左足首断裂の恐怖

たまにあります、リハビリ中に怪我。この怪我は2011年で群馬でプレーしていた時期のことです。
右膝の半月板と軟骨のクリーニングの手術からの復帰前日に足首の靭帯を3本切ったことがありました。

①切れ方の謎

これが今でもわかりません。シュート練習でプレーが切れたから、戻ろうと思って軽く切り返しをした瞬間に

ブチ

なんの音かわかりませんでした。離れていたチームメイトでも時間が経つに連れてスパイクがきつくなり、歩くのも痛く家に帰る頃にはどんどん腫れていき、次の日の朝にはテニスボールが埋め込まれたくらい腫れていて靴なんてとてもじゃないけど履けないくらいでした。

②診断

その時日曜日だったので、月曜に病院に行きMRIでの画像診断。
結果は足首の外にある3本の靭帯が全部切れていると。
色々な思いがありました。
「そんなことある??笑」「復帰までどれくらいかかるんだろ」「仕事どうしよう」

そんな自分を察したのかこんなことを。

「選択肢は二つある。手術して3ヶ月。それか手術なしで1ヶ月で治す方法があるからそれを試してみる。でも失敗したら復帰まで6ヶ月かかる」

一応選択肢は与えられましたが、手術なしを即決しました。簡単です。早く復帰してプレーしたい。それまでに2ヶ月離れているからこれ以上離れたくない。そんな感じですよね。 今思えば後々にも怪我してこういう選択するけど全部手術は拒否です。 

③リハビリ

当時の自分は某スポーツクラブでスイミングインストラクターをやっていました。これが今回のリハビリのキーになっていました。
最初に2週間はいたってシンプル。

「まずギプスで固定。松葉杖も使用。でもプールでの仕事をやるためもあるけど、仕事中はギプスを外すこと。水の中でひたすら足首を回して靭帯が硬くくっつかないようにする。それが今回のキー。 あとはひたすらバイクを漕いで心肺機能を落とさない。」 

これを2週間徹底すると。 1ヶ月のうちもう2週間そこに使うの? って疑問はありましたが、信じてやるのみです。 幸い仕事は週5であったのでトレーニングする時間も多く、足首をたくさん回せました笑

そして2週間後の診察(怪我してから3週間)

「今週からジョギング、来週からスプリントとかターンやってね。その次の週にMRIでも動作も問題なかったらもう大丈夫」

大丈夫?? もう走れるの?? 松葉杖まだ使ってましたけど?? という感じで、さすがに信じていいかはわからなかったですがもう後にも引けず・・・・。
グランドで恐る恐るランニング。 でもそれで走れたから驚き。
もともと心肺機能は落とさないようにしてたので、問題なかったので足に痛みが出なければどんどんぺースを上げていけました。

ただターンだけはさすがに怖さがありそこは躊躇していました。なにせ何もないところでターンして切れたので。 でもあっさりできるもので。ボールを蹴るにはさすがにバンテージやテーピングでしたが、そうして1ヶ月であっさり復帰まで辿りつきました。

③その後

その期間に公式戦がなかったため試合をやる機会はありませんでしたが、トレーニングはちゃんとできていましたし、期間が空いた後の試合にも問題なく出場できました。

今でも一応足首をサポートできるソックスやテーピングがないとボールを蹴る時怖いですが、それがあれば何も問題なくプレーできます。 むしろ右より左のほうがしっかり固定されている感じもあり、蹴る分にも不安はありません。(技術的に蹴れるかどうかは別問題。でもそんなに変わらないかも)

こうして危ない橋を渡るリハビリの初回がこんな感じでした。
その後の膝の靭帯より復帰までかなりリスクはあったような気が今でもします。
治療方針に関してはリスクも考えながら決めましょう。

長文になりましたが読んでいただきありがとうございました。
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Kyohei Kimura
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