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舞台
薄汚れた純白の壁に囲まれた
小さな部屋に篭りきり
書き殴った言葉も今は昔と
アルバムに綴じられたカビが語る
もう何もしないし何もされたくも無い
吟遊詩人の歌を聴かせてくれたなら
別れも告げずこの世の果てまで旅に出て
諦めと些細な期待を連れだって闊歩する
伝えたい事なんて独善的な告白で
バーガンディのシャツがお気に入り
足りないくらいがお似合いだから
余白に隠した陳腐な息吹を愛おしむ
何者にも成りたくないし成れもしない
生き方マニュアル読み漁り
何処で何をしようが自分だろうと
ほざいて行き着く場末の廃品置場
毎晩詰め込む念仏に安寧はなく
死んだお前を腹の底から羨んだ
どうせ明日が来ないなら
わざわざ望む事もないだろう
幕が降りたらカーテンコール
何処にいようが変わらない
下駄を飛ばしてウラオモテ
それで今日の終りが晴れるなら
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やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール