これ以上、傷つく親子を増やさないために…
今日のニュース、見ていて色んな感情が湧いてきます。
悲しみ、怒り、悔しさ…
不登校当事者であり、今では支援者の私。
そんな今、目に飛び込んできたニュースに対しての思いを話してみようと思います。
正直、よく聞くことだなぁとも思いつつ、それを公の場で発言することへの疑問を感じました。
じゃあ、当事者がはっきり言います。
私の不登校の原因は、
先生です。
学校です。
よく、親と話すのは、学校に原因があるから家にいるんだよねって。
家が嫌なら家にはいない。
学校は嫌だから行かない。
それが、人間の心理ではないかなと思います
だから、原因は多くの場合、学校にある。
それなのに、責任を親に押し付けるのは違うと思います。
ましてや、一番親は何もなかった立場なのに、どうして…
子どもの立場の私がなぜここまで向き合うのかというと、私の場合、今となれば一番の味方でいてくれます。
あの時、沢山喧嘩もしたし、親なのに他人の様に感じたこともありました。
でも、それでも親は一番に私のことを思い、学校へも話し合いに行ってくれたり、私とも沢山の時間向き合ってくれました。
そんな親でも、今も「本当はもっと親の事責めてもいいんやで」と言います。
そんなこと、私にはできません。
だからこそ、今沢山の大人に言いたい。
「不登校は親の責任」なんて言えますか?
親の苦しみ、知ってますか?
私は、親でもないし、親になったこともないから、もちろん分かっていないかもしれないです。
でも、側で見ていたからこそ、分かることもあるんです。
一番の被害者は、子どもと親なのです。
傷ついた子ども、それを必死に守ろうとする親。
この親子に、あなたならなんて言葉をかけますか?
それは、「親子だけで抱えないで…」ですよね。
押し付ける前に、手を差し伸べるべきです。
子どもは、親だけで育てているのではありません。
一般的に見ても、色んな方と関わって子どもは育っている。
なら、不登校の子だって、いや、不登校の子こそ、色んな人と関わって沢山の安心を身に着けて育っていくのが理想なのです。
でも、それを理想と言っている今も、すごくすごく悔しいです。
そんな今、自分に出来ること、それは、訴え続けていくことだと感じています。
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