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アメアガル

駐車場のアスファルト
ノイズが描く斑点に
行き交う車の摩擦音
無造作に置かれた傘
持ち主は不在のまま
雨が上がるのを待つ

やけに疲れた身体
何をしていたのかも
すぐには答えられず
降り頻る雨を眺め
僕を知っている人を想い
雨が上がるのを待つ

そろそろ帰らないと
暗くなると迷子になって
いつか記憶からも消え
今日の雨のように落ちる
君を知っている僕は一人
雨が上がるのを待つ


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壱貫亨治
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール