いつのまにか他人軸になってたわたし。【かもあき講演会~アフターコロナ時代の自由な生き方 女の道編】感想・漫画
2020年12月12日、鴨頭明子さんの『かもあき講演会~アフターコロナ時代の自由な生き方 女の道編』にZOOMにて参加させていただきました!
幸せに生きるってどんなこと?
自由に生きるって何?
そんなお話をしていただきました。
わたしにとっての幸せ、それは「家族と毎日ニコニコすごすこと」
少し前のわたしは、ただの日常を全然幸せなものと感じてませんでした。
いつも何かに追われ、
「こんなはずじゃなかった」
「今の自分は本当の自分じゃない」
自分のしたいことができてない、ストレスだらけの日常にうんざり、毎日イライラ不機嫌そうな顔をしていました。
その思想の根底にあるのが「何かをなさなきゃ生きてる意味がない」そんな考え方でした。
わたしはいつも誰かと何かを比べ、自分の方が上と思って優越感に浸ったり、自分の方が下と感じて劣等感に悩まされたりしてきました。
常に他人の目線を気にして、他人から見た自分を整えることに必死でした。
その一番古い記憶ってなんだろうって考えた時。
思い浮かぶのが幼稚園に入園したころのこと。
当時からお絵描きが大好きだったわたしですが、幼稚園で「なんでもいいから好きな絵を描いてみましょう」と画用紙を一枚手渡されて、さんざん悩んだあげく、描いたのはおにぎりひとつ。
みんなの絵が掲示板に貼りだされました。他のお友達がお姫様やカッコイイロボット、好きな動物の絵をイキイキと描いている中、わたしの大きな画用紙にはまんなかにポツンとおにぎりがひとつだけ。
なんだか恥ずかしかったんです。
何を描いたらいいのかわからない、好きなように描いて「下手」って笑われたらどうしよう、そんな思いにかられていたのをなんとなく覚えています。
わたしの絵を見てお友達がコソコソ笑っていたようにも感じました。
そんな幼いころからの筋金入りの他人軸のわたし。
わたしをよく知っている人からしたら、意外かもしれません。
おしゃべりも達者でよく笑い、よく泣き、勉強もよくでき、仕事もテキパキとこなす……そこまでいったら言い過ぎか(笑)
でも人によってはそんな印象を抱いている人もいるかもしれないです。
それだけわたしは「他人から見た自分」を演出し、人に合わせて演じ、浮きすぎないよう、沈みすぎないよう、ちょうどいい立ち位置にいることに神経をすりへらしていました、無意識のうちに。
そしてだんだんと承認欲求がエスカレートし、「人に評価される自分」でなければいけない、いつしかそんな考えにとらわれるようになっていったと思います。
けれど現実にはわたしはそんなに秀でた人間ではなく、勉強はそこそこできても社会にでれば何の役にも立たず、むしろ効率が悪かったり、マイペースだったり、機転が利かなかったりと、どんどん自分の悪い点ばかりに意識がフォーカスされ、理想の自分と現実の自分のギャップに勝手に苦しんでいました。
いよいよ鬱状態になってきたころ、かもあきさんの「かもあきTUBE」に出会いました。
かもあきさんのおっしゃることは、これまでの自分の生き方とは真逆のことばかりで目からウロコ!!
「そんなの自分に失礼だよ」
「そんなに上に立ちたいか?」
「自分の頭で考えないで人に合わせるのって、ラクしてるだけじゃん」
他の質問者さんからの質問への回答なのに、グサグサ自分に刺さる言葉たち!
優秀じゃない自分にバツばかりつけてきて、評価されないと生きてる意味ないとまで思っていた日々は一体なんだったんだろう?
かもあきさんは今回の講演でもおっしゃっていました。
「みんな生まれた時は自分軸だったんだよ。いつの間にかよけいなものたくさんつけて他人軸になっちゃってるだけ。わたしがそれをはがすんじゃないよ、みんなが自分ではがすの!」
わたしにはまだまだ他人軸の泥がついてます。
そりゃそうだ、40年ものの泥、へばりついてて当然です。
けど、ひょっこり顔を出したちっちゃい自分軸のわたし。
ごめんね、今まで見ないフリしてて。
これからは自分の気持ちに向き合うからね。
ぎゅーっと抱きしめて、いっぱいかわいがってあげようと思います。
かもあきさん、今回も素敵な講演会を本当にありがとうございました!!
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