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躓いたって構わないさ 視点も転げて見渡せば 掴める物もあるだろう 道端張付きどこを向く 余…
わけっこわけっこ わけっこしよう おっきなくっきい ちっちゃいあめも ぱきっとわって ばら…
パンの耳たぶ束ねたら 朝のテレビは時刻表 猫は見えない影を追う 茹でた卵は宇宙船 バターナ…
昔からあるけど 何かを始める時 そこは新しい場所 掃除をしたり 模様替えしてみたり 元に戻し…
人生のプラン 備忘録は紛失した 賛同者の数を 逆恨みの根源まで遡る 笑ってなんぼ 嘘つきの…
駐車場のアスファルト ノイズが描く斑点に 行き交う車の摩擦音 無造作に置かれた傘 持ち主は不…
どんな時も さり気なく 心のどこかには居て 私の視線が 何気なくも 温もりと同義として たとえばすでに 失くしていても 悲しみに支配されず 共に語らい 共に迷って 変わり続ける事を ほんの少しの 否定もしないで 素晴らしい答えなどなくても ただ ただ 見つめ合えるもの
労働者の生まれ あくせくしたところで 明日の希望は振り向かない ちんたらしてみたら 今日の暮…
有体の 私をどうか ご覧なさい 言葉は夜に 隠したままで 誘惑も 純情ばかりの 花を添え 迷い…
唐突に訪れる 前触れのない離別は 心の眉間から 止まる事のない 紅い魂が溢れ 風は後悔を囁き…
組んだ足を入れ替える 孤独に馴染んだパイプ椅子 暗い座面の扁平は 無言を決め込む数年目 外…
口笛を吹いたら 猫があっかんべ よく見る顔だが 名前も知らん お前こそ誰だ なんて顔してら …
その日暮らしと嘯いて 保険はいくつか入ってる 持病を抱えた反り腰は 抜け道だらけのシステム化 世情と噂に目を配り 愚痴とぼやきのブローカ野 哲学小径をてくてくと 息を潜めてモンモンと 孤独は元来気分屋で 酒でもしゃぶれば天の声 居ても立っても思いつき 月でも見たなら飛びかかる