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【探究コンペ:採択者にインタビュー!#3】義務教育課程で探究を行う必要性はなにか~教育探究科学群の存在意義とは~

探究コンペ採択者にインタビュー第3弾!
教育探究科学群では「探究コンペ」という授業外での探究活動を経済的に支援する制度を用意しています。探究コンペでは学生の作成した探究計画書を教職員が評価し、妥当性があり実現可能な計画であると認められた場合は、探究活動の補助となる資金を獲得できます。

今回は、2023年2Qのコンペに採択された田野尻碧寿さんにお話を聞きました。


■田野尻 碧寿さん(教育探究科学群1年生)

探究コンペのテーマ:
義務教育課程で探究を行う必要性はなにか~教育探究科学群の存在意義とは~
<概要>
この活動では「義務教育課程で探究をする必要性」について調査し、日本の探究教育の現状を明らかにします。
今回は、主に文献を用いた日本における探究の歴史や義務教育についての調べ学習と、実際に現場で探究活動や教育に関わる方々へのインタビューを実施する計画です。
これらの調査結果をもとに考察し、教育探究科学群の存在意義の明確化と学群全体の意識向上をねらいとしています。そして将来的には、平等な探究体験を行える、探究が当たり前の社会を目指しています。

ー探究コンペに応募しようと思ったきっかけを教えてください!

探究コンペの説明会の前に風の噂で存在を聞きました(笑)高校時代の探究を大学でも続けたいと思っていたことと、先生にも相談しながら進めたいと思ったので、応募が始まってからすぐにテーマを決めて取り組みました!


ーこのテーマに取り組もうと思ったきっかけはなんですか?

もともと頭の中でふわっと考えていたことではありますが、高校時代に探究活動を行う部活動に参加し3年間探究を行っていた経験が影響していると思います。
また、家族に学校の先生がいて学校のことについても話すことが多かったので、高校までの学校教育でも探究が取り入れられていることも関心を持つようになったきっかけの一つです。


ーどのようにテーマを整理しましたか?

実は、探究というものが本当は無くてもいいのでは?という疑問やこのまま探究を続けて良いのかという不安もあり、まずは探究について調べてみようと思いました。
将来的には学校で行う探究を私たちの学群の卒業生や在学生が支えられたらいいなという気持ちもあります。


ー提出書類の作成に要した期間はどのくらいですか?

書類自体は3日間で書きました。最後の日はゼミ室にこもって書いて、それでも終わらずに帰宅後も続きを書きました(笑)似たようなものは書いたことがあったのですが、ここまでしっかりとしたものではなかったので、今回はより詳細に書くことに注力しました。
期待効果や測定方法の部分は書きながらも不安が大きい部分でした。


ー大変だったのはどんなところですか?

一番苦労したのは、先行研究を調べたことです。似たものがあったらあまり意味がなくなってしまうと思ったので、しっかりと調べることができました。


ーコンペの結果発表についてどう感じましたか?

発表当日はずっとドキドキしていました(笑)友達には心配しすぎと言われてしまいましたが採択と聞いたときはとても嬉しかったです!


ー結果発表後のフィードバックの印象は?

教員からのフィードバックがしっかりとしていて、自分の計画の課題にも気が付くことができました。
話をしていく中で、曖昧だった部分が整理できてよかったです!


田野尻さん、ありがとうございました。
探究コンペ制度を活用した今回の探究活動の成果を期待しています!


■桜美林大学 教育探究科学群の情報はこちら


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