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大学生活で一番身に付いた事


今日大学の卒業が確定し5年間(1年の休学を経て)の大学生活が終わりに近づいた。
改めて大学生活を振り返ってできるようになった事は何だろうと振り返ると1つの事に気がついた。

大学に入って一番成長できたこと、一番自分の中で変化したこと

それは自分のやりたい事、好きな事を他の人に言えるようになった事だ。

1.大学に入るまでの自分

小、中、高校と自分の事について話す事は苦手だった。
特に、自分の内面を知られてしまうような誰が好きとか、どんなアイドルがかわいいとか、どの高校に行きたいとか、将来やりたい事を友達に言うのがあまりできなかった。
その理由はいろいろあると思うが考えを否定され、自分を否定されてしまうのが怖かったのだと今ならわかる。
そのため、友達グループで話すときは聞き手に回る事の方が多かった気がしている。
だが、最近はこんな事を将来やりたいんだよねって話す事に何の抵抗もなくなってきた。

2.大学生活で変化した理由

自分をあまり出せない事は大学に入ってからも続いた。
たわいもない話なら抵抗なくできるのだが、〇〇に挑戦したい〇〇をやってみたいとおおっぴらに言う事は苦手だった。
それがここ1年で大きく変わった。

1つ目の理由は本気でやりたい事が見つかったからだ。
日本で働く外国人の労働環境を整えたい、暮らしやすい国にしたい目標が見つかったことは大きい。
それまでも貧困に興味を持ったり、AIESECの活動に力を入れていきたいなどやりたいことはあったが、心からやりたいことか、人生かけてやりたいかと言われると答えきれなかった。
なぜやりたいことが見つかったかというと、現場に足を運ぶことで何ができるかわかったのとnoteなどで経験を言語化し続けたからだと思っている。

2つ目はやりたい事を伝える機会をたくさん経験した事
1つ目にあげた、やりたいと思ったことを話す機会があったからだ。留学コミュニティで帰国後に話したこと、就職活動での面接で面接官に対して僕はこれをやりたいですと何度も話す機会があった。
伝える機会が増えるとどんどん、やりたい欲が高まってくる。そして、
1度口に出すと自分に嘘をつかないためにやらない選択をとらないようになり、完遂するために努力することができることに気が付いた。

3つ目の理由は否定されない友達関係ができた事だ。
この3つ目の理由が一番大きいかもしれない。AIESECでできた友達、留学コミュニティの仲間、就職先の人、彼らに話してもやりたいことを否定されることがなかった。
だからこそ怖がらずに伝え続けることができるようになった。もし、日本の職場環境変えるなんてできないよ、とか意識高すぎじゃねとか言われていたら僕は自信がなくなり心が折れていたと思う。
だから、肯定してもらえるコミュニティや友達がいることは生きていくために不可欠な気がする。もし否定されたらそのコミュニティから抜け出せばいいだけかもしれないが。

3.これから大切にしたい事

社会人になってからも様々な人と話す事はあると思うが自分の気持ちを偽らずに伝えていきたい。
やりたいことを伝える事の最大の利点は応援してくれる人ができることだ。
外国人労働に詳しい人を紹介してくれたり、アイデアにアドバイスしてくれる。そうやってできる事の幅が広がっていくのだろう。
周りに恵まれた事に感謝しつつ、経験を言語化し・たくさん伝える機会を作り・素晴らしいたくさんのコミュニティにこれからも属していきたい。