を決定!

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さて、電気式のものを使ってみた感想ですが、温度の上がるタイミングと焼いていくスピードを合わせられれば効率よく出来そうだと感じました。
初回は温度が下がりすぎて、ちょっと時間がかかりました(^^ゞ

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何度か試行錯誤の末、試作品完成!
サンプルをお送りしたところ、「即オッケー」をいただき、とても嬉しく思います。苦労がふっとぶ瞬間です。

今回の鳴門のわかめとの出会いで、今度は大栄オリジナルの商品を企画することになりました。
そのお話はまた次回に!


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