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Vol. 6 「フロンティア精神」

開いてくださりありがとうございます。宜しくお願いします。


これから求められる人材の一つは、「フロンティア精神」を持っている人々です!

今日はその「フロンティア精神」に関して、この3つのテーマで書いていこうと思います。

1、「フロンティア精神とは」

2、「アメリカ人と日本人の差」

3、「道は作ればいい」



1、「フロンティア精神とは」

そもそも「フロンティア精神」とは何でしょうか。


「フロンティア精神」とは、簡単に言うと、

誰も踏み入れたことがないような環境に飛び込み、第一人者としてその道を開拓していく精神のことです!

元々はアメリカの開拓者たちが、未開の地(フロンティア)での生活経験を通して培った気性のことを言います。


現在の日本人は、このフロンティア精神を持っている人があまりにも少ないように思います。例えば今回の新型コロナウイルス感染拡大において、おそらく日本人は大きく2つのグループに別れたと思います。

1つは、「コロナの影響を受けない、安心・安全・安定を得ることができる場所に行きたいと思うグループ。」

もう1つは、「自らが能動的に動き、コロナ後の安心な暮らしを自らの手で作り出すんだという意思を持つグループ。」

新型コロナウイルスの感染拡大は、正直誰も想像していなかった出来事であり、その後の未来はまさに「未開拓の地」です。そこに自らが足を踏み入れ、豊かな暮らしができる場所へと開拓していこうとしている後者のグループの人々は、「フロンティア精神」を持った人々と言えるでしょう。

指示待ちではなく、自分が将来を開拓するんだという意思を持った人々を、今の社会は望んでいます。


しかし、これはよく考えれば当たり前のことのように思えます。なぜ日本人は前者のような”指示待ち状態”の人が多いのでしょうか?



2、「アメリカ人と日本人の差」

前述したように、「フロンティア精神」とはアメリカの開拓者たちがモデルとなって作られた言葉です。従って、アメリカには「フロンティア精神」を持った人々が多いのです。企業も日本の大手企業のような年功序列制度は存在せず、完全実力主義の文化が深く根付いています。

なぜアメリカには「フロンティア精神」を持った人々が多いのでしょうか?

その理由は、

失敗を恥ずかしいと思っていないから!

です。

これはアメリカに来て身に染みて感じていることです。彼らは失敗を全く恐れていません。そのため、新しいことにどんどん挑戦します。何回も何回も失敗しまくります。そしてその失敗を次に活かし、より良いものを作って行きます。そのような人々が生まれるのは、挑戦して失敗した人をバカにして、嘲笑ったりせず、励まし、お互いに鼓舞し合う環境があるからです。

日本はどうでしょうか。新しいことに挑戦して、失敗する人はいつも目立っています。目立つということは彼らがマイノリティー(少数派)であるからです。多くの人々は、自分が挑戦し、失敗した時に陰口を言われたり、笑われたりすることを気にして何も行動しようとしません。


これからの時代では、新しいことに挑戦する人たちを増やし、社会全体の空気を変えていく必要があると、私は思います。


3、「道は作ればいい」

新しいこと、前例のないことをやる時には、人間誰もが不安になります。しかし、形がなく、やる前は想像もできなかったことを成し遂げた時の達成感は、自分にとって大きな自信になります。

私が通っていた福岡の柳川高校は、昔からテニス部が強い伝統校で、テニス部出身の人たちはそのままプロに進むか、日本の大学に進学するというのが鉄板の流れでした。

私はその中で、自分にとって刺激のある場所に行きたいという思いからアメリカの大学に進学という道を選択し、実現させました。もちろん、前例がなかったため、英語も話せない人が異国の地で一人でやっていけるのだろうかという不安がかなりありました。その時に私を後押ししたのが、「道を作り、後輩たちの道しるべに自分がなりたい」という思いでした。

実際に、私が卒業して以降、アメリカの大学進学を選ぶ後輩が毎年出ているので、1つの事例になれたかなと思っています。自分が作った道を誰かが参考にして、通ってくれる、非常に嬉しいことです。それが私の行動のモチベーションにもなっています。



今日は「フロンティア精神」について書いてきました。どうだったでしょうか。以前の記事(Vol. 3 「変化」)で書いた「変化に柔軟な人」に続き、「フロンティア精神を持っている人」は、今後間違いなく日本の社会に必要な人材です。私自身も、常に新しいことに挑戦し続け、失敗を繰り返し、成長して行きたいと思います。


今日も読んで頂き、ありがとうございました。もし私の記事を気に入ってくださった方がいれば、フォロー、スキ、コメント宜しくお願い致します。



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