外国人が働きやすい職場環境を作っている企業について
ここ1年、入管法が改正したこともあってか外国人が働く職場環境が劣悪だというニュースが増えている。
もちろん、ハラスメントや賃金未払い、長時間労働を強いている企業があることは間違いないのだと思うのだが全てが全てそうではなく、ごく一部に過ぎないと感じています。
この間、静岡県庁の方とお話しする機会があり、このことを強く感じました。そこで今回は静岡県で外国人を親身に受け入れて日本人・外国人が共に働きやすい環境を作っている企業をいくつかご紹介しようと思います。
企業が働きやすい環境を作るために行っている工夫
会社独自で日本語教師を委託させ、さらに外国の人が日本語の勉強をしている時に日本語社員も同席させることで、日本で働くためにどれだけ努力しているのか知ってもらうようにしている
地域のお祭りや地域の掃除に社員と一緒に参加することで、社員だけでなく地域の人とのつながりを作っている
6カ国から実習生を受け入れている企業では毎日日替わりでそれぞれの国歌を流している。自国の国歌が流れると嬉しいし他の国にも愛着がわくようになるから
養鶏場で働いていた実習生が母国に帰ったあと養鶏場を立ち上げるにいたった
あと、企業の取り組みとは別ですが静岡県では県が1年目の実習生向けに日本語を教えている。そうすることによって企業の垣根を超えた実習生同士の繋がりができて日本語の上達以上にいい効果が生まれているみたいだ。
ここからは僕の憶測になりますが、昨今の人手不足によって外国人を採用したい企業が増えている一方、初めて受け入れる企業にとってはどのようなことをしたらいいのかわからないのではないかと思っています。
だからこそ、このような企業が行っている工夫をシェアして知ってもらい他の企業も取り入れることができれば色んな文化を持った人にとって日本が働きやすい国になるのではないかと感じています。
そんなサポートを今後していくことができたら理想です!