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就活おすすめnote

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共同通信の採用担当がピックアップしたおすすめ記事です。若手記者による取材note、コンテンツ制作の裏側。就活生向けイベントレポートも。職員のリアルをお届けします!
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記事一覧

【密着】知られざる本音に迫る!刑務官の新人研修

こんにちは。高松支局の広川隆秀です。 僕は2023年9月中旬から11月の約2カ月半、香川県の矯正研修支所で行われた新人刑務官の「初等科研修」に密着取材する機会を得ました。 全国各地の刑務所や拘置所で働く刑務官。 あまり身近な存在ではなく、近寄りがたいといったイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。 このnoteでは「刑務官ってどんな人?」、「新人研修って何をするの?」といった疑問に答えるべく、全ての刑務官が経験する新人研修を紹介したいと思います。 ◆刑務官の登竜門「

ワシントン特派員リポート~「息ができない」自由の国アメリカから今、伝えなければならないと思っていること

はじめまして、ワシントン支局の金友です。 私がアメリカに赴任したのは2020年5月のことでした。新型コロナウイルス感染症が世界中に広がった後で直行便がなく、スーツケースを抱えて降り立ったニューヨークの空港は人影もまばら。まるでホラー映画のようでした。 その頃にアメリカで何が起きたか、皆さんは覚えておられるでしょうか。 息もできない現状“I can’t breathe.” (息ができない) 20年5月、アメリカ中西部のミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性のジョージ・フロイ

いいことずくめのうまい話なんて…あった!漁師の新たな選択肢「完全受注漁」とは

こんにちは。大阪経済部の我妻美侑です。 私は岡山支局員だった昨年の夏、新たな漁業の形を生み出したご夫婦を紹介する新聞用の記事を書きました。そこでは書き切れなかった話を盛り込んだ「47リポーターズ」が、今年1月に公開されました。 記事はこちらです。 皆さんは普段、魚を食べていますか?私はお寿司や海鮮丼が大好きですし、定食屋さんの焼き魚、煮魚も大好きです。一方、さばいたり調理したりを面倒に思う気持ちから、自宅で食べることはほとんどありません。周りでもそういう人は増えている感

26卒の方必見?!共同通信のインターンシップを紹介します

こんにちは。共同通信採用担当の石崎です。 26卒のみなさん、そろそろ「夏インターンどこ申し込むか考えなきゃな~」と考えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。夏休みの大事な期間を使って参加するインターンシップ、できれば有意義な時間にしたいですよね。そんな情報収集中の皆様、今回は2023年に実施した共同通信インターンシップの様子やインターン情報をお届けします。最後に申し込み方法についても記載しています。ぜひ申し込んでくださいね! ■ スケジュール例◇DAY1 インター

「万博、本当にできるんですか?」若手記者が見て聞いて感じたこと【開幕1年前企画第3弾】

2025年大阪・関西万博開幕1年前企画のラストを飾る第3弾。今回は大阪の若手記者の「正直レビュー」です。 開幕500日前を迎えた昨年11月末以降、大阪府内の至るところに、公式キャラクター「ミャクミャク」があふれるようになりました。沿道のバナーや鉄道のラッピングなど、今や日常生活で「万博」に触れない方が難しい毎日。担当ではなくても、大阪の記者という立場上、避けては通れません。そんな中で取材を続ける若者は、この“国家的メガイベント”をどう見ているのでしょうか。 1970年大阪

戦争を経験した101歳が記者に教えてくれた言葉。そして、偶然の連続が導いた奇跡とは…

「人生は宝物を作る過程です」 これは、戦争を生き抜き、地域の歴史を本に記し続ける101歳の男性からいただいた言葉です。 私の胸に深く残り、思い出すたびにやさしい気持ちになれます。 今回のnoteでは、記者が偶然の連続で101歳の小野寺宏さんと出会い、さらなる奇跡のような偶然で、約900年の時を経て、平安武士の兄弟の末裔が巡り合うことになった物語をご紹介します。 ■ 陸軍士官学校56期生との出会いこんにちは。大阪社会部の中川玲奈です。 私は大学時代、日本史を専攻してい

ふとしたきっかけで踊り子に…県外出身の私たちが心奪われるまで

■「にわか連」に心奪われはじめまして。「踊る阿呆」の伊藤美優です。昨年4月から共同通信社徳島支局で記者をしています。皆には「デイジー」と呼ばれますが、なぜかは分かりません。 私が初めて阿波おどりを見たのは、昨年の春でした。入社式で初任地が徳島と伝えられ「阿波おどりと渦潮…?ワカメ?」くらいの知識しか持ち合わせていなかった私は、ひとまず引っ越してから1週間後にあった「春の阿波おどり」というイベントに行ってみました。 「わ~これが阿波おどりか~楽しいな~♪ヤットサー♪」 「

