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心の孤独

不登校の当時を思い出して、なんだか伝えたい思いが溢れてきた。


学校を休んだ日、カーテンを閉め切った薄暗い部屋でただただ1人遊ぶ時間。

見てない何かに怯えながら過ごしていた。

「私、何してるだろ?」と扉に写る自分を見つめた。

学校に行けたとしても、狭くて暗い部屋で1人自習をする。

頑張って来ても、これじゃ学校に来た意味が分からない。

涙を流すことも少なくなかった。


本当に「何のため」って考えることが多かった。

学校に行っても行かなくても、何の答えもでない。

私って、何のために生きてるの?

そう思っても仕方がなかった。

何をしても、1人。

誰かに話しかけられても、答える元気もない。

だけど、私は誰かが差し伸べる手を待っていた。

ずっこ心は1人。

誰かにしがみついて、助けを求めたかった。

「もう大丈夫だよ」

って、安心できる環境が欲しかった。


この思い、誰か知っていますか?

当時の人は誰も知らないはず。

だからこそ、回復して来ている私だからこそ、今の支援者に対して伝えたかった。

子どもの心を1人にしないで。

孤独は、目に見えるものだけじゃない。

心の中を孤独にさせてほしくない。

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