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【りむすびnext⑤】真逆な性格 もめるのはこんな時|50代の再婚  

出会いは7年前とはいえ、おつきあいして1ヶ月で入籍同居。
全くもめずに順調に… なわけなくてですね。振り返れば思い出せないレベルの小さなことではありながらも、本質的には同じようなことで調整が必要なケースがいくつかありました。

前提として私と彼のパーソナリティまとめ

<私>
・O型 ・せっかち ・早口 ・猪突猛進 ・直感重視 ・おおざっぱ 
・即決 ・こうしたい!がある ・甘え上手 ・受け取り上手
・感情の起伏あり ・顔に出る ・末っ子(兄がいる)

<彼>
・A型 ・物静か ・まめ ・丁寧 ・気が利く ・優しい
・熟考 ・合わせる方がすき ・支えたい ・役割があるのが好き
・心が安定 ・顔に出ない ・長男(妹がいる)

どれも些細なもめごとではあるものの、不協和音になる傾向として、本質的にはこの3点が要因と分析しています。

①彼が主人公である事柄に対して私が介入し私のペースで進めようとする時
②先に彼の意向を聞いた時、彼の「こうしたい!」が私の意向とズレがある時
③期待している言葉が返ってこなかった時

はい。つまりはすべて「自分の問題」でした。
具体的な例をあげてみましょう。先にお伝えしておくと、私の未熟さが露呈されることであり自覚しております。

①彼が主人公である事柄に対して私が介入し私のペースで進めようとする時
彼のメガネを買いにいったときのこと。度数をはかってもらいレンズをいれたメガネを装着してみると、おもいのほかクラクラして歩きづらいとのこと。
レンズを変えてもその症状は変わらないという説明を受けたので、私の選択は「キャンセルする」一択。モゴモゴしている彼に「断れる?私が店員さんに言ってあげようか?」と彼に判断を迫る。そのとき、彼がはっきりしない態度だったので「どうするの?どっち?」と追い込む。
後から聞くと、彼としては「店員さんに時間を割いてもらったし、使う機会もあるだろう」ということで購入するつもりだったとのこと。

もうひとつの例を。
彼には遠方に子どもがいるのですが、子どもとの過ごし方について、つい職業柄や自分の子育て経験からあれこれ要らぬアドバイスをしたり、ついつい介入しすぎて、ついには「もっとこうやって育てたほうがいい」といった子育て論の押し付けまでしてしまう。彼は慈愛と信念をもって子どもの成長を応援しているのに、さらなる改善を強いようとしてしまう。

彼は決して言い返すことはないのですが、同居序盤のころに「僕にもペースがある」と言われた一言にガツンとやられ猛反省。せっかちで猪突猛進、日々即決行動で生きている私とは時空が違うんですよね。

以来、たまについニョキニョキっと介入モードが出てしまうものの彼のできごとには介入しすぎないようにと気をつけています。
悪気がないところがまた問題で、結局のところ「自分が正しい」になってしまっていたんだと思います。

②先に彼の意向を聞いた時、彼の「こうしたい!」が私の意向とズレがある時
これはどう言うことかというと、こんな自由奔放な私でも、彼の意向を叶えてあげたい!と思うこともちゃんと多々あるわけです。
彼が人生において大事にしたいこと(仕事の時間を十分にもつこと、子どものことを考える時間をもつこと)においては100%コミットで私も大事にしたいと思っているのですが、かなり小さいしょうもないことでこのトラブルは勃発します。

先日、中華街に行ったときのこと。有名な水餃子のお店に行き「水餃子でおなかいっぱいになりたい!」という野望を抱えながら、彼に「何食べたい?」と聞くと、「チャーハン食べたい」と。
私の心の声「えっ、餃子の皮ですでに炭水化物なのに、追い炭水化物するの?!ここ餃子の名店なんだから餃子をいろんな種類食べたいのに。。私胃が小さいからチャーハン頼んじゃったらもう他に餃子食べられないもん。。えーー、ほんとにチャーハンなのかな、適当に言ってるだけかな。もう一度聞いてみよう」
私「チャーハン食べたいの?」
彼(満面の笑みで)「うん!」
 