なぜ“今更”この問題を記事にしたのか。『感染者が立ち寄った店』知事のひと言で客は消えた…老舗ラーメン店主の絶望 を取材した記者が答えます

1月に共同通信が公開した記事「『感染者が立ち寄った店』知事のひと言で客は消えた…老舗ラーメン店主の絶望 行政のコロナ対応は本当に妥当だった? 今考えたい感染症対策」に、SNSで寄せられたコメントです。 たしかに、この記事で取り上げたのは、コロナ禍初期の2020年に当時の県知事が感染者の立ち寄った店名を公表した出来事です。なぜ、今この記事を出そうと思ったのか-。 ■ ラーメン店の敗訴こんにちは。徳島支局の米津です。高松支局の牧野記者とともにこの記事を担当しました。 新型コ

そもそも万博って何?歴史をひもといて見えてきた「意義」とは

2025年大阪・関西万博の「迷走」ぶりを分析し、歴史的意義を考えた「大阪万博、500日前にこの状態で本当に開催できるのか?」。後編の担当は大阪社会部の伊藤怜奈です。 記事はこちら 【前編】 【後編】 この記事の前編を振り返った、同時公開のnote前編はこちらから。 「万博って何なん?」 取材のきっかけは素朴な疑問でした。「万博」「万博」と何度も記事に書いたけれど、私自身、万博について何も知らなかったんです。東京で生まれ育ったZ世代。もちろん過去の万博は行ったことがな

「迷走」する2025年大阪万博、何でこんなことに?

2025年4月、大阪に国際的なビッグイベント「万博」がやってきます。12月に入り、大阪の街は公式キャラクター「ミャクミャク」のポスターや、前売り券購入を呼びかけるお笑い芸人のCMであふれるようになりました。 とはいえ、歓迎ムード一色かと言うとちょっと怪しい。その理由は、万博の準備が「迷走」しているからです。開催費用の多くを占める公金が膨らみ続ける一方で、花形の海外パビリオンは準備が遅れ、展示の目玉はいまだに何なのか、よく分かりません。大阪社会部で行政取材を担当している私たち

阪神大震災から28年、当時を知らない若者たちが“誰か”の体験を伝える意味

「どうして私のことを取材しようと思ったのですか?」 昨年11月、阪神大震災を語り継ぐ人々にお話を聞く中で出会った米山未来さん(28)は、取材者である私にそう尋ねました。 あの大災害の発生から28年。当時の状況を直接知る世代も高齢者が増え、記憶や教訓の継承と風化の防止が年々大きな課題になっています。 神戸支局で阪神大震災の取材を担当している私は、今年の取材テーマを「震災を経験していない世代の継承活動」に決め、こういう記事を書きました。 記事でも紹介した米山さんは、被災当

「ずっと一人で生きてきた」元受刑者が学生たちと交流する理由

こんにちは、高松支局の広川隆秀です。 僕は今年1月に、香川大学の学生団体が手がける刑務所出所者との交流事業について取材し、以下のような記事を書きました。 この団体の名称は「さぬき再犯防止プロジェクト」。英語名の Prevent Re-Offense Sanuki の頭文字を取って、PROS(プロス)と呼ばれています。再犯防止を目的に刑務所を出所した人たちの居場所づくりを支援するという、学生の取り組みとしては全国的にもかなり珍しい団体です。 皆さんは「再犯防止」や「加害者

福島原発事故を伝え続ける

はじめまして。大阪社会部の西村曜といいます。 普段、大阪市役所の担当をしているのですが、継続的に東京電力福島第1原発事故で生活が大きく変わってしまった福島の人々についても原稿を書いています。 日々の担当業務とは別に、自分の追いかけたい分野の取材を続ける記者というのはままおりまして、わたしもそんな一人です。 先日、冒頭のようなことを先輩に言われて、今回のnoteを書くことになりました。日本中に原発事故を取材する、もっともっと優秀な先輩記者たちがいるので偉そうなことは言えな

羽田航空機衝突事故の「その後」を追って

年明けから衝撃的なニュースが相次いだ2024年。 今回は、1月2日に起きた羽田空港滑走路で起きた日本航空(JAL)と海保機の衝突事故に遭遇した、乗客の「その後」を追った記事の裏側をお伝えします。 ■ 「まずは現場に」こんにちは。社会部の助川尭史です。私は昨年5月に大阪社会部から東京本社の社会部の配属になり、普段は国税庁の担当記者として、主に経済事件や税に関するトピックスを扱っています。 ただ、ひとたび大きな事件や災害が起これば担当に限らず、多くの記者で取材に当たるのが東西