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就活おすすめnote

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共同通信の採用担当がピックアップしたおすすめ記事です。若手記者による取材note、コンテンツ制作の裏側。就活生向けイベントレポートも。職員のリアルをお届けします!
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2023年2月の記事一覧

大学受験を巡る親子の愛憎が生んだ事件 教育虐待はなぜ起こるのか 「母という呪縛 娘という牢獄」齊藤彩さん(元共同通信記者)インタビュー

2018年3月、琵琶湖の南側に位置する野洲川の河川敷で、手足や頭のない、体幹部だけの遺体が発見された。県警の捜査で身元は近くに住む58歳の女性と判明。死体遺棄容疑で逮捕されたのは、同居する当時31歳の娘だった―。 5年前に滋賀県守山市で起きた「母親殺害・死体遺棄事件」の真相に迫るノンフィクション「母という呪縛 娘という牢獄」が昨年末、講談社から出版されました。 犯行の克明な描写から、大学進学をめぐって対立する母娘の壮絶な日々の記録に至るまで。濃密な取材結果が詰め込まれたこ

【エンジニア長期インターン報告】QUICを利用した報道写真の高速送信

自己紹介所属:早稲田大学基幹理工学部 名前:加藤響 趣味:珈琲(自分で淹れるのもお店で飲むのも好き) インターンの参加時期と頻度:2022年9月~11月の約3ヶ月間、週2回程度出勤しました。 応募のきっかけもともと情報が整理され発信されていく過程に関心があり、募集要項にネットワークについての記載があったため、ニュースの配信システムなどに関わることを期待して応募しました。 3ヶ月で取り組んだ内容課題 共同通信のフォトグラファーは、撮影した写真を東京・汐留の本社にインターネ

“撮影罪”創設で被害は防げるのか 取材現場で感じたジェンダー問題とは 「アスリート盗撮」著者インタビュー【後編】

共同通信運動部の報道をきっかけに、JOC(日本オリンピック委員会)や警察当局も規制強化に動き出した「アスリートの性的画像問題」。 今回の note は一連の取材を担った鎌田理沙記者と品川絵里記者のインタビュー後編です。 法整備の課題から、スポーツ取材におけるジェンダーバランスまで。若手記者2人が現場で感じた問題点を詳しく聞きました。(聞き手=大津支局・三村舞) インタビューの前編はコチラ↓ ■ 法律で取り締まることはできないのか――今回のキャンペーン報道では、被害の実