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三日月
夜がお空に染みる頃
異国に旅立つ太陽に
月のほっぺは照らされて
飛行機雲に擦り寄った
寒さが積もる足元に
誰かが落とした思い出と
語るでも無く寄り添えば
月の光が差し込んだ
目覚めた星のそれぞれと
新たな出会いを夢想して
誰も知らない明日へと
行かねばならぬか行くべきか
そんな思いと裏腹に
顔色一つ変えないで
明日の僕も僕のまま
変わらぬ今日に辿り着く
月のほっぺが膨らんで
まあるくなったら萎んでく
それなら僕も僕のまま
ほっぺを萎ませ膨らませ
月を眺めて生きましょう
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やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール