瞑想と共に大切なこと / 瞑想会14日間チャレンジ 〜9日目〜
瞑想を習慣にしていくと、少しずつ身体の感覚や感情に敏感になっていきますよね。
精神的に満たされていくと、
怒らなくなって穏やかになっていったり、
心配事やストレスが減ったり、
中には食の好みが変わったりといった変化も現れてきます。
食の好みというのは曖昧なもので、
自分では「〇〇がスキ」
と思っているものが、
実は依存だったり、
慢性的な身体の状態の影響なんてことはよくあります。
わかりやすいのは「糖質」
ご飯やパン、パスタ、スイーツなんかが典型ですね。
パン好き、パスタ好きの人のおよそ90%(自社調べ)は隠れ貧血だったりするわけです。
これは簡単に言うと、
『慢性的なエネルギー不足』
ヘム鉄の不足によって酸素供給が十分にはいかず、
細胞でのエネルギーが作れないが為に、
燃料となるブドウ糖を欲してしまっています。
その結果、糖質を多く含むものが食べたくなったり、
意識が向いたりします。
さらに糖質を多く含む食事は、
脳内のドーパミンやβエンドルフィンといった快楽物質を増加させます。
そのため、
味覚情報から「美味しい」「甘い」という認識と、
ホルモンの働きによって、
「甘いもの」=「気持ちがいい」「嬉しい」「楽しい」
といった記憶回路が形成されます。
そうなると薬物依存と同じ状態であり、
これを「糖質中毒」というわけです。
※糖尿病やうつ病のきっかけとなります。
■瞑想をすると甘いものが欲しくなくなる?
瞑想をすると甘いものを欲さなくなるのか?
欲さなくなる人もいれば、
制御できるようになる人もいる。
エネルギー不足の原因は酸素供給量の低下なので、
瞑想で深い呼吸が身についてくると、
日常的に呼吸が深くなり、
体内の不必要な二酸化炭素の排出と、
十分な酸素取り込みができるようになり、
細胞に供給されていくようになります。
それだけではなく、
エネルギーが不足する状態というのは、
エネルギーを使いすぎている状態とも言えるわけです。
日々の様々な思考のループに陥ってしまうことで、
DMNによって多くのエネルギー消費が発生してしまいます。
瞑想で思考が穏やかになり、
「今」に対する集中力が増してくると、
省エネ状態になっていってくれるので、
今までのようなエネルギー量が必要なくなってきます。
必要ないので、
慌ててエネルギーを供給しなきゃ!なんて事にならないということ。
「糖質は良くない」なんて勘違いをしている二元論者もいますが、
エネルギーを作るためには必要不可欠なものです。
もちろんタンパク質や脂肪からブドウ糖を取り出すことが体内では起こりますが、
エネルギーに変換されるまでの時間の違いや、必要な材料の違いもあるので、糖質制限や断糖をする場合は、自分の身体にとってそれをやって大丈夫かという判断がはじめに必要になってきます。
その判断をせずに行うことは自傷行為と同等なのでまず心の状態を整えたほうがいいですね。
そして、味覚の変化や食の好みというのはもちろん糖質だけでは無いので、
瞑想習慣を身に着けていくとともに、日常的にも体の感覚を意識して、食事のバランスを整えていくことが、瞑想でより深い気づきを得やすくなるためにも必要不可欠となってきます。
■結論
・身体が真に求める食を取ることも習慣とすることが大事
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