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りむすびADR認証から1年、弁護士×カウンセラー研修会しました

りむすびが法務省からADRの認証を受け、あっという間に早1年。
認証による信頼度はもちろんですが、なによりADRによる協議方法を望んでいた方がこんなに潜在的にいらしたのか、ということを再認識するほど、多くの方にご利用いただくことができました。

弁護士の調停人も4名に!
そして、思いある弁護士の方とのご縁が続き、まもなく+2名も参画いただける予定です。ご縁って舞い込んでくるものなのだなと実感してます。

りむすびADRの特色は弁護士+カウンセラーが同席で協議を行うこと。そして、協議を行う前にカウンセラーが夫婦のわだかまりをできるだけ解消したうえで条件決めにのぞめるよう土俵づくりのお手伝いをすること。

離婚後も、親同士として争わずに関わり続けるためにADRは建設的にに話し合いが行える可能性がかぎりなくあると感じています。

もちろん、思うように協議が進まないというケースもあります。それはどんなケースかというと、、
・両者またはいずれかが建設的に話し合いを進めようという意欲がないこと
・両者のパワーバランスが明らかに違うこと
といったところでしょうか。

ADRってどんなふうにやるの?と気になる方へ、オンラインでのADRの再現映像のアーカイブもございますのでぜひご活用ください。


さて、ADR協議の案件を1年間やってきたなか、まだまだ私たちも学ばなくてはなりません。特にカウンセラーは法律の専門家ではないので、ADR法の解釈などをインプットする機会が必要です。
そこで、りむすび調停人が集まり、ADR研修会を実施しました。

<主な質問事項>
・ADRが不成立になった際に、調停に行くケースと裁判に行くケースについて
・依頼者から「ADRが不成立になったらその後どうなる?」と聞かれた際の模範的な対応
・両者がADRを希望していてもふさわしくないケース、調停がよいケースについて
・ADRの最中にいずれかと面談をした際の対応
・国際結婚にADRは利用できる?
・我々の規程上、事実婚も扱ってOK?

などなど、日頃のお問い合わせやケースに触れるなか、疑問に思うことなどを棚卸し、弁護士の調停人から法的な解釈の視点で多くの学びの機会をいただきました。

離婚しないに越したことはないけれど、離婚やむなしなのであれば、子どものために親同士が争わないでほしい。そのためにも争いにくい協議方法があることをひとりでも多くの方に知ってもらいたい
そんな思いで、今後もADRサポートはもちろんですが、ADRの普及活動も行ってまいります。
みなさまのお役に立てるようサポートしてまいります。

ともに活動くださる弁護士の方やカウンセラーの方、ご関心ある方はお声がけください。rimusubi@gmail.com


よろしければサポートをお願いします。いただいたサポート費用は共同養育普及に活用させていただきます!