私の心の声「ここは大人にならなくちゃ。「チャーハンでお腹いっぱいになるのいやだから餃子と青菜炒めにしようよ」って言ったら望みを叶えてあげられないからここは我慢しよう。」
と心に決めたものの、チャーハンが運ばれてくるとなんとなく心の雲行きが怪しくなり言葉少なげに。
彼がよそってくれようとしたのですが、「私いらない」と反抗的な態度をとり、後出しで「チャーハンでおなかいっぱいになりたくない」と不満を告げる。
「僕、なんでもよかったんだよーーー。ごめんね」となぜか彼が謝らならなくてはならない状況に(ほんとかわいそうすぎる)

帰り道歩きながら、なぜ不機嫌になってしまったかを話し謝ると、「食べるものにこだわり全くないから外食のメニューは全部好きなものを選んでもらって美味しそうに食べてくれるほうがうれしい」と言ってくれて解決となったものの、これはまさに、言わないと伝わらないのに言わないで不機嫌になるという、まさにNGコミュニケーションの権化!をやってしまったわけですね。

③期待している言葉が返ってこなかった時
これもまたしょうもない話ですが、3日間ほど私が息子の家に行っていて久々に自宅に帰ったときのこと。「会いたかったでしょ?」と聞くと、「うん。平日いてくれるの助かる」という返事が。
「助かる???」えっ、会えて嬉しいとかじゃなくて助かるって????
この一言が私の逆鱗に触れてしまい、「わたしは家政婦じゃなーーーい!(料理以外してないけど)」「家にいるからって仕事してないみたいに思わないでぇーーー」とさわぎだす。
彼(蚊の泣くような小声)「えっ、そんなに話飛んじゃったの?」
「悪い意味じゃないんだよ。僕は助かるって言われるのうれしいから良い意味の言葉なんだよ」と。
私「人が傷ついたんだからまず謝るのが先だ」(ぎゃんぎゃん)
とコンタクトが吹き飛ぶ勢いの眼力で彼を睨み怒っているアピールをする。

書けば書くほど私のやばさを露呈していることに気付かされます(汗
いやはやいやはや
婚活している際に、とある男性に「しばはしさんはいいけれど、りむすび代表がくっついてくると大変」と言われたことがあるのですが、まさかのりむすび代表よりプライベートの方が手がかかるということが判明しました。

ということで、結論言いたいのは、夫婦でもめることがあった時は、間違いなく相手の問題ではなく「自分の問題」であるということを証明するできごとでした。
相手を自分の思い通りにしようという思考が諸悪の根源なのですよね。


ここですごいのが彼がまったく心乱れることなくいつもと変わらないところ。
りむすび代表の顔とプライベートに落差があり、最初は彼も戸惑ったようですが、今では「自分がやったことがないことは導けないけれど、感情の起伏なく心の安定を保つことは経験があるから生涯かけてガイドしていくね」と言ってくれていてありがたすぎます。甘んじないよう謙虚に過ごします。
プライベートの安定がりむすびの活動の飛躍にもつながるので、りむすびのメンタルケア部長として伴走してもらい、生涯かけて日々の心の安定を彼から学ばせてもらう旅に出ようと思います。

愛の定義
もめごとがあると、お互いが心で対話を始め理解を深められるのはよいところでもあり、彼が「愛ってなんだろうね」と。
彼にとっての愛の定義のひとつに「相手が居心地良く過ごしやすい環境をつくること」とのこと。
確かに私はこの家に来てすごく居心地良くてなんの不満もない。心地よくいられるよう見えないところでたくさん工夫や気遣いをしてくれていて、深い愛に包まれているんだなって。
私にとっての愛は「相手が大事にしたいことを大事にすること」。
果たしてできてるかはわからないし、まだまだこのトピックの深掘りは道半ばなので長期的に探求していきたい。

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