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【探究コンペ:採択者にインタビュー!#5】心を開く英会話カフェ preparation事前探究

探究コンペ採択者にインタビュー第5弾!
教育探究科学群では「探究コンペ」という授業外での探究活動を経済的に支援する制度を用意しています。探究コンペでは学生の作成した探究計画書を教職員が評価し、妥当性があり実現可能な計画であると認められた場合は、探究活動の補助となる資金を獲得できます。

今回は、2023年2Qのコンペに採択された福本奏葉さんにお話を聞きました。なお、今回インタビューには参加していませんが野村彩花さん・伊藤茜さん・本田拓巳さん・宮本慎也さんを加えた5人グループでの応募でした。

プロジェクトリーダーの福本さん

探究コンペのテーマ:
心を開く英会話カフェpreparation 事前探究
<概要>
この活動では高校生を対象とした英会話イベントを実施するための事前研究として、「話しやすい環境は何か」についての空間的条件、人間科学的条件、システム的条件の3つの観点から探究を行います。研究結果をもとに理想のイベントの形をシミュレーションし、学群生を対象として模擬実験を行い、そのフィードバックを通して実際に高校生を対象としたイベントの実施に向けて計画を作りこみます。
今回の探究活動では、まずインターネット・書籍を通じての情報収集と、類似イベントへの参加・有識者への聞き取り調査による情報収集を実施します。その情報をもとに模擬実験・振り返りを行い、次回以降の探究コンペではさらに探究を重ね、本格的にに高校生の英会話イベントの実施へと繋げていく計画です。


ー探究コンペに応募しようと思った理由を教えてください!

高校で取り組んでいたイベントを大学でもやってみたいと思ったからです。
コンペを活用しようと思ったのは、高大連携を自分でやってみたいというところもあり、せっかくなら大学の制度を使ったほうが良いと考えて応募しました。


ーこのテーマに取り組もうと思ったきっかけはなんですか?

高校時代の先生が英語のディスカッション大会など、英語を使ってコミュニケーションをとるイベントを企画していたことがきっかけです。私だったらもっとこうしたいな、という点も多かったので、それを実践してみたいと思いました。
今回のコンペ企画もその高校の先生と一緒にやってみたいと思っているので、改めてお話しする機会を設けていただけるようにお願いしています。


ーイベントへの想いをもう少し詳しく聞かせてください!

英語ができる人は「話すことが大事」や「勇気をもって話す」とよく言います。私は今の英会話学習に疑問を持っていて、受験英語と英会話を混ぜながら取り組むことで、より良い学びになるのではないかと考えています。最終的には受験英語の勉強にあたり、会話の際にも役立てられるような方法を考えたいと思っています。しかし、現状ではそこまで取り組むのは難しいと感じているので、まずは英会話をする場所をつくることから始めたいと思っています。

今回の企画も英語が苦手だけど憧れがあるというメンバーにも入ってもらっているので、その観点も大切にしたいと思っています。
また、今回のイベントには学校の先生にも参加してもらう予定です。大人に学習者(学ぶ立場)として入ってもらい、参加する高校生には大人になっても学ぶことができるんだという観点で見てほしいと思っています。


ーどのようにテーマを整理しましたか?

コミュニケーションに影響力を与える3つの観点(環境的要因はなにか・人間科学的要因はなにか・システム的要因はなにか)について、KJ法などを使ってメンバーと整理しながら、テーマを絞り込んでみました。例えば、「こんな時はよく話せるよね」や「こんなコミュニケーションは聞きやすいよね」といった点を整理していきました!


ーコンペの提出書類を作成するのは大変でしたか?

書類の作成はとても大変でした。いかに深みを持たせつつ、伝えたいことを的確に伝えるのかを考えて書きました。他のメンバーには、自分の言葉をわかりやすく直してもらったり、計画を立てるのを手伝ってもらったり、さまざまな点で協力してもらいました。
書くのにかかった時間としては、およそ1週間ぐらいです。


ー書くときに参考にしたものはありますか?

特に参考にしたものはなく、書式をみて自分たちで考えながら書きました。


ーコンペの結果発表についてどう感じましたか?

他の応募者の様子が分からなかったので、採択に関しては不安がありました。一方、やりたいことを達成するために採択されないと困る!という気持ちもありましたね(笑)


ーフィードバックの印象はいかがでしたか?

予想以上にお褒めの言葉をいただきました(笑)
そこは素直に嬉しかったです!



福本さん、ありがとうございました。
探究コンペ制度を活用した今回の探究活動の成果を期待しています!

■桜美林大学 教育探究科学群の情報はこちら


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