Kyohei Takizawa

ランドスケープ・プランナー、編集者

Kyohei Takizawa

ランドスケープ・プランナー、編集者

マガジン

  • habitazine

    • 3本

    『ハビタ・ランドスケープ』の著者・滝澤恭平が編集するジン。

最近の記事

広島水辺探訪(その一) 京橋川

広島に来ている。街中を流れる川や大通りの先に、抜けがあって山を望むことができるのが素晴らしい。南の山塊は、瀬戸内海に浮かぶ似島の安芸小富士。ちょうどよい距離感で山に囲われた感じの街だ。山水都市という言葉が想起される。 京橋川の水辺 京橋川の岸辺を歩く。八月末の太陽が照りつけるが、大きな緑陰樹が木陰をつくっていて救われる。緑地になっている堤防の法面に接してマンションが連なっており、バルコニー部が緑と水面に向いており、気持ち良さそう。この立地は、マンションの価値にプレミアムを

    • 台風後、井の頭公園の湧水復活と地下水話

      台風19号の翌日、井の頭公園で、湧水が復活していました。 場所は北西のエリアで吉祥寺通り裏崖線下あたり。七井の池と呼ばれただけあって、まさに七ヶ所ぐらいの湧水があちこちに。結構な流量で触るとすこしぬるい感じ。崖線直下ではなく、公園のゆるやかな平場を進み、池の園路舗装の手前で噴き出しているパターンがほとんどだった。台風の後、関東ローム層下の武蔵野礫層が飽和して、池周辺の園路付近まで地下水位が上がったのだろう。 同じく北側のハンノキ林が生えていたエリアでは、最近の公園管理で窪

      • 馬場正尊×滝澤恭平×渋谷健太郎「ランドスケープから見るエリアデザイン」で話したこと

        2019年8月2日CITY LABO TOKYOで行われたハビタ・ランドスケープ出版記念トークイベント「ランドスケープから見るエリアデザイン」で公共R不動産の馬場正尊さんと、『ハビタ・ランドスケープ』著者・滝澤恭平が話した内容を以下にまとめました。 馬場さんとの出会い筆者の滝澤と馬場さんの出会いは、2004年のCET(Central East Tokyo)という神田、日本橋エリアをリノベーションで熱くするアートイベントの頃。 日本にリノベが広がる初源期だった。 馬場さん:

      広島水辺探訪(その一) 京橋川

      マガジン

      • habitazine
        3本