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満足度95% キリンアカデミアセミナーアンケート結果と考察

先日のキリンアカデミアセミナー、事後アンケートがあがってきました。
総勢90名ほどご参加いただき、42名の方がご協力くださいました。
フリーアンサーの感想も多くお寄せいただき感謝感謝です。

セミナーの詳細はこちら↓

アンケート結果の一部をシェアします。


■満足度

なんととても満足・満足を合わせて95.3%。
キリンアカデミア代表の根津さんによると、平均80%くらいとのことで、今回非常に満足度が高かったとのこと。


■印象に残ったパート

今回のセミナーは、
①社会課題として離婚家庭の養育の現状
②リーダーシップ論や起業ストーリー
の2つの切り口に分けて告知&応募、当日も2部にわけてお話しました。

申込の時点ではリーダーシップの方に関心を寄せて応募いただいた方が多かったのですが、事後アンケートでは社会課題がより多く印象に残ったようです。

「リーダーシップを学びたくて参加したけれど、共同養育について初めて聞き学びになった」といったご感想もあり(逆もあり)、一般の方に共同養育を知っていただくには、リーダーシップや起業ストーリーとセットでお届けするのは有効な手段だなと実感しています。

■ご感想

多くのご感想もお寄せいただきました。ありがとうございます。
以下、一部を公開します(ご本人へ掲載許可いただいております)。

知っているようで知らないことがあり大変参考になった。子供にとっての親が増えていく、と考えることを知り、この考え方が広まればよいと思った。
大人の都合で子供が不利益を高じないような社会、考え方が重要と感じた。
実際は感情が先行し当事者同士では解決が難しいと感じるので、りむすびの活動が助けになるはず。 このような起業をされたしばはしさんのことをもっと知りたいと思った。

ビジョンは変わらないものだが、社会・課題の変化に合わせて変遷していく、という点がとても印象に残りました。
また年間22万名もの子供たち(内、7割が親に会えない)が離婚によって悩んでいるという現状を初めて知りました。
核家族化が進み、どの世代も頼れる身近なコミュニティが減っていく中で、こういった子達が孤立しない取り組みの大切さを感じました。

社会課題に対し、経験者だからこその視点からのアプローチが目からうろこでした。離婚に際し、夫婦関係のさらなる悪化を避けられる方法があることがより多くの人に知られると夫婦関係に疲弊する人が減らせるということが分かって大変有意義な講演でした。

当初、資料をちゃんと読み込んでおらず、「共同養育」というものを両親でなく、肉親以外の方々も含んだもの(映画の「沈没家族」のような)かと思っていたため、思っていたのと内容は違いましたが、勉強になり、パワーをもらいました。
離婚は一般的になっており、ニーズはとても多いと思います。また元配偶者と円滑にやっていくための方法は他の人間関係で参考になると感じました。
またしばはしさんの、ただでは転ばない生き方、迷いのない選択と発言、得意な人に頼ること、人をぐいぐい引っ張るリーダーではないと言いながら、パワフルなエンジンとして機能することなど参考になりました。心に響くコトバもメモらせてもらいました。

他にも
・子どものために共同養育は大切と
・子どもの気持ちはどうやって聞くのか知りたい
・行政の関与も必要
・知り合いに離婚している人がいるので考える機会になった
などなど、共同養育の考え方を初めて知ったというご感想などもいただきました。


■りむすびの活動への関心度


セミナー内で面会交流支援の様子の動画をお流ししたこともあり、りむすびの面会交流支援に関心がある方が52%もいてくださり、このご縁を機にともに活動くださる仲間ができたらうれしいですね。


面会交流支援や共同養育普及を行う共同養育アシスタントの詳細はコチラです↓


■考察

これまで、企業向けに共同養育を知っていただける機会を模索していましたが、
・離婚というワードはネガティブにとられがちで扱いづらい
・離婚を考えている方は周囲にバレることが心配で参加しずらい
といった懸念点があり、なかなか一歩が踏み出せずにいました。

☑️「離婚」ではない切り口
「社会課題&起業ストーリー」のセットであれば、企業としても人材育成の視点でポジティブに捉えてもらえ企画にしやすく、かつ社員の方にとっても視野を広める機会になり、今後、他の企業へご提案しやすいと実感。

☑️企業内大学へのアプローチ
キリンアカデミアさんは有志活動団体だからゆえに決断も早く自由度も高く、企画から実施まで1.5ヶ月くらいのスピード感でした。
私も元電力業界会社員でありましたが、企業本体での企画となると、稟議をあげて決裁して予算つけて…と手続きも根回しも煩雑ですし、そもそも通らない可能性も高い。
となると、今後も企業内大学的な活動をしている有志団体へアプローチしていくのは有効な手段だということも知る機会となりました。

☑️起業ヒストリー
思いがけず、私自身の起業ヒストリーやリーダーシップ論がお役に立てそうなことも確認できたので、スタートアップ系のセミナーなどに起業を切り口で参入し、事業紹介として共同養育を知ってもらうのもひとつだなと。

*お読みくださったみなさまのお勤め先でも開催したい!関心がある!という方がいらっしゃいましたら、コチラからお問い合わせください。

☑️ご縁からのご縁
今回の2つの切り口でのセミナーは、二枚目の名刺プロジェクトメンバーで奇遇にもキリン社員さんであるさかきさんのアイデアによるもの。
二枚目の名刺とは、有志の社会人メンバーとともに団体の課題を解決していく3ヶ月間プロジェクトなのですが、もとをたどれば二枚目の名刺さんの取り組みのおかげ。
このプロジェクトでも、かけがえのないすばらしい仲間とめぐりあえて、11/19にはプロジェクトメンバーが最終報告をしてくれます。この件はまたnoteに書きますね。

二枚目の名刺PJの仲間たち
右上がキリンさかきさん。
今後も一緒に活動していきたい!!


あらためまして、企業向け初!キリンアカデミアさんでのセミナを企画くださった根津代表、さかきさん。そしてご参加下さったみなさま、アンケートをご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。


